ひのき山農場@市貝町の平飼卵
娘ちゃん2歳8ヶ月。
とりさん みたねー
ひよこさん いっぱい いたよー
昨日は、茨城から益子を訪ねてくれた友人と友に、父がいつも卵を買っている市貝町(益子の隣町)のひのき山農場さんへ。
ひよこから育てている(滅多にないことだそうです!)平飼の鶏さんたちから生まれる新鮮な卵を頂きました◎
こちらの高田さんは、もともと養豚をされていたそうで、「だから、肉も売れるのよー」と、お肉も買うことができました!嬉しい♪
人間も鶏も腸内細菌が大事なのよ。
抗生剤でむやみに菌を殺しちゃいけない。
と、地元農家の方々が育てたモミや殻付きの大麦・小麦・米をベースに、卵の殻やウコン、生姜、陳皮、唐辛子などをブレンドした贅沢なご飯を食べて育った鶏さん。
お米や麦が殻付きなのは、鶏の腸を鍛えるために、あえてやっているそうです。
消化に悪いものを与えると、腸が活性化?して、腸内細菌が増えるのだとか。
(思い出して書いているので、ちょっと記憶が曖昧です…すみません!)
これは商品になる麦があって、規格外の麦があって、さらにそれ以下のゴミ。
でも、捨てるのはもったいないから、貰ってきて鶏の餌にしている。
お米や麦なども、「商品」にならないものを「餌」として頂いているそうです。
手間や時間はかかるけど、抗生剤も入っていないし、遺伝子組換えでもない、オリジナルブレンドが出来上がります。
血行を良くするために生姜なども食べているなんて、親近感が湧きますよね。
卵の黄身の色は、食べ物で決まるそうなのですが、こちらの卵の黄身はマリーゴールドの花びらによる柔らかな黄色。
ちなみに、何もしないと白い黄身の卵になるんですって!知りませんでした。
でも、日本は色がついた黄身を好むから、色がつくような餌をあげるとのことです。
鶏さんのお部屋を見せていただくと、何羽か雄鶏の姿もありました。
雄鶏がいると群れになるので、鶏さんたちがまとまって動くから、世話がしやすいそうです。
でも、弱い雄鶏は雌鶏に負けちゃうんだとか。。。
男の人はよく覚えておいた方がいいよ
雌は群れになって、攻撃してくるから一人でいる雄はすぐにやられちゃうのよ
と、高田さんは楽しそうにおっしゃっていました。
そして、鶏小屋が臭くない!!
鶏糞がとってもサラサラで、嫌な感じは全くしませんでした。
これも、良い食べ物を与えられ、ストレスの少ない環境で育っているからだそうです。
で、この鶏糞は仲間の農家さんの肥料になるんだとか。
我々は生産者だから仲間があちこちにいるんよ。
だから、果物はA県の○○さんとか、B県の○○さんとか、信頼できる人から送ってもらう。
買うっていうより、うちも卵送って交換だね。
そうやって、循環させていけたら、と思っているんよ。
なんだか素敵な世界ですね。
そして、こういう方々はどんどん外に出て行ってネットワークを作っていらっしゃるんだなぁ。
以前、お伺いした八王子の礒沼ミルクファームさんと同じ空気を感じました◎
美味しいものは熱意のある方々が生み出していらっしゃる!!