石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

娘ちゃんの言葉遣い

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娘ちゃん2歳2ヶ月。

 

おそぼさん むすめちゃんの おうちに きたねー

こうえんで あそんだのー

おうちが わからなく なっちゃったのー

 

昨日、家に帰ったら色々と報告してくれました。

どうやら公園に行ったら帰り道がわからなくなってしまったみたいですね(笑)

 

しかし、その後の発言が

 

おかぁさん なに してたんだよー?

 

でした!!

 

おおぅ!そうきますか。。。

咄嗟に夫くんが、

 

「何してたのー?」の方が可愛いなぁ

 

と、言葉遣いを直していました。

そんな姿を見ていて私はモヤモヤ。。。

で、夫くんと至った結論が、

 

まー、嫌でも保育園ではいろんな言葉を覚えてくるんだし、そこは否定しないでいいんじゃない?

でも、娘ちゃんに使って欲しくない言葉は私たちの会話では使わないようにしよう!!

 

 

私も幼稚園で栃木弁を覚えてきて、「おかぁさん、きょうね 〇〇したんだよぅ(栃木訛り)」って言ったら「〇〇したのよ、でしょ」って言葉遣いを直されたんですよね。

でも、幼稚園児とか小学生的にはみんなと同じって超大切な事だったりするんですよ。

小学校1年生の国語の授業で一人だけ標準語ですらすらと朗読するのが恥ずかしくて、つっかえながら読む練習をしたり、放送委員会で話すのになまった喋り方を練習したり、なんだか無駄な努力をたくさんした事を思い出したのです。

 

まぁ、30歳も過ぎた私から見れば、そんな事気にせずに栃木弁を話せば良かったし、堂々とスラスラ教科書読めばよかったじゃんって思うんですけどね。

でも、やっぱりお母さんの言う事は正しいって信じていたから、本当はみんなと同じように話したいのに無理やり標準語に言葉遣いを直したんですよね。

で、ただでさえ話し方がみんなと違うのに、一人だけスラスラ教科書読める事でさらにみんなと違うっていうのがどーしても嫌だった。

「周りの顔色伺って、できるのに手を抜く」って、端から見たらなんか嫌な感じだけど(たぶん同級生から嫌がられてたと思う)、当時の私は私なりに必死だったのです。

 

 

小さなこどもでも自分が納得していないこと」「無理してやる」と、結局どこかで歪みが生まれてしまうのかなぁ、と。

別に幼稚園の時に母から栃木弁を標準語にされなくても、我が家にはいろんな方が出入りしていたし、自営業だったので親の電話対応の姿とかを見て、「お客さんには標準語で敬語を話す」とかは自然に学んでいったと思うんですよね。

実際、弟は母に反抗して栃木弁を習得してました(笑)が、上京後は標準語と敬語をちゃんと使っているようですし!!

 

どうしても、小さなこどもにとっては親の言うこと=正しいって思ってしまって、自分が納得していなくても嫌々従うって事がある。

(大人でもそうですけどね。。。なかなか自分が納得するものを選ぶっていうのは難しい!!)

だから、なるべく娘ちゃんが自分で選ぶことを邪魔しないようにしたいんだよなぁ。

命に関わることとか、食事に関すること(食べ物で遊ばない)とかは、伝えて行きたいけど、言葉遣いなんて、大人になれば自分に必要な話し方を自然に覚えると思いますしね。