石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

結婚式は花嫁が主役??

 

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先日、男友達と話していたら「結婚式は相手が主役だから、自分がホテル以外でやりたいって思っていても、相手がホテルでやりたがったら難しいよね」なんてことを言っていました。

それを聞いて、「うーん、腑に落ちないぞ」と思ってしまった私。

たぶんそれは前に、「ホテルで結婚式やるとか俺のキャラじゃないなぁ」的なことをその男友達が言っていたから。

そして、「結婚式は相手が主役」という言葉が引っかかったのです。

 

前にイライラやっている姿にイライラする! と、書きましたが「納得がいかないのに合わせている姿」も、やっぱりそれは伝わってきて、イライラしたり、モヤモヤしたりするんですよね。

「一生に一度の日だから花嫁の想いを叶えてあげたい!」という気持ちが彼にとっての本心で「納得がいっていること」だったら、「あぁ、そうだよね。その考え、●●っぽいよ」とすとんと腑に落ちたのかも知れない。

でも、その言葉に「結婚式は相手が主役」とあきらめているような空気を感じたから、腑落ちない!!と思ってしまったんですよね。

 

 

確かに、世の中では「結婚式は花嫁が主役!」なのかも知れない。

でも、結婚式は「これから一緒に暮らしていく人との共同作業」ですよね。

「一生に一度の日だから花嫁の想いを叶えてあげたい!」という気持ちもとっても素敵ですが、花婿も主役の日なので、「自分のキャラじゃない」ことを無理してやるのはちょっと違うんじゃないかなぁ。

そして、それは相手にも伝わって小さいしこりを残してしまうんじゃないかなぁ。

 

大げさかもしれないけど、その「妻に合わせる」姿勢が一緒に暮らしていく中でも出てくると、だんだん「合わせる」から「任せる」になって、そこに夫の意志がなくなってきてしまう気がするのです。

「相手に合わせる」のは優しいようでいて、実は責任も相手に丸投げしてしまっている。

だから、「これから一緒に暮らしていく人との共同作業」のスタート地点である結婚式では花婿にもちゃんと「自分らしさ」を主張して責任を持って欲しい。

お互いが「やりたいこと」を出し合って、「二人がやりたい」結婚式を挙げて欲しい。

そうやって向き合うことで結婚後の生活も「二人がやりたい」形になっていくんじゃないかなぁ。

 

 

なんて、偉そうなことを言いつつ結婚式の準備の時、「夫くんが準備してくれるならいいよ」と「夫がやりたい形」に合わせてしまい、結局、夫が仕事やバンドに忙しくて私が準備する羽目になって、「納得がいかなーい!!」、「うぎゃー」ってなってしまった過去が私にはあります。

で、自分で納得のいかない形なのは「夫くんが悪い!!」と責任を押し付けてイライラしていた><。

 

「結婚式」でも「日々の暮らし」でも「なんか違うなぁ」と思う気持ちが湧いてきてしまったら、それは抑え込こまないで、その「違う」と感じることを相手にも伝えてみると、いいんだと思います。

話しているうちに自分が「違う」と感じることの正体がわかることもあるかも知れません。

抑え込んで無理に納得」してしまうと、自分や相手にしこりが残ってしまう。

 

 

我が家にも結婚式のしこりがしばらく残っていて、空気が重い時期がありました。

幸いにも結婚式は親族のみで、その翌年に友人や職場の方々へのお披露目パーティーを開いたので、パーティーの方は「二人のやりたいこと」をおもいっきり詰め込んで、夫婦喧嘩を重ねながらも楽しい会を開くことができました◎

人間の記憶っていうのは不思議なもんで、パーティーを楽しく終えたあたりから、それまでは悪い部分ばかり思い出して「納得がいかなかった」はずの結婚式も、良かった部分ばかり思い出して「素敵な式だった」って感じるようになってきたのです。

 

自分が納得がいく行動」ができると、納得がいなかった過去も前向きなものに上書き保存される効果があるようです!!

抑え込んで無理に納得」して自分や相手にしこりが残ってしまっても、その後の行動でしこりがなくなることもあるので、少しずつお互い「自分が納得がいく行動」ができるようになっていくといいんだろうなぁ。

その瞬間ではどちらかが納得いってなくても、やりなおす機会がたくさんあるのは一緒に生きていく夫婦の特権ですね★