自分のお葬式を考えてみる
どうにもこうにも私には最悪な事態を想像してどう行動するか決める癖があります。
というか、最悪の事態にどう動くかを一度考えておくことで安心して日常生活に戻れるんですよね。
前向きに生きて行くために後ろ向きになりきる!!みたいな通過儀礼があるわけです。
で、もしも自分が明日、この世を去ったらどんなお葬式をしてもらいたいかなー、なんてことを割と具体的&現実的に考えてみました。
家族にも集まってくれる人にも負担が少なくて、楽しく見送ってくれるような式がいいなぁ。
母が、生前ノートに葬儀屋や出棺時のBGMや香典返しの品などを書き記していたのを思い出し、私も書き記してみます。
形式としては無宗教の自由葬で告別式のみ。
多くの人が集まりやすい土日祝日で斎場の予約が取れる最短の日にちにで行って欲しい。
月曜日とかに死んだ場合はちょっと遺体の保存にお金がかかるけど、その間は家でゆっくり休みつつ、顔を見にきて下さる方がいたら応じたい(その分くらいは残して去る予定なので許してね)。
親族以外への告知方法は、今のところSNSの私のページにUPして各コミュニティの友人たちに広げてもらうのが一番家族にとって簡単なのかなぁ。
会場は今の家に住んでるんだったら、牛込箪笥地域センターが区民にとっては安いし良さそう。
もしくは落合斎場。
いずれにせよ、火葬場は落合斎場だから移動の負担を減らすなら多少お金を払って落合斎場の方がいいかも知れない。
でも、牛込箪笥地域センターは家からも近いから、こっちでやって火葬場に行っている間、友人たちに神楽坂ランチでも楽しんで頂き、お骨になってみなさんと合流するというのも手かもしれない。
どちらの会場でも日比谷花壇がプロデュースしてくれるっぽいから、ここは無理に自分たちで全部やろうとせずに、お任せしちゃうのが家族的に楽でしょう。
他にも葬儀屋さんはあるけど、日比谷花壇さんは大手だし色んな葬儀をやっているから自由葬にも柔軟に対応してくれそう。
花祭壇は一番安いシンプルなやつでいいので、オプションでスクリーンつけてスライドショーを流して欲しい。
あと、基本セットの枕飾り、宗教道具、位牌はいらないから代わりにお花の色をオレンジとか明るい色にしてもらうなんて、交渉できたらいいなぁ。
(でも、追加料金かかるなら白とグリーンのシンプルなお花でいいや。)
旅支度も身支度はお願いしたいけど、服装は白い着物じゃなくて普通の格好で。
基本的に、供花はご遠慮したいけど、お気持ちを無下にはできないのでお受けする場合は明るい色の楽しい花がいいなー♪
春だったらチューリップとか、夏ならひまわりとか。
これも、お花屋さんに葬儀をお願いしたら実現しそう!!
(あ、さすがに問い合わせていないので未確認です。)
会場で流すスライドショーは(現時点では)フリッカーを使うのが簡単かなぁ。
フリッカーのアドレスをSNSで公開して所縁のある人に写真(紙の場合は写真を写真に撮って)メールで送ってもらう。
写真選別してクレジット入れてなんて余裕は家族には無いと思うけど、フリッカーに写真を送ってさえもらえば、スライドショーボタンを押すだけで、編集いらずで流せるし思い出を振り返るには充分でしょう。
あと、ドレスコードは黒づくめ禁止!!
別にGパンでもいいので、お手持ちの服で私に会いに来て欲しい。
急な知らせの中、喪服を揃えるのは面倒だし、子連れだと動きにくいし、産後だと授乳しにくいし、もう気軽に来られる格好でどうぞ。
お香典も会費制で、返礼の品は出さないのでそれでも気にしないって方だけご参列頂ければ嬉しいなぁ。
一律5,000円とか3,000円とかを香典袋はいらないので、お手持ちの封筒に住所と名前と私と何繋がりかだけ記入してお渡し頂く感じ。(まぁ、香典袋に入れて頂いてもいいけど)
もしくは、会場に記帳カードを用意して、住所と名前と私と何繋がりかを記入して受付で渡して頂く形かなぁ。
あ、受付でチェキに写真撮って名前と繋がりを書いて頂くのもありかも?
そして、司会は誰か私を知っている人にやって頂きたい!!
献花のやり方とか会場内での動きのアナウンスとかは会場の司会さんでもいいけど、故人の紹介とか、献奏や手紙を読んでくれる方の紹介とかは、下手でも泣き崩れてもいいから、誰か私を知っている人にお願いしたいのです。
で、当日の流れは、
(お出迎え〜出棺までスライドショーを流す)
開式
↓
献奏(夫くんによるギター弾き語り、娘ちゃんのお歌♪ あ、私の方が長生きした場合は誰か生演奏できる人、やってください!!笑)
↓
送る言葉(音楽にのせて誰か手紙でも読んでやってください)
↓
献花(カラフルなお花を添えて欲しい!季節のお花がいいなー。)
↓
喪主挨拶
↓
出棺(スクリーンに結婚パーティーの退場時の映像を流して賑やかに見送る)
で、斎場の許す限り骨を拾いたいと思って下さる奇特な方には親族でなくても来て欲しい。
あと、そこはその時の家族の考え方次第だけど、お骨が家に戻る時、家族以外にも迎えてもらって、わいわいと思い出話をしてもらえたら嬉しいなぁ。
ライブパーティーでわいわいとお見送り♪が華やかでいいかなー、とも思うのですが準備がそれなりに大変なので無責任にお願いできないなぁ、と思い現実的で負荷の少ないプランを考えてみました!!笑
私は無宗教の自由葬家庭で祖父母や母などお坊さんを呼ばずに見送った経験があるので、発想が結構自由なのかもなぁ。
葬儀の仕方もどんどん多様化しているようなので、私がこの世を去る頃にはもっと違う方法になっているかも知れませんね。