石島小夏のおうちごと♪

色鮮やかでやわらかい日常をほわほわ紡ぐ…!

2人で親になるためにしていたこと

結婚当初、夫の家事に文句を言った時に返されて、忘れられない言葉。

「そっちは家事10年選手だけど、こっちはまだ始めたばかりの新入社員みたいなもんなんだから、いきなり同じレベルは求めないで。」

ついつい「自分にできることは夫にもできるはず 」と思いがちな私はこの言葉で目が覚めて、夫に求め過ぎなくなったら楽になりました。

以前、米国の女性管理職が「男性はI'm awsome.(俺って凄い★)と考えている人間が多いのに対して女性はそう考えられない人の方が多い。その思考の違いが女性管理職がなかなか生まれない理由だ」的な話を述べている記事を読んだことがあります。
上の夫の言葉は私の思いやりや想像力が足りなかったから生まれた言葉ですが、もしかしたら「I'm awsome. (私って凄い★)」と思えない女性(妻)が多いから、「自分にできることは夫にもできるはず 」と気付かないうちに高いレベルを夫に求めてしまって、できない夫に苛立つ→夫もやる気を失っていく、という悪循環が起きやすいのかも知れませんね。


こんなやりとりから2年が経ち、妊娠がわかった時、私は夫にこう伝えました。

「家事歴は私の方が長かったけど、親になるのはお互い初めてなので、スタート地点は同じ。一緒に新しい命を育んでいきたい。」

とは言え、身体や気持ちが日々変化する私と違って、身体の変化の無い夫の方が「新しい命を授かっている」という実感が薄いのは自然なこと。
加えて、世の中の妊娠出産に対する情報はまだまだ女性向けのものが圧倒的に多いので、自然と私に入ってくる情報の方が多い。
そこで、夫が妊娠・出産・子育てに前向きに取り組めるよういくつか工夫していたことがあるので、まとめてみました。


①「子育てを一緒に楽しみたい」という情熱を伝える。
私が夫にも妊娠・出産・子育てに関わって欲しいと思った理由は、子育てが本当に楽しみだったから。
もちろん大変なことも多いだろうけど、そこも一緒に受け止めて、子育ての楽しい部分やこどもの成長に対する感動を私が独り占めするのではなく、2人で味わいたかった。
加えて、やっぱりひとつの命を一人で背負うには責任が重過ぎて、たぶん私は耐えられないし、そこも2人以上(夫だけでなく祖父母や保育園、シッターさんなども含める)の人が関わることで親もこどもも穏やかな家族でありたい。
そういったことを言葉に出して伝えました。

②検診に一緒に行ってエコーを2人で見る。
本当に小さな命がお腹の中で育まれていて、動いたり、大きくなったりしていく、そういった様をエコーで見て感動したお母さんは多いと思います。
この感動を独り占めしてはもったいない!と、我が家では毎回一緒に検診に行っていました。
初回は「きっと感動するに違いないから一緒に行こう」と私が誘った気もしますが、毎回一緒に来ることは私が強要した訳ではなく、夫自身がエコーで赤ちゃんに会うのが楽しみだったようです。
平日に検診が入る方も居るでしょうし、毎回は難しいかも知れませんが、検診を土曜日にするとか旦那さんに午前休を取ってもらうとか、どうにか工夫してエコーを一緒に見に行くと、身体の変化のない男性にも「新しい命が宿っている感動」を伝えやすいです。

③本や雑誌を一緒に読む。
「妊すぐ」なんかも一緒に読んだのですが、女性向けの雑誌は色んな話がごっちゃになっているし、商品広告のページも多いので男性には読みにくいかも知れません。
そこで導入としてはさくっと読める男性向けの本やマンガがおススメ。

ファザーリングジャパンさんの新しいパパの教科書は男性が書いているので男性にも読みやすいです。

新しいパパの教科書
ファザーリングジャパン
2013-10-01




田房永子さんのマンガは本当にリアル。
下ネタ部分は好き嫌いが分かれると思うので読飛ばして頂いてもいいと思いますが、等身大の母の疑問や感じたことが素直に書かれていて面白いです。
夫はこのマンガの「夫の家族とのやり取り」の部分に学ぶことがあったようです。




