石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

こどもが居たら〇〇できない!?

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こどもができたら夜、飲みにいけなくなる

こどもができたら、旅行なんていけなくなる

こどもができたら、外食なんてできなくなる

 

出産前にたくさん、言われたこと。

だから、「産む前に旅行とか外食とかしておきなー!!」というありがたい?アドバイスに従い、私たちも旅行に行ったりしたものです。

 

でもねー、蓋を開けてみたら…

 

夜、飲みにも行っているし、

旅行は子連れの方が楽しいんじゃないか!って思うこともあるし、

(娘ちゃんの性格もありますが)外食だって、できてしまっている!笑

  

 

意外と、「やってみたらできちゃったー!」ってこと、あったりしますよね。

でも、「やってみる」のがなかなか難しい…。

この「やってみる」への第一歩を踏み出せるかどうかは、「周りにやったことがあるひと」がいるかどうかが大きく左右するんじゃないかな〜。

 

そんな事を考えていたら、読み始めたばかりの本の前書き的な部分のこんな一節に目が止まりました。

 

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

若者たちが多様な経験をする足枷となっているのは、自分と似たような人としか付き合いがないことだ。人生が長くなれば、人生の途中で変身を遂げることが不可欠となる。それを実践するためには、自分について知ることと、自分とは大きく異なるロールモデルと接することが重要だ。 

 

 

「こどもができたら飲みになんていけない!」っていうタイプの人とばかり付き合っていたら、「こども預けて飲みに行く」という新しい経験をする足枷になってしまう。

逆に、「こどもができてもガンガン飲みに行く♪」っていうタイプの人とばかり付き合っていたら、「産後はゆっくり体力を回復する」、という新しい経験をする足枷になってしまう。

 

 

「やってみたいこと」が「ごともを預けて飲みに行く」でも「産後はゆっくり体力を回復する」でも、周りと違うことをするのはやっぱり勇気がいる

周りと同じことができないと、自分がダメな気がしてしまう。

 

 

でもね、世の中にはいろんなタイプの人がいる。

外の世界に出て行くと、多様な人に出会うことができる。

 

私にとって、産後はマドレボニータさんの産後エクササイズだったり、子育て勉強会だったり、保育園だったり、どんどん新しい世界が広がっていく時期でした。

それから、こどもをきっかけに古い友人たちともたくさん再開することもできた。

 

それこそ、産後数ヶ月で飲みに出かけてしまう方々から、産後2年くらいかけてゆっくり体調を整える方々まで、色んな方がいた。

バリバリ深夜まで働く方から、フリーランスでゆるゆる両立している方、専業主婦を楽しんでいる方まで、色んな働き方があると知ることができました。

「あ、なんでもありなんだな」って吹っ切ることができたのです。

 

 

私はとっても運が良かったのだと思う。

でもね、活発に外の世界に出て行かなくても、「ママ友とゆっくり話してみる」とか、SNSで色んな考えの人をフォローしてみる」とか、小さなことでも世界は広げることができる。

 

 

やりたくないことを無理にやる必要はない。

私は「こどもがいても旅行も飲み会も諦めない!」という考え方が、正しいとは全く思っていません。

ただ、「どうせ無理…」と、本当はやりたいのに諦めてしまっているなら、少し世界を広げてみたらいいんじゃないかな〜◎

 

 

なんて、言いつつも私も「娘ちゃんを預けて飲みに行く」というのができるようになるまで、大分時間がかかりましたけどね。

産後半年で行った時は、体力的に辛くて翌週熱が出たし、産後9ヶ月くらいで職場復帰後の歓迎会に行った時もやっぱり熱が出た…。

「周りはバンバン飲みに行ってるのになんで私はこんなに体力無いんだ…」って、落ち込んだりもしました。

 

でも、体力の回復と共に自然と「やりたいことができる」ようになってきた。

それに、私のように「産後の回復に時間がかかるタイプもいる」って知って、気持ちも落ち着いてきた。

自分の身体と気持ち、両方を見てあげないといけないから、「やりたいことをやる!」ってやっぱり一筋縄ではいかないんだな〜と思う日々です。

 

 

でもね、やっぱり色んなタイプの人と知り合っておくと、「できること」は増えていくんじゃないかやぁ。

ただ、やっぱり合わないタイプっていうのはあるので、無理は禁物ですけどね。