石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

お金もセクシャリティも子育ても仕事も自己愛が大切☆

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乃木坂から六本木へ歩く途中、新国立美術館の横にはこーんな素敵な絵が並んでいました◎
わー!朝から心惹かれるものに出会えて気持ちが満たされるな〜なんて、一人うきうきニヤニヤして歩いていましたが、通勤途中の皆様にとっては単なる壁のようで誰も目を留めてなかったなぁ…なんか勿体無い(>_<)。

娘ちゃんが生まれて、自分の中に起きた嬉しい変化の一つが、日常の些細な事に物語を感じられるようになったこと。
街路樹の色の変化や、道端の花や家々の軒先など、娘ちゃんの歩みに合わせていると、今まで見過ごしていたものに目が留まる
20代の私には必要なかったかも知れませんが、30代になった今の私にはこういう時間がとても大切で、日々の生活に奥行きを持たせてくれている気がするのです。


そんなこんなで太陽を浴びながら六本木の壁画を堪能して、満たされた気持ちで、「丹羽順子さんによる女性のためのセクシャリティ講座 SHINE ~Falling in love with your sexuality~ 」へ。
丹羽順子さんは、お洋服の物々交換イベント服としあわせのシェア xChangeを主宰されていて、今は娘さんと共にコスタリカで生活されている素敵な女性。
こちらの著書を拝読して、いつか日本で丹羽さんが「セックスをテーマにした講座」を開催される際には絶対に行こう!!と心に決めていたのです。

“深い愛に気づく

“深い愛に気づく"女性のためのヒーリング



娘ちゃんが産まれてから、私の中では娘ちゃんへの性教育をどう進めていくか?は一つの大きな課題になっています。
娘ちゃんはまだ2歳なので、まだ気が早いとは思われるかも知れませんが自分自身がその部分の教育をちゃんと受けていないと感じているので、自分が学ぶ時間も考えると結構急ぎのテーマでもあるのです。


そんな時に丹羽さんがセックスをテーマに本を書かれていると聞いて予約注文したこの本。
読み進めるうちに、自分の中で持っていたセックスへの負のイメージが和らいでいくのを感じました。
たぶん、私は丹羽さんが開催されていなければセックスに関する講座なんてなかなか足を踏み入れられなかったと思う。
でも、同じような気持ちの人が集まっていたからか、とても居心地の良い空間であたたかい気持ちで臨むことができました。
集まった方がどんな想いでその場に居るかを確認した後に講座が始まったのですが、その時点でやわらかい空気が流れていて、「あ、ここなら素直に自分を出せるなぁ」と感じました。


丹羽さんご本人と一緒に講師をされていたスピリチュアル・セックス・ガイド(すごい職業!)のナトリシュカさんもお二人ともはじめからセックスへ前向きな気持ちがあったわけではなかったそうで、自身達の体験と、気持ちが変化するきっかけ、そして行動へのお二人の物語をお伺いすることから講座は始まりました。
そして、自身の中にセックスに対してネガティヴなイメージを持ってしまった理由をノートに自分の経験を描き出しながら探っていきます。


その後、カードに要因を一言で書き表してシェアしていくのですが、多くの人に共通するものや異なるものなど出てきて、共感したり、気づきがあったり…ちょっとひと言では書きあわらせません!!笑
でも、他人の目を気にしている(他者からの評価)・他人に心地よくして貰おうとしている(責任転嫁)・自分を大切にできていない(自己愛の欠如)などに共通する解決策は「自分を愛すること self love」そして「周りを気にせずに自分の軸を持つこと」。

そして、ナトリシュカさんからの一言が

self love is brain training!!
自己愛とは脳を鍛えること!!
small step 小さな一歩でいいから踏み出して、やると決めたことを必ずやる!!たくさんやろうとすると大変だから一つでいいのよ、そしてそれができたときは自分を祝福 celebrate して!!

celebrate!!って素敵だなぁ。
なんか自分を褒めるって言うよりもしっくりくる。
日本語には無い発想かも??
私にはとっても新鮮で、でもすとーんっと自分の中に落ちてくる言葉でした。


そして自己愛を鍛える方法はとってもlogicalよ♪と交感神経・副交換神経の説明をしてくださった後に二つのワークを教えてくださいました。
ここでは一つだけご紹介しすね◎

身体をリラックスさせて頭から順に顔、首、
肩、二の腕、胸、お腹、お尻、足と全身を触れていく。
その部分を触れたときに咄嗟に思い浮かぶこと(ベタベタしてる、サラサラしてる、重い感じなど)をそのまま受け止める。
でもネガティヴなこと(胸が小さい、ニキビができてる、二の腕ぷにぷに、など)が思い浮かんだらポジティブな言葉に変換する(母乳をあげてこどもにエネルギーが言ったわ、ニキビは食生活を正すよう教えてくれている、やわらかくて触り心地のいい二の腕だわ、など)。
このワークは朝起きたときでも寝る前でもシャワーを浴びていてもできるから毎日やって、自分の状態を確かめて、との事でした。


彼女曰く、何かのエキスパートになるには1万時間を費やさなければならないと知った時、私は1万時間自分を否定してきたから1万時間かけて自分を肯定しなきゃ!と思ったの。
そして、何度もPractice 実践が大切よ!今日だけでは変わらない。とおっしゃっていました。
新しいことを自分に課して習慣にしていって!!と。


このワークはシンプルだけど、自分を肯定する癖をつけるにはとても有効な気がします。
そして、この癖が身につくと何か悪いことが起きても前向きに対処できるようになっていくのだと思います。

彼女の言っていた
他者からの評価や周りの目はassamption/仮定に過ぎなくて自分が「こうあるべき!」と勝手に思っているだけ。
自分自身を知ってagreement/軸を定めていくことが大切。
という言葉は昨日のお金の使い方にも子育てにも仕事にも通ずること。


自分を肯定して「小さなことでもやり遂げた自分を祝福celebrate する癖」をつける練習practiceをこつこつ積み重ねて自分の軸を定めていくしかないんだろうなぁ。
なんだかんだ結局は自分、自立が大切なんですよね。
でも自立って自分を律してきっちりやっていく!というイメージが昔の私にはあったんですが、最近は自分を認めて育んでいく◎という風に考えています。


だから、子育てでも同じように娘ちゃんを認めて育んでいきたい
厳しいことなんていくらでも外の世界で学べるし、他人から色々言われることもたくさんあるので、家の中では娘ちゃんがやり遂げた小さなことを祝福して彼女の軸を育む手助けができたらいいと思うのです。