夫に死んでほしい妻たち
先日、おおたとしまささんの「父親たちの葛藤」という本を読んでこんな記事を書きました。
で、買ったままになっていたこちらの本を思い出したのです。
すごい題名。。。
買ったはいいものの、あまりに夫婦仲が悪い夫婦ばかり紹介されていて読み進める気になれなかったんですよね。
こちらの本は世代が上の方々(30代後半〜70台まで!)が多く登場していて、おおたさんの本に比べると親近感があまり湧かない。
違うか、おおたさんの本に出てくる「育児も家事も仕事もしたい!」と葛藤する父の方が時代の最先端の問題で、「夫に死んでほしい妻たち」も現代にももちろんある問題なんですよね。
でも、なんか妻側ばかりが「夫が悪い!」って言っているのって、同性ながらあまり気分が良くない。
こちらの本に出てくる団塊世代の方々が生きた時代は私にはわからない。
今よりもっと女性が社会に出るのが難しくて、仕方なく専業主婦になって虐げられた妻の恨みは想像を絶するものなのかも知れない。
今だって女性が社会で活躍するのに十分な舞台があるとは言えない。
でもね〜、夫婦の問題に「どちらかが一方的に悪い 」なんて無いと思うのです。
向き合ってぶつかる事を諦めて、一方的に批判するのはなんか違うんじゃないかなぁ、って思ってしまう。
折角、縁あって一緒に暮らすことになったんだから、お互いの力を最大限引き出せる関係になれたらいいのになぁ。
夫婦だって家族だって他人なんだからお互い努力は必要なんですよね。
阿吽の呼吸は努力してこそ生まれるもので、自然に発生するものではないんじゃないかなぁ。
そこの努力が「無理なく」できるようになれたらいいなぁ◎