ワークライフバランスの小室さんとフローレンスの駒崎さんが書かれたこの本は、結婚当初に読んだものですが、妊娠がわかってから読むにもおススメです。
男女2人の視点で書かれているのでお互い納得感があります。




 他に「初めての妊娠出産」的な本も、「いまはこういう状態だね」という話をしながら一緒に読んでいました。
我が家は夫婦ともに読書好きで、普段からお互い関心のある本をおススメし合って読んだりしていたので、この方法はしっくり来て、これ以外にもたくさん読んだのですが、全部紹介していると長くなる(すでに長い。。。)のでまた別の機会に◎ 

④ 一緒にお風呂に入ったり、マッサージをしてもらったりする。
妊娠中は「夫に触れられたくない」という方も多いようなので、抵抗の無い方向けですが、身体の変化を一緒に感じてもらえたので良かったです。
特に妊娠線マッサージは胎動を感じるようになると外からでも動きを感じるので、夫も嬉しかったようで、お腹のこどもに話しかけながらマッサージしてくれていました。

両親学級に一緒に行く
月並みですが、やっぱり「一緒に準備する」という気持ちが高まります。

⑥とにかく良く話す
私にとっても初めての妊娠だったので、自分がどうしたいか、どうすれば快適なのか、自分でもわかりません。
それなのに「察してよー!!」とキーキー、ぎゃーぎゃー叫ぶこともよくありました。
でも自分もどーしていいかわからないものを、「察しろ」なんて酷な話。
冷静なときは自分の状態をモヤモヤも含めて伝えるようにしていました。
また、妊婦エクササイズで学んだことなども、日々、夫に話して共有していました。

⑦先に謝る
「産前産後はストレスレベルが通常より高い状態にあるので、ヒステリックになりやすい」という情報を伝えて(自分の口から伝えるだけでなく、本や両親学級から学ぶとより納得しやすいかも知れません)、「ぎゃーぎゃー騒いだらごめん」と先に謝っておきました(笑)
だからといってワガママに振る舞おうと思った訳ではないのですが、「キーキー、ぎゃーぎゃー騒がないようにしないと!」と抑え込むと結局、爆発してお互いもっと辛くなるので、多少のヒステリーは覚悟しておいてもらいました。
2人で覚悟していたほど私もイライラしなかったので結果オーライな感じでした。

⑧家事は妊娠前にできるようになっておいてもらう
妊婦向け雑誌などには「出産前にパパにも家事ができるようになってもらいましょう」とよく書いてあります。
これをそのまま実践しようとして、妊娠がわかってから家事を夫にやってもらおうとするなら、冒頭に挙げたように「夫は家事初心者」ということを心に留めて優しく見守ってあげたいもの。
でも、妊娠中のストレスレベルの高い状態で家事のやり方を伝えようすると、私のような未熟者は確実に喧嘩を招きます。。。
加えて、つわりや切迫流産/早産などで妊婦が家事をできなくなる可能性もあります。
結婚したら、お互いが動けなくなったときの為に最低限の家事はお互いできるようになっておいた方が安心です。

もし夫に家事をやる気がないならば、お金をかけて産後ドゥーラや家事代行サービス、お弁当宅配サービスなどを使うのも手だと思います。
夫婦が穏やかに過ごせるように、自分たちに合った選択ができればいいのかなぁ、と。


以上、私が心掛けていたこと、結果としてやって良かったことをまとめてみました。
出産後に夫がSNSでこんなことを言ってくれていたので、私たちには丁度良い方法だったようです。

『(ごきげんな子供と遊ぶだけではなく、より包括的な意味での)男性の育児は、
"妻のサポート"でも"TODO"でもなく、"楽しくてワクワク"すること』、
と僕が捉えることができたこと、そして、そう捉えることができるように妻が事を運んでくれたことは、とても幸せだと思いました。」