どんな子に育って欲しい?〜虐待は紙一重!!〜
娘ちゃん2歳3ヶ月。
うぇーん!!
むすめちゃんが じぶんで やりたかったのにー!!
夫くん:自分の意思がちゃんと言えるなんていいね!!
私:娘ちゃん、教えてくれてありがとー!!もう1回やろっか。
我が家の日々の会話はこんな感じ。
これは、家族三人が食卓に揃ってるから、娘ちゃんの「やりたい!!」を受け止める余裕が生まれるんだろうなぁ。
(私、一人だと娘ちゃんに「『ごめん!』今は受け止める余裕がない!!」とか言っちゃます…)
「愛情と創造性にあふれる子に育って欲しい」
夫くんに、「娘ちゃんにどんな子に育って欲しい?」と聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。
「妻ちゃんは?」と聞かれたので、
「世界中のどこでも生きていける子に育って欲しい。そのために、
・自分の身の回りの世話が自分でできて、
・自分の意見をはっきり言えて、
・自分の意思で行動できる子
になって欲しいなぁ〜、これが満たされてたら人に優しくできるし!!」
と、長い答えを出しました(笑)
「二人の想いを合わせたらすごく素敵な子になるね♪」と、ウキウキしている夫くん。
でも、私、気付いてしまいました!!
「ねー、娘ちゃん、すでにこれ全部満たしているんじゃない??」
だって、娘ちゃんはいつも愛情と創造性に溢れていて、いろんなものを生み出している。
もちろん、自分の意思を主張して行動できるから、自分の身の回りの世話も大分できるようになってきた。
これは「娘ちゃんになって欲しい姿なのではなく、我々が目指している姿なのかも知れないなぁ…」なんて事を思いました。
私たちにできることは、「見守ること」くらいなのかも知れない。
こうやって、「どんな子に育って欲しいか?」を考えると、自然に「こどもにどうやって接するか」の答えが見えてきますね。
産後ドゥーラ養成講座4日目。
もう一つの講義は、子育てアドバイザーの髙祖常子先生による「ー前向き子育てのススメー『特別なサポートが必要な家族への対応』」でした。
そこで、印象に残ったのはこちらのお話。
「子育てのゴールのイメージを親が持つこと」で、
安定した親子関係が育まれ、虐待防止につながる。
「虐待」という言葉を聞くと違う世界の話に聞こえますが、本当に紙一重の世界だと感じています。
私も一度、泣きじゃくる娘ちゃんを部屋に置いて押し入れに引きこもって耳を塞いだことがあります…(^^;;
あ、当時の様子も前に書いていましたね!!
幸いにして、我が家は夫の協力も得られましたし、「ホテルで一晩寝る」という処方箋を夫が出してくれたので自分を取り戻すことができました。
でも、この状況がずっと続いたら…??
助けてくれる人が誰もいなかったら…??
私は自分がどうなっていたか自信がありません。。。><。
子育てや家族のあり方を夫婦で共有していたから、
夫くんは即座に「ホテルで泊って来なよ」と提案してくれたのだと思います。
「子どものために」も自分で全て抱え込もうとせずに、家族や周りの人を巻き込んで子育てしていくことが大切なんだなぁ…と、改めて感じました。
「自分は頑張れる!」と思っていても、プツンと糸が切れてしまう瞬間がある。
そうならないように、「ちょっと手前」で助けて!!と言える勇気を持ちたいものです。
そして、産後ドゥーラはその「『ちょっと手前』で助けて!!」って勇気を出して言ってくださった方のお手伝いをする仕事なんですね。
一般社団法人ドゥーラ協会 主催、産後ドゥーラ養成講座受講記録はこちら◎
産後ドゥーラ養成講座初日レポート① - 石島小夏のおうちごと♪
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