石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

「やっぱりお母さんじゃないと!」って思いたくなる母

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ダディ の だっこが いいー!!

 

出張から帰ってきた夫くんを見るなり、娘ちゃんのこの一声に夫くんも大喜び♪♪

でも…

 

おかぁさん と おふろ はいりたいー!!

おかぁさん と ねるー!!

 

しばらく夫くんと離れていたから、お母さんっ子になっております。

母娘二人旅をした時もそうでしたが、母娘二人で過ごす時間が長いと、「お母さんっ子」に“一時的”になるんですよね。

 

 

やっぱりお母さんじゃないと!

こどもにはお母さんが一番!!

 

なーんて、言葉を聞くたびに、「どんだけ呪いをかけたいねん…!!」って嫌な気分になっていた私。

でも、実は「やっぱりお母さんじゃないと!!」って思いたいのは、他ならぬお母さんなのかも知れません…。

「おかあさんが いいー!」っていう言葉には、うっかり家事や育児を独り占めしたくなる魔力があるなぁ…と、1週間のワンオペ育児で感じました。

 

 

「おかあさんが いいー!」って、言ってもらえるとやっぱり嬉しくなっちゃう。

“自分だけ”に懐いている存在って可愛い…!!

「おかあさんが いいー!」って言ってもらいたくて、家事・育児を頑張ってしまいそう…怖い、怖い…!!

 

 

一人で家事や育児を担っていると、「おかあさんが いいー!」ってこどもにくらい言ってもらえないと、頑張り続けることができない。

「おかあさんが いいー!」って言われると、夫も手を出しにくくなっていく。

卵が先がニワトリが先かはわからないけど、「おかあさんが いいー!」という魔性の言葉はワンオペ育児の要因の一つなんじゃないかなぁ。

 

夫婦の問題で「どちらかが一方的に悪い」っていうことは稀有ですもんね。

ワンオペ育児って、家事・育児をやってくれない「夫さんが悪い」みたいな論調もあるけど、「一人でやった方が楽」、「お母さんがいい!って言われたい」みたいな気持ちで妻さんが自ら家事・育児を独り占めしていることもある気がします。

(そもそも、長時間労働で夫婦ともに家事・育児の時間がうまく取れないっていうのも大きいですけど…。)

 

 

ワンオペ育児でしんどくなってしまった時は、「夫を変えよう!」とするのでなく、「自ら家事・育児を独り占めしていないかしら?」と自分を見つめ直してみるのも一つの方法なんじゃないかなぁ◎

もちろん、家事・育児・仕事の心地よい担い方は家族によって異なると思うので、妻が家事・育児を心から好きで「やりたいこと」で、夫は仕事が心から好きで「やりたいこと」なら、いいとは思うんですけどね。

 

 

たった1週間、夫のいない生活を送っただけでも、「おかあさんが いいー!」って言葉に、「頑張って良かった!」と労われてしまった私。

でもね、「おかあさんが いいー!」って言われて、ちょっと寂しそうな夫くんを見ると、ワンオペ育児は続けたくないなぁ…って感じてしまいました。

 

で、「ダディが いないと さびしいーって おもったんだよ」という娘ちゃんの一言がとても嬉しかったのです。

うんうん、私と二人で泣きじゃくっている時は「ダディ が いいー!」って言っていたもんね。

「この人がいいー!」って安心して身を委ねられる人を増やして欲しいなぁ、って思うから、やっぱり我が家では家事・育児を「独り占めしない」工夫をしていきたいなぁ。