石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

論語と算盤と私と家族

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家族生活も子育ても経営と一緒なんだなぁ…!

 

朝倉くんの「論語算盤と私」を読み終わって、そんなことを改めて感じました。

「家族は社会の縮図である」とはよく言ったものです。

 

私個人的には「仕事のスキルアップ」のために「家族に関わる」と言うのは、全てが仕事のためになってしまう気がして、なんだかモヤモヤしてしまう考え方…。

でも、一方で「穏やかな家庭」を築いていらっしゃる方は「仕事でも成果を出している」方が多いように思います。

それは、家庭も仕事も根底に流れている原理・原則のようなものが同じだからなのかも知れません。

 

 

リーダーシップに必要なのは「開き直り」。

これって、子育ても家族生活にも必要なものですよね。

どんなにこどもに良かれと思って尽くしても、こどもに何が響くかはわからない。

経営と同じで何がヒットするかわからない中で模索して、「こういう風に育てる」と決めて実践していき、あとは何が起こっても受け入れるしかない。

 

 

事の成否は「理」「心」「運」が決める。

「理・心・運」は、それぞれ「1:4:5」程度の割合で影響を及ぼしている。

 

と、朝倉くんは書かれていますが、人生も家族生活も子育ても、結局、最後は運次第なんだろうなぁ。

でも、「理」、「心」を尽くしていると、目の前に運がやって来た時に飛びつくことができる。

特に、「理」(考え抜いた計画と私は解釈しました)より、「心」(実践していく力)が大切とのこと。

経営と違って、家族の中の采配や子育ての采配は失敗した時の損失は少ないので、どんどんいろんなことに挑戦できるのは良い点かも知れませんね。

 

いや、こどもに大きな心の傷を負わせるようなことは避けたいですけど…。

我が家で試してみたおむつなし育児とか、台所育児とかは親か子のどちらかに無理を強いている状態になったら「いつでも撤退しよう!」と考えてやり始めました。

家事を夫くんと分担したり、長時間労働を辞めることは、我が家が継続していく上で不可欠だったので、小さくコツコツと改善を進めました◎

 

 

そして、やっぱり嫌われる勇気が大切。

これだけ自由にブログを書いていますが、私はいつも怖いです。

「夫と6時台に一緒にごはんが食べたい!」なんて、「甘い!!」って、声もあるんだろうなーとか、「台所育児なんて呑気な!」って言われないかなー…とか、毎回ドキドキしています。

私の発言に傷付く人もいるかも知れない…と、うまく言葉が紡げない時もありました。

でも、誰も傷付けない「いい人」であろうとすることは誰に対しても薄情であるということなんですよね。

 

やっぱり私は「家族揃って夕ご飯を食べる家庭」を作りたいし、夫と娘とのんびり過ごす時間は大切にしたい。

社会の仕組みとか、世の中の人々の習慣とか、そういうものを「えいや!!」と振り切るのには、とっても勇気がいる。

私たちのことを「嫌い」になる人もいると思う。

それでも空気に飲み込まれないように、我が家らしい家庭を築いていきたいなぁ。

 

 

そのためにも、社訓として紹介されていた下記のことを心のに留めておこうと思いました。

 

 

楽して儲けるを全力でやりきる

 

家庭においては「儲け」という表現より「楽しい」とか「幸せ」とかが合いますかね。

目の前のタスク(家事・育児)を必死でこなすことで思考停止するよりも「なぜそれが必要なのか?どうすれば本来の目的=幸せな家族時間を達成できるのか」全力で考え抜く勇気と深慮を持つというのは大切なことだと感じています。

 

 

空気読んだら負け

 

私はとっても空気を読みたくなってしまう人間なのですが、夫くんの空気を読まずに帰宅する胆力を尊敬しています。

周りの空気に押し流されることなく、自分の頭で「違う」と思ったら「違う」と別行動する勇気が欲しいなぁ。

でも、別にその場の空気や相手のことを否定するのではなくて、「そーいう考えもありますね。でも、うちはこっちの考え方の方が合うかなー。」と、相手を受止める懐の深さも持っていたいなぁ。

簡単じゃないんですけどね、目指してないと一生できるようにならない!!

 

 

3ヶ月前は黒歴史

 

最近、私の中で流行り?の黒歴史

3ヶ月前と言わず、数年前でも黒歴史があるということは成長しているということなんですよね。

来年、このブログを読んだら恥ずかしい気持ちになるのかも知れないなぁ(笑〕

そんなこんなで過去に囚われずに、「お、黒歴史になってる!ラッキー☆」くらいの気持ちで生きていこうと思います。

 

 

他にも名言がたくさん詰まっていて、たくさんページの端を折りながら読ませて頂きました。

気になる方は、年末年始に読んでみてくださいね◎

結構、読み応えがあります!!