石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

産後ドゥーラ養成講座初日☆

f:id:ohuchigoto:20161030172154j:image

娘ちゃん2歳2ヶ月。

むすめおねえさん だでぃと おかぁさん おむかえに きたのー
GさんとTちゃん きてくれたの
GさんとTちゃん と あそんだんだよー

今日はドゥーラ協会さんの産後ドゥーラ養成講座初日でした。
娘ちゃんは夫くんとお留守番。
ちょっと、夫くんもお疲れ気味だったので、私の東京のお母さん&娘さんにも遊びに来て頂き、その間に夫くんは整体でのんびりできたようです(o^^o)

こうして、たくさんの方々に協力して頂き、通い始めた産後ドゥーラ養成講座。
まだまだ初日なのに集まっている方々、それぞれの想いやその背景、そして講座の内容全てが「聞き逃したくない!!」と思えるもので、一日終わった後には放心状態でぼーっとしてしまいました。
「家族に第三者として関わる仕事がしたい」と自分の気持ちが固まってからも、どうやって仕事にしていくか?をモヤモヤしていたのですが、講義を受講してみて産後ドゥーラは自分の中で一つの軸になっていく予感がしました。


実は仕事を辞めた時も、産後ドゥーラ養成講座が頭をよぎったのです。
でも、その時はドゥーラは母親支援という側面が強い気がして、「ちょっと違うかな?」と感じて自分の中で保留していました。


今回、講座を受けるきっかけになったのは友人の他界でした。
産まれたばかりのお子さんとお姉ちゃんを残してこの世から居なくなってしまった友人。
産後ケアは父にも必要な事なんだ!と強く感じました。

私、個人としてはやっぱり「お母さん」だけに注目する産後ケアやワーキングマザー支援には違和感を覚えてしまうのです。
子育ては母だけのものではないし、父である夫も巻き込んでいくものだと感じているから。
そして、産後にしっかりと妻や子に寄り添うと夫であり父である男性だってしんどくなる事があると、夫を見ていても痛感したから。
だから本当は家族である夫と共に産後を乗り越えて欲しいと思うし、夫と向き合うことを諦めて欲しくない。

で、初日の講座を受けて、産後ドゥーラも母親を入り口としているけれど、その先の家族も見ているということが、とっても強く伝わってきました。
日々の生活や家族の中での文化や習慣の伝承、そういった家族で各々が自立してきちんと暮らしていき、社会の一員となっていくことが大切。
でも、そうやって家族がひとつのまとまりとして機能していくためには、家族の入り口である産前産後をないがしろにしてはいけない。
そういう理念にとても共感する事ができて、これからの学びが更に楽しみになりました◎

産後ドゥーラ講座で学ぶことを全てそのまま受け売りで広めていくのではなく、自分の頭で考えて、消化して、自分の言葉や自分のやり方で活動していけたらいいなぁ!!
何はともあれ、これからの講義がとても楽しみです☆


後ね、集まっている方々のお話を聞いて感じたのは働く女性支援って謳っているけど、女性は今までだってたくさん働いていたという事。
恐らく30歳前後〜70歳前後の女性達30人余りが集いましたが、企業で働いている方、パートタイムで働いている方、子育て中の方、親の介護をされている方、事業をご自身でされていた方、孫育て中の方、みなさんそれぞれ働いていらっしゃる
お金を稼ぐこと=働く事ではなく、広義の意味でPTAだったり、ご自身で子育てしながら子育て支援をされていたり、そういうことも仕事だよなぁって、改めて感じました。

私自身が小さい頃も地域で読み聞かせをしてくださる方がいらっしゃったり、青空市があったり、企業で働いていなくても無償でお仕事をしてくださっている方がたくさんいらっしゃいました。
そういった方々は多くは女性であり、お母さんであり、そんな方々に支えられて私は大きくなりました。
今も地域で自主保育(森のようちえんや自然体験学習)をボランティアで開催されているお母さん達がたくさんいる。

子育てイベントが無料で提供されるのは無償で働いている多くの女性(もちろん男性も!)がいらっしゃるから。
企業に雇われていなくても、そうやって働いている女性達が社会を豊かにしてくれているんだよなぁ◎

企業で働きながら様々な活動をされている素敵な女性もたくさんいるし、そういった方々は注目されていて、やっぱりかっこいいなぁ、って思います。
でも、そうじゃなくても草の根で小さいながらも大きな想いで働いている女性はたくさんいて、本当はもっとそういう部分も注目したり、そういった方々に対価を払ったりするという視点もあってもいいのかも知れません。
それもひとつの働く女性支援なんじゃないかな〜。

みんながみんな、企業でバリバリ働いたら誰がそういった優しくあたたかい受け皿みたいなものを運営していくのだろう?
そんな事を、ふと思いました。