石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

大人もこどもも変わらない!!

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昨日は娘ちゃんが食事中に食べてた鶏肉をぽーん!と投げたので、
 
ごはんは投げません!!
鶏肉さんは美味しく食べてあげてね。
ごはん食べないなら終わりにしようね。
 
と、伝えて娘ちゃんを椅子から降ろし和室部分(ダイニングと繋がっています)へ移動しました。
泣き出すかな〜?と思いましたがしばらくゴロゴロ不機嫌そうな顔をした後に、
 
とりさん たべるー!
ゆっくり かんで たべるね。
 
と、食卓に戻ってきました。
それを見て、夫くんがこんなことを言ってました…^^;笑
 
ギャーッてなっても、ちょっと考えて落ち着いて戻ってくるなんて妻ちゃんみたいだね〜
 
 
私と夫くんに共通しているのは娘ちゃんをこども扱いしない、ということ。
何かを伝える時も「娘ちゃんにはちゃんと伝わっている」と信じて話しています。
だからあえて声を荒げたりはしない。
 
あ、イライラして「わーやっちゃったのー!!」って言っちゃう時ももちろんあるんですけどね〜。
それはそれで、「人には機嫌の悪い時もある」という学びになっていると信じてます!笑
 
 

娘が産まれたご報告をした時、とある方から「以前、お話ししたグレンドーマンを参考に子育て勉強会をやりましょう!」と、お誘いを頂きました。

早速参考図書を購入したら、私より夫くんがハマって読みふけっていました。
 

 

 

 

子どもの知能は限りなく―赤ちゃんからの知性触発法

子どもの知能は限りなく―赤ちゃんからの知性触発法

 

 

 

 

 
私の方は「英才教育とかガラじゃないわ〜」とか思いながら嬉々として本を読む夫くんを眺めていたのですが、最後のページにある「こどもへの良い接し方/悪い接し方」の一覧を見た時に、ビビッと記憶が蘇りました。
それは新しいスタッフを育てようとあくせくしていた時に、「こどもも大人も変わりません!」と三冨さんに教えて頂いたものでした。
良い接し方の中には「機嫌の良い時だけ教える」など、大人にも通用する接し方が書いてあり、実は私が夫くんに家事を伝えるときにもこれを思い出して夫くんに接していたのです(笑)
 
そんなことを思い出した私はありがたいことに偏見を捨ててドーマン博士の教えを読む気になれたのです。
そして、前向きな気持ちでこの本を読んで本当に良かった!!
私がこの本から受け取ったメッセージは以下の通りでした。
 
・こどもは生まれた時から学びたがっている(こどもにとって学びとは楽しいもので遊びと同じ)
・大人の考えで「まだ早い」とこどもの学びたい気持ちを制限してはもったいない
・こどもの学びは生まれた時から始まっている、表現する術(話す、書く)がないだけで大人が思っている以上のことを理解している
 
 
本を読んだ時に、「あ〜、これは私が好きな「おむつなし育児」や「台所育児」に近い考えなんだなぁ」、って感じました。
結局、我が家ではドッツカードとかは買ってみたものの使わずに終わり、いわゆる知育教育のようなものはやらなかったのですが、「娘ちゃんは全て学んでいる」という気持ちで接していました。
 
大人にとってはよくわからないことでも、娘ちゃんがやりたいならやらせてあげる。
触りたそうなものは危険がない限り触らせてあげる。
自分が知っているものに関しては「これは〇〇でね〜」って説明してあげる。
時間の許す限り「自分でやりたい」という気持ちに付き合う。
 
だから家事をやる時にも気が向いたら「いま、洗濯をしています〜!はい、干します」って説明したり、「玉ねぎさんを切ってます〜!今日はカレーです」って伝えたりしていた。
(いつもしてたわけじゃないですけどね…)
以前書いた我が家のおうちごと育児の礎はドーマン博士の考え方から育まれました。
 
 
安全性に配慮すれば娘ちゃんも大人と同じことを楽しめるし、童心に変えれば私たちも娘ちゃんと同じこと(お絵描きや音楽など)も楽しめるので、やっぱり大人もこどもも変わらないんだよなぁ◎
英才教育って思うと構えちゃうけど、「大人が楽しいと思うこと、やらなきゃいけないことをこどもと一緒にやってしまう!」って感じ。
例えばファッションが好きなら一緒に鏡の前でお洋服を選ぶとか、映画やドラマが好きな人ならそれを一緒に見るとか、ゲーム好きな人なら一緒にゲームやるとか、対象はなんでもいいんだと思います。
ちなみに、大人が楽に楽しめるのものを選ぶと長続きします。
 
 
ドーマン博士の本にはこどもは学びたがっているとありましたが大人も学ぶの好きですよね。
わかりやすい語学の勉強じゃなくても、流行のファッションとか、メイクの仕方とか整理術とかゲームとかレシピとか…どんどん出てくるのは人が学ぶことを好きな生き物だからなんじゃないかな〜って最近思います。
娘ちゃんを見ていると人間の本質的なものに思いを馳せることができておもしろいなぁ☆