石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

向き合って自由になる!-AERA2017年2月13日号掲載

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本日、発売のAERA2017年2月13日号のP26にちょこっとコメントを載せて頂きました♪

 

これまで女性はライフイベントや家事とキャリアをどう両立するかずっと悩まされてきた。これからは、男性もその悩みと向き合う時代が来るんです 

 

偶然、取材の場に居合わせて、ポロっとした発言を記者さんが素敵に拾ってくださいました。

危うく「これからは男性も苦しむ時代」となりそうなとことろを、「向き合う」という表現で!!とうるさくお願いしたら、小見出し「両立の悩みと向き合う」になっていました、嬉しい◎

 

私は「ライフイベントや家事とキャリアをどう両立するか」という悩みに向き合うことはポジティブなものだと考えています。

だから、まだまだ少数派ではあるけれど、「仕事も家族も大切にして自由に働く」女性がたくさんいるんだと思う。

ちょうど、今読んでいる本にもこんな記述がありました。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

男性の間で3ステージの人生が主流であることはいまも変わっていない。

女性は男性よりもマルチステージの人生を送っているケースが多いが、あくまでも例外的なものと位置付けられている。 

 

 

この一文を読んだ時、私は感動したのです。

まだまだ少数で、例外的ではあるけれど、 「ライフイベントや家事とキャリアをどう両立するか」という悩みにずっと向き合ってきたからこそ、マルチステージの人生を送っているのは女性の方が多いんだ!!

 

で、この本の趣旨は「長寿化して人生100年になるので、男性も女性も、3ステージ(学校→就労→老後)の人生ではなくマルチステージ(柔軟に様々な働き方、休み方、学び方)の人生を送りましょう」という事のようです。

(ざっくりだし、私も読み途中なので詳しくはちゃんと読んでくださいね。)

 

 

つまりは、「ライフイベントや家事とキャリアをどう両立するか」と悩むことは、「新しい生き方を考えている」ということ。

そして、ずーっと向き合って悩んできた女性たちから、「男性が働き方を学ぶ」ことだって、増えていくんじゃないかなぁ。

男性も女性ももっと「自由に生きていける社会」を目指していきたい!!

 

 

家事だって「自由に」取り組んでいいんですよね。

この特集の見出しが、「家事からの解放」というタイトルで、現状アンケートの部分はちょっと閉塞感があって、読んでいて疲れてしまったのですが(AERAさん、ごめんなさい…!)、いろいな「家事との向き合い方」が紹介されていたので、楽しかったです♪

 

男性の家事への向き合い方も人それぞれ。

 

家事は「こどものため」に喜んでやらせてもらいたい。

家事を「仕事」だと考えるとやる気になる。

家事は「自分を高め」て、人間の器を広げる。

 

「こどものため」でも「仕事」でも「自分を高める」でも、共通しているのはポジティブに捉えることなのかなーと感じました。

「家事」を重荷や面倒なものとしてネガティブに捉えている限り、家事から解放されることはないのだと思います。

どんな理由でもいいから、自分にあったポジティブ変換ができると、「家事から気持ちが解放」されるんでしょうね。

 

これは、働き方も一緒なのかも知れません。

そして、家事分担に夫と妻の「どちらかが一方的に悪い」ということが無いように、会社と労働者の「どちらかが一方的に悪い」っていうことも無いのかも知れませんね。

今は、まだ会社と労働者は縦の関係なので、会社がケアしなくてはいけない部分も多いけど、会社と労働者が横の関係になっていくことで、お互いがどんどん「自由に」なるといいですね。

 

でも、いきなり会社と労働者の関係を変えていくのは難しい。。。

まずはやっぱり夫婦が対等な関係を築いて、「お互いがどんどん自由になる」社会を目指したい!!