石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【となりのおうちごとvol.1】家事は私、仕事は夫、育児は半々!!

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いろんな家族の形がある◎そんなとなりのおうちごと♪

vol.1は2歳11ヶ月の母であり、現在第二子を妊娠中の金子咲子さん(28歳)。

 

最近、専業主婦の方がストレスレベルが高いという話を耳にしまして、確かに私も前職を退職してから、いまの仕事を始めるまでのはざまの時間は身体は楽なはずなのになんだかしんどいなー。。。って感じていたんですよね。

咲子さんは現在、専業主婦なんですがケロッと「楽しいですよー♪」って言っていて、その楽しさの秘訣はなんだろう??と気になってお話を聞いていきました!!

 

結婚と同時に退職されたんでしたっけ?

そうですね。

前の職場は人間関係とかいろいろしんどくて、夫も転勤族でしたし、「寿退社」ってちょうどいい理由になったので辞めちゃいました。

でも、次の仕事を探そうかなって思っていたところでこの子を妊娠して、そのまま専業主婦に。

 

出産後は大変でした?

夫の転勤先の兵庫県には友達も居ないし、しんどかったです。

うちは、夫しか働く人間がいないので、「家は私が見ないと!」ってプレッシャーがあって、「私が倒れたらこども見る人がいない!」って気が張ってたので、長期休みで夫の実家に帰省するたびに熱出してました。

お義母さんに「すみませんー!」って言ったら、「(他に面倒見る人がいる)うちでよかったんじゃん。」って言われて、「そうですねー」って甘えてました。

 

自分の実家じゃなくて夫の実家で熱を出したんですね(笑)

実家は夫の転勤先から電車で1時間だったんで、帰ろうと思えば1泊2日とかで帰れるので、実家には時々、帰ってたからですかね。

 

育児を楽しめるようになったコツは?

んー、私結構、この子が3ヵ月くらいから出かけていたんですよ。

母子でいけるベビーマッサージみたいな教室とか、で、そこの主催者が母子でできる教室とか、親向けにヨガとかもやってくれてて、そういうのにもどんどん参加してて。

今も結構、おもしろそうなことは何でも出掛けちゃうんで。

 

そのアクティブさが、東京に来てからも活かされているんですね

いまは、赤ちゃん先生っていう活動をやっています。

www.mamahata.net

 

もともとこの活動の発祥の地が夫の転勤先の近くだったので、始めようかなーって思ってたところで、東京に転勤になったのでこっちで始めることにしました。

ちょっとですが謝礼もでるんですよ。

でも始めるのに3万円くらいかけて講習受けましたけど。

赤ちゃん先生は3歳までは子連れで行けるし、この子も同世代のこと仲良くなれて結構楽しんでいるんですよね。 

ここにやってくるお母さんたちも活動的な人が多いので、いろいろ誘ってもらったりして楽しいです。

 

あと、託児無料のテニス教室が近所にあって、妊娠する前はそこも通ってました。

託児室に資格を持った保育士さんも居てこどもと工作とかしてくれて保育園みたいなんです。

ここも他のお子さんと遊べるので、保育園行ってないけど、この子は託児慣れしてるかも。

里帰り中も幼稚園の練習もかねて託児所に預けようと思っているんです。

やっぱり実家の親も忙しそうだし、ずっと相手しているのは大変ですし。

 

東京に来てからの方が楽しいですか?

そうですね。

夫の実家から徒歩数分のところに引っ越ししたので、いざという時、頼れる存在があるのは大きいです。

夫にこどもを任せてもお義母さんの予定の無い日だったら、ごはんの心配しなくて済みますし。

うちの夫、ひいちゃうくらいこども好きなんですが、家事はできないんですよ。

 

家事は全部咲子さん?

そうですね。

逆に私は働いてないので、そこ取られたら存在意義ない!!って思ってます(笑)

夫も私がやっていることは「自分には出来ないことをやっている」って認めてくれているっぽいので。

部屋散らかってても怒られないし気楽にやってます。

家事はやって欲しいとは思いませんが、育児サボったら私は怒りますね。

我が家は家事は私、仕事は夫、育児は半々です!!

 

じゃぁ、授乳以外なんでもできる感じですか?

そうですね。

出産前から「授乳以外はできるよね?」って話をしてて、まぁ、本当にこども好きなんで、授乳なくなった今は喜んで二人で出掛けてますよ。

最近は妊娠してて動くのしんどいので、休みの日は夫と息子が二人でサッカー見に行ってくれたりしていて助かってます。

平日も朝のおむつ替えはして出て行ってますし、間にあえばお風呂もいれてくれています。

 

仕事は遅い時間までやってらっしゃるんですか?

そうですね。

典型的日本企業なので「飲み会」が週に1〜2回あって。

夫は飲みが好きなわけではないので、付き合いだってわかっているから強く言えない。

たまーに、朝帰りとかもあって、でも休日はこどもの面倒見てもらっている。

その辺はちょっと葛藤もあります。

疲れてるから休ませてあげたいけど、でもだらだらしてるの見てるとイラつく!みたいな。

 

つわり中とかしんどいですよね。

そこは、神様が良く見てくれているんですよー。

夫の仕事相手が中国人なので、春節に当たる2月は仕事が軽くなるんです。

で、私のつわりがしんどかった2月は夫が早く帰れたんです。

いやぁ、このタイミングしっかり見て産まれてくるんだなぁ、って思いました。

あと、里帰りまで1週間なので今週はなるべく早く帰ってきてねーってお願いしています。

 

息子さんは赤ちゃん返りとかしてますか?

これもたまたま、我が家ではこどもチャレンジ使ってるんですけど、しまじろうに妹が最近産まれたんですよ!

しまじろうのお母さんのおなかが大きくなって、こどもが生まれてっていうのを見てたので楽しみにしてくれているみたい。

もうすぐ3歳だからいろいろわかっているので、さびしいってのはあると思うんですけど親としてはちょっと楽かなぁ。

立って抱っこも私にはおねだりしなくて、でも夫には家出た瞬間に「だっこー」ってやってますけどね。

 

大変なことはありますか?

私は25歳の時に息子を産んだので同世代の友人たちに息子と同い年以上の親があんまりいないんです。

先陣切っちゃったんで、子育てこれでいいのかな??って思うことはあります。

あと、同世代の友人たちはちょうど働き盛りで「稼いでは海外旅行♪」みたいな生活が垣間見えると羨ましく見えることはありますね。

でも、逆にこどもに手がかからなくなるのも早いはずなんで、今は子育てと家事に専念して、「こどもたちが大きくなったら二人で海外行こうねー」って夫と話してるんです。

こどもに手がかからなくなったら、仕事もまたしたいです。

 

ありがとうございます。

こんなんで参考になりますか―?笑

 

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ケロッと「子育て楽しいですよー」とおっしゃっていた咲子さん。

でも、お話をお伺いしていると、周囲に知り合いのいない場所で初めての産後を過ごしていたり、バリバリ働く同世代の友人たちとの間で揺れ動いたり、葛藤の時期もあったことが伝わってきました。

「いやー、運が良くて」とおっしゃる咲子さんですが、きっとその運は出産後、上手にまわりの手を借りたり、新しい人間関係を築いていったりした咲子さんの行動力からきているんだろうなぁ。

いろいろと吹っ切って「子育てを楽しむことにした!」という咲子さんの意志を感じました。