石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

「甘やかす」と「言いなりになる」

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娘ちゃん2歳9ヶ月。

 

おうち かえらないー

もうちょっと あそぶのー

 

昨日は、保護者会だったのでいつもより早いお迎え時間。

お友達は喜んでお母さんの元へ駆け寄り、さささーっとご帰宅。

 

ところが、娘ちゃんはひたすら保育園に残りたがる。

永遠、遊んでやっと外に出たのは保護者会が終わってから2時間くらい経っていました…苦笑

いつもより遅いぜよ。。。

 

 

娘が通っている保育園の保護者会では事前に保護者から「最近のお悩み」を集めて、当日、グループでお話します。

いつも素敵だなぁ…と感じるのは、自己紹介に「親自身のこと」を話す時間があること。

今回は「こどもが好きなことと自分が好きなこと」、0歳の時は「こどもの名前の由来と自分の名前の由来」だったなぁ。

 

こども中心の場である保育園で、親のことを父母ではなく一人の人間同士として扱ってくださる。

そして、その個人対個人の関係を親同士で育む後押しをそっとしてくださっている。

以前、日本語が話せない方が参加されていた時は、お連れ合いと別のグループになったのですが、なんとそのグループは英語が話せるお母さんで構成されていました。

こどもだけでなく、親のことも見てくださっているんだなぁ…と感動。

 

なーんていつも、保護者会の内容より「場づくり」に目がいってしまうのは職業病ですな(笑)

 

 

そして、昨日はこんなことに気付きました。

 

私の中には「甘やかしちゃダメ」という概念がない!!

 

いや、本当に無かったんです。

「こどもを甘やかしているんじゃないか…」みたいな話が出てきた時に、そういう概念があるんだ!!って、驚きました。

良いとか悪いとかじゃなくて、自分の中に無かった

 

で、昨日は娘ちゃんの「あそびたいー!」に付き合って保育園で2時間過ごしたわけですが、これを「甘やかしていて良くない」という言葉で表現することができるんですね。

そうかー、そうなのかー。

 

 

でも、娘ちゃんに2時間付き合えたのには理由があります。

 

いつもだったら、時間がかかっても本を数冊読んだら帰路につく娘ちゃん。

でも昨日は、みんなが帰った「誰もいない保育園のお部屋」に気付いたようでした。

そして、お片づけをしている先生と満面の笑みで遊び始めたのです。

 

その姿を見ていたら、「あ、もしかしたらいつもは遠慮しているのかも?」とふと感じたのです。

我が家ではワガママ放題なのですが、「保育園では泣いたり、騒いだりしない」と0歳の時から言われていたので、そこは親が拾ってあげたいところ◎

 

そう思って遊ばせていたら、先生から

 

娘ちゃん独り占めできて嬉しいなー

いつもは遠慮してるから、ちょっと心配してたんだー

 

とのお言葉。

 

やっぱりそうでしたか…でも、そこを受け止めて「言いたいことは言ってもいいんだよーって伝えているんです」と言ってくださる先生、本当にありがとうございます。

 

折角なので、存分に遊ばせてあげることにしました。

 

だって、金曜日だったし!!

もうこれは、今夜は外食でいいやーって諦めたし(笑)

お陰で、先生から娘ちゃんの保育園での様子もたっぷり伺うことができました。

 

 

たぶん、翌日仕事の日だったら「ちょっともう帰ろう〜、お母さん帰りたくなっちゃったわ」って促して、そして娘ちゃんも「おかあさんは きめたら ゆずらない」ってわかっているから素直に聞いてくれる。

もしくは、一回泣き叫んでから、ケロリとして帰路につく。

私も娘ちゃんもお互い、できるときに、できることをやる感じ。

 

いつも「言いなりになる」わけじゃない。

でも、受け止めてあげらられる時は、存分に「甘やかす」

どんなに甘やかしても、受け止められない時はあるから、大丈夫だろー!!と考えているのです。

 

そういう意味ではしつけという概念も無いなぁ。

その話は、長くなるのでまた今度◎