石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

親子で岡本太郎さんを目指してみる!

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娘ちゃん2歳と1ヶ月。
大阪で「太陽の塔」に出会って以来、岡本太郎さんに夢中です◎
表参道にある岡本太郎記念館へお伺いしてみたら、

みてみてー!たいようのとう だよー
むらさきの たいようのとう かわいいねぇ
おにわ みにいくー
もういっかい おへや みるー
みてみてー あそこにも たいようのとう だよー

と、大喜び!!
何度もアトリエと庭を行き来して、時には座り込んで岡本太郎さんが残した空間を楽しんでいるようでした。
2歳児でもこんなに美術館で夢中になって作品を堪能したりすんるですねぇ。
あまりにも真剣な眼差しなので、とっても嬉しくなりました◎


もしかしたら、岡本太郎さんはこどもに近い感性を持っていらっしゃるのかも知れないなぁ。
なんだか、娘と共鳴している気がする!
と、岡本太郎さんに興味を持って著書を読んでみました。

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)


あぁ、この方はこなれた大人にならずに疑問を持ち続けて、闘い続けた人なんですね。
まだ、この世界に生まれたばかりで周りのこと全てに疑問を抱き、ひとつずつ受け止めていっている娘ちゃんと共鳴するわけです。


私は疑問を持つ癖に、周りの人と違う=自分が間違えている、のが怖くて口に出せない事がたくさんあったなぁ。
小さい頃は口に出していたのに、いつの間にか「相手が何を言って欲しいか?」を考えるようになっていた気がする。
それを丸くなったと肯定的に捉えることもできるけど、「違う!!」と思うことはやっぱり口に出せるようになりたいなぁ。


もっと自分の中の毒を大切にしていきたい!!
でも、自分が正しい!だからみんなもこうしよう!!と自分のやり方を押し通すのではなく、私はこう思うからこうする!他の人は自分のやり方でどうぞ〜って感じで、他人に毒を吐くのでなく、自分の中に毒を持ち続ける努力をしたい。


娘ちゃんのお陰で、自分の中の思春期のわだかまりみたいなものが解きほぐされていくなぁ。
螺旋階段のように同じところをくるくる回っているようでいて、ちょっとずつ前に進んでいる感じが楽しい。
なんか、他人が相手だと客観的に「あせらず、ゆっくり好きなようにやりな〜」って思えるんですよね。
娘ちゃんに対してそういう風に思うことで、自分自身にも同じように声をかける事ができる。
「他人と暮らす」って、人を人として成り立たせてくれる一つの形なのかも知れないなぁ。


そして、

はだしで あるくー
おようふく ぬぐー!

と、上半身裸で裸足で都会の中心を歩く娘ちゃんの姿に岡本太郎さんを重ねる私でした(笑)
流石に電車に乗るのでお洋服だけは着てもらってしまった自分がちょっと悔しい…
その姿が似合う野生の中に、今度娘ちゃんを連れて行ってあげよう◎