石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

夫とのコミュニケーションを諦めない!

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おかぁさん おしごと いくのー?
むすめちゃんも いっしょに いきたーい

昨日は娘ちゃんを保育園へお迎えに行ったあと、夫くんとバトンタッチしてファザーリングジャパンさんのフォーラムに参加してきました。
親子室もあるようなので最初は家族で参加しようかとも思ったのですが、台風の動向も気になり単身参加にしました◎
8月29日開催! FJ緊急フォーラム「Living Dead な夫婦関係を考える」 | NPO法人ファザーリング・ジャパンNPO法人ファザーリング・ジャパン

このフォーラムのテーマは「Living Deadな夫婦関係を考える」。
Living Deadってどーゆうこっちゃ??って思ったらゾンビの事で、夫がゾンビは扱いを受けているということのようです…恐ろしい((((;゚Д゚)))))))
流石、ファザーリングジャパンさん主催のフォーラムだけあって男性の参加者がたくさんいらっしゃいました。

いやぁ、でも「男性も生きづらさを感じている」というフォローがありつつも男性はダメ出しされておりましたなぁ(^^;;


途中で出てきた男性は「今」のことしか見ていない、女性は「先/未来」のことを見ている、男性は10年思考が遅れている、って言うお話は言い過ぎなんじゃないかなぁ…と感じてしまいました。
そんな風に言われたら、男性はやる気なくなっちゃうんじゃないかなぁ。
男性だって、「先」を見ていて「今、目の前の仕事を頑張って昇進しよう!とかお金を貯めよう!」とか考えているかも知れない。
もしくは、先を見る力が弱くても今を見る力は強くて、そこの力を信じてあげたら、すごい力を発揮するかも知れない。


そして、家事育児の主担当(妻であることの方が多い)はしんどい。主担当じゃない人がやるだけやってあとに残したものを全部拾ってやらなくてはいけない。といったようなお話を聞いたときに、やっぱり家庭内にマネジメントの視点を入れたらいい!!と感じました。
マネージャーの仕事って、業務を全部自分でやることではなく、自分が居なくてもその場が周るような仕組みを作ることですよね。
確か、ドラッガー先生も高度にマネジメントされた状態は波風が立たずに穏やかである、といったような事をプロフェショナルの条件でおっしゃっていたと思います。


主担当が家事育児を全部自分で担う必要はなくて、家事育児がまわっていくようにマネジメントさえできればいいんじゃないかな〜。
人材育成と同じで全部やってしまったら育つものも育たないですからね。
なーんて、偉そうなこと言いつつ私の場合は単に全部やる力もやる気もないので夫くんがやらざるを得ないというのが現状ですけど…(^^;;苦笑


女性の方が「先」を見ているというお話の時に、先を見ているから情報収集もどんどんやるし、早め早めに行動していくというお話がありました。
で、男性も頑張って先を見ていかないとみたいな話になっていました。


実は私もちょっと前まで夫くんに情報収集とか早めの行動とか求めていました。
でも、我が家の場合は夫くんにそこを求めるよりは、先読みとか情報収集は得意な私がやってマネジメントの部分は私が担って、行動や実践の部分を夫くんに任せた方がうまくいくんだなぁ、って気付きました。
うちの夫くんも今しか見ていない部分があるんですが、だからこそ目の前の事に対しての行動力がある。
私は家事育児の実践面では苦手な部分もたくさんあるので、そこを夫くんに任せるのはとても助かっています。
だから、家事育児のマネジメントは私だけど実践面での分担は半々くらい。


もしかしたら、男性にも先を読むことを求めるより、今の目の前の行動に集中してもらうように、どんどん実践の部分を委ねてしまう方が「今に集中できる」という男性の良い部分が活かされるのかも知れません。
マネジメントしてる側の方が偉いとか、視点が高いといった意識はなくなって、今は単にお互いの得意なところを担当している感じ。
私がうまくマネジメントできなかったら夫くんがいざとなったらどうにかしてくれる!と、ある意味リスクヘッジの部分を担当してもらっているのです。


主担当が家事育児の実践部分を全部責任持ってやるのではなく、実践部分がうまくまわっていくようにマネジメントできれば、主担当だけがしんどいという事は無くなるんじゃないかなぁ◎
つまりは妻がマネジメントする分、夫は家事育児の実践面は半々くらいやってくれないと妻はしんどくて、家事育児を半々やっている夫は少数派だからやっぱり妻がしんどくなる事が多いんですよね…
妊娠中や産後の妻の身体の負荷も考えると、例え夫の方が働く時間が長かったとしても家事育児の実践部分は担ってもらわないと、本当にしんどいんだよなぁ…(>_<)

こんな事を手を変え品を変え、結婚前からひたすら夫くんに伝え続けた私…(^^;;
それを理解しようと話に付き合ってくれた夫くん、ありがとう!!
私は夫くんと真正面から向き合う!っていう事だけは自信があります(笑)


今回のフォーラムを通して、

コミュニケーションを諦めない!
家族を外に開いていく!(他者を家にいれていく、外の人たちにも本音を発信する)

この二つが大切だと、いろんな方がおっしゃっていました。

そうか〜、猪突猛進で夫くんに向き合い続けている私もコミュニケーションを諦めないっていう点で我が家に貢献していたんだなぁ。

また、家族を外に開くことで冷静にコミュニケーションができたり、家族のことを改めて考えるきっかけになったりもしますよね。

夫婦でしんどい!!ってならないためにも実家でも親戚でもベビーシッターさんでも家事ヘルパーさんでもどんどん外の力を借りることは大切だと思います。


ちなみに、このフォーラムの前半部分はとっても夫婦仲の良いお二人が講演をされていました。
夫婦仲の良い姿を眺めつつ、現実の毒の強い部分まで言及していくというとてもバランスのとれた会だったと思います。
「勉強しておいで〜」と快く私を送り出してくれた夫くんに感謝です☆