石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

プログラミング教育必修化を取り巻く環境

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むすめちゃん そぼさんに あいにいってくるねー

おかぁさん おしごと いくの?

ばいばーい

 

と、娘ちゃんは夫くんと共に夫くんの実家にお泊まりへ旅立ち、私は東京駅へ。

 

昨日は、Hour of Code主催の先生向けプログラミング教育シンポジウムのお手伝いに行ってきました◎

前回のイベントでは、パネルディスカッションまで残ることができなかったので、今回は小学校のプログラミング教育必修化へ向けて有識者会議の内容から、すでにプログラミング教育を現場で実践されている先生のお話などをお伺いすることができ、私自身も勉強になりました。

有識者会議の内容などの説明も聞けたし、実際にプログラミング教育に取り組んでらっしゃる古河市教育委員会の方のお話もとても興味深かったです。 

プログラミングはアクティブラーニングを行いやすい教科だというお話でした。

自分で工作したキャラクターをコンピューターに取り込んで自分で動かすというプログラミングを組む授業では「自分が作ったものが動き出す!!」と思うと工作への意欲も変わる。

算数の数式を文章問題にしてプログラミングを組む授業では数式の意味を理解しないと文章問題は考えられないので、算数にも一生懸命取り組む。


有識者会議でも「プログラミングよりも先に読み書きする力をきちんと養わなければ」とおっしゃる方もいらっしゃったようですが、私はプログラミングを使って読み書きそろばんの力を養うことができるんじゃないかなぁ、と感じました。

2020年プログラミング教育必修化に向けてはネガティブな声も多いようですが、「教えられる人がいない」という声に関しては、国語も算数も読み書きや論理的思考力をつけられるよう教えられる先生はそんなに多くないんじゃないかなぁ、と個人的には感じています。(あ、Hour of Codeは関係なく、私個人の意見ですよ!)

 

先生が言ったことや板書したことをノートにとって、問題集を解いてテストする授業より目の前で動き出すプログラミングに試行錯誤しながら取り組む方が自分で手も頭も動かすので学びが深いと思うのです。

なんて、私は小学校の教員ではないので呑気なことが言えるのかも知れませんが。。。
実施にあたってはタブレット購入の予算など、時間だけでなくいろいろな課題もあるようです。
個人的には、古河市の小学校の実施までのお話が「プログラミング??」という方には参考になるのかなーと感じました。

 

(もっと長く書いていたのですが、いつの間にか記事を削除していたらしく抜粋のみ記録 2016.10.05)