石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

幸福は日々の中に。

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silentvoice.jp

 

「幸福は日々の中に。」という映画を見ました。
鹿児島にある知的障がい者施設しょうぶ学園を綴った映画。
 
しょうぶ学園の人々が楽器を弾き、叩き、叫ぶotto&orabuというバンドの音楽がとても素敵でついついリズムを刻みたくなってしまいました。
見終わった瞬間にまず思ったのは「太鼓欲しいー!!」笑
 
 
私は音痴だし、リズム感も無いし、不器用だし、だから「表現すること」が苦手でした。
父は陶芸家だし、母も美大を出ていてお裁縫が上手で、幼馴染達もピアノや絵が上手な子たちが多くて、「上手にできない」私は引け目を感じてしまっていた。
 
 
でも音楽が流れると身体を動かし、ペンがあれば紙に描く娘の姿を見ていると、「人間は表現する生き物なんだなぁ」って自然に思えてきた。
「下手でも表現していいんだ」ってやっと思えるようになったのです。
この映画を観ていてその想いはより強くなりました。
 
 
うん、凄く自分を肯定してもらった◎
とにかく糸と針を刺して模様を生み出すしょうぶ学園の方々。
縫い目は決して綺麗ではないけれど、重なり合う姿がとても美しい。
黙々と目の前に集中して表現している。
 
私も時々、カラーペンで白い紙になんだかよくわからない模様を描き続ける事がある。
想いを表現したくて、叫んだり、叩いたりしたくなる事がある。
それも自然な表現で、「駄目な事」ではないんだろうなぁ、って素直に思えた。
(あ、人に危害は加えませんよ!でも何かを叩きたくなる事があるので太鼓が欲しいー。)
 
 
園長さんが「彼らを社会に適応させようとするのでなく、ありのままを受け入れたらそれが彼らにとって幸せなんじゃないか。いろんな人を受け入れる社会にしよう!って話がずーっとあるけど、いつそんな社会になるんだろう??社会がそうならないなら、受け入れる場を作る」的なこと(記憶が曖昧なのでみなさん、映画を観てくださいね〜)をおっしゃっていたのが印象的でした。
障がいが無くても「ありのままを受け入れらる場」がもっともっと増えていったら素敵だなぁ。
フリースクールとかもそうですが、各々が素のままで受け入れらる場に巡り会えたら幸せですよね。
 
 
とりあえず、私にとっては家族がありのままで受け入れらる場なのでありがたい◎
夫くんと娘ちゃんもありのまま受け入れよう!!
(時々、イライラしてますけど…(^^;;)
 

 そして、早速手に入れたotto & orabuのCDを聞いて幸せに浸っているのです♪♪

encounter

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