時の流れとみぎ・ひだりの感覚
娘ちゃん2歳8ヶ月。
おかあさん うんてんしてたねー
むすめちゃん くるまのなかで ねたから ねむくないの
おかあさんは ねなかったの?
こなっちゃん32歳11ヶ月。
昨日は、1年半振り3回目の運転に挑戦しました♪
(育休中に教習所に通い、31歳にしてどうにか免許を取りました!)
宇都宮の友人宅が我が家からほぼ一本道なので、初めての遠出にはぴったり◎
でも、同乗した夫くんは、ドキドキしていたようです。
もうちょっと右!
左にハンドル!!
など、優しく?声をかけてくれました。
で、気付いたことがあります。
私、“みぎ”とか“ひだり”が、よくわかんないんだった!!
いや、日常生活で生きて行く分には、困らない程度に判別はできますよ。
でも、みぎはお箸を持つ方とか、利き腕とか、水道が出る方みたいな感覚的な理解なので、「右」という記号を伝えられると一瞬、間が空いてしまうのです。
(ちなみにひだりはご飯を待つ方とか、とっさに動かさない方とか、水が止まる方みたいな感覚です。)
益子にいるせいか、こんな話も思い出しました。
小学生になったくらいの頃、祖母が私に時計のおもちゃをくれたことがあります。
字も読めるし、数字感覚もあるので、両親は「こんなおもちゃ、もういらないだろう」と思っていたらしいのですが、なんと私は時計がよくわかっていなかったのです。
感覚的思考回路は時間の掴み方にも通ずるようです。
今、受けているコーチング&コンサルティング講座で、“個人の資質”について学んだ時にも、時間の捉え方の話が出てきました。
時間をスケジュール的に捉える人と時の流れ的に捉える人がいる。
どちらが「良い」とか「悪い」というわけではなくて、ただ捉え方が違う。
スケジュール的に捉える人は7時だから朝、4月だから春といった感じで時間を捉える。
直線的な思考で、段取りが得意な傾向にある。
時の流れ的に捉える人は、太陽が出てきたから朝、桜が咲いたから春といった感じで時間を捉える。
ふわっと広がる思考で、目に見える未来なら段取りできる傾向にある。
もちろん人は2タイプに分けることはできないので、スケジュール的に捉える傾向にある人、時の流れ的に捉える傾向にある人くらいの感覚で分かれます。
スケジュール的←→時の流れ的といったグラデーション的な軸の中のどこかにいるイメージ。
時と場合によることもあるかも知れない。
で、私は思いっきり感覚的*時の流れ的思考回路
ダンスとか体操とかでも、言葉で型を教えられるのが苦手で、目の前の人の動きを眺めながらなんとなく流れを掴んでいく方がわかりやすい。
お陰で、何かを習得するまでは時間がかかるんですが、原理原則や流れを掴むとすいすいと進む。
そして、その“流れみたいなもの”を言葉で表現するのが好き◎
私にとって論理が通る瞬間というのは感覚を言葉で表現できた瞬間。
表現している時のうきうき♪感と、日常使いできる形が産み出せた時のぞくぞく!わくわく!感がたまらないのです。
日本の社会においては「スケジュール的な動き」が重視されることが多くて、その感覚に置いて行かれないようにもがいている時はとっても苦しかったんですけどね><。
あ〜、「時の流れ的な感覚も役に立つんだなぁ」と気付いてからは、いろんなことが楽になりました。
えいや!!と飛び出して本当に良かったです。
「良い」、「悪い」はないけれど、自分とあまりに掛け離れた場所に身を置くと苦しくなってしまう。
自分自身の時間感覚を掴んで、そこに合う場所に身を置く。
もしくは、自分にない感覚を持っている人とお互いを尊重した上でチームを組む。
そうやって、自分が苦しまずに過ごせる工夫ができるといいですね◎
ちなみに夫くんは時間をスケジュール的に捉えるタイプなので、時間に追われる朝の保育園の送りは彼がやるのは取っても理にかなっているのです(笑)
あと、日々の目の前の段取りと実行力は彼の方が得意。
逆に私は、時の流れ的に全体を把握してふわっとしたスケジュール管理やマネジメントは得意なので、衣替えとか娘ちゃんの成長に合わせた準備とかは私の方が合っているのです。
これ、試行錯誤を重ねて、得意不得意を見てきたけど、時間の捉え方の概念がはっきりわかっていたら、もっと楽に分担ができた気がするなー。
夫婦の時間の捉え方を体感するワークショップとか開発しようかなぁ!!