石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【小夏の生い立ち】第5話 アートな幼馴染達と自分を比べて…(13-15歳)

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私たちがこうやって親の話聞いてるの気付いてないんだろうね。

大人が思っているほど、私たちこどもじゃないのにねー。

でも、自分たちが思っているほど、私たちは大人でもないんだろうねー。

 

親が陶芸家つながりで、物心ついた時から仲の良かった女の子が二人います。

感性豊かで絵もピアノも上手で運動まで、できてしまう私の憧れでした。

冒頭の会話は、親同士の飲み会で繰り広げた幼馴染とのおしゃべり♪

 

「誰かの家で飲む」というスタイルが基本だったので、私たちは小さい頃から陶芸家のおっちゃんたちが持論を展開する様を眺めながら育ちました。

芸術論から政治の話まで、時に激しい議論になる様をおもしろ楽しく聞いていた私たち。

中学校生活に疑問を抱くのは必然だったのかも知れません。

 

社会に出てから、アクの強い上司やお客様やに出会っても物怖じしなかったのは、間違い無くこの経験が役に立っています◎

アーティストでもビジネスマンでも「自分の世界を持っているプロフェッショナル」は通ずる空気を持っている…!

 

そんな幼馴染の二人は私の一つ下の学年で、中学生の時、私たちは初めて全員揃って同じ学校へ通うことになります。

一足お先に中学生になった小夏ちゃん。

学年1クラス22人の小学校から、100人強で3クラスある中学校へ。

そこで、新たな戸惑いを覚えることになります。

 

 

小学校の時のように授業中、質問するために手を挙げると…クラスの男の子にこう言われます。

 

女のくせに手とか挙げてんじゃねーよ。

 

????

 

どーゆうこと??授業中にわからないとこ質問するのに男も女もあるの!?

男女で区別されるのは、なんだか釈然としません。。。

こうして始まった中学校生活は、ザ・思春期、中二病だったこともあり、灰色の日々。

 

 

まずはお決まり、学校の先生が嫌になる!!

成績は良かったので、先生には好かれるのですが、それにも違和感が。。。

 

石島は大丈夫だ。成績もいいし、友達ともうまくやっているし、問題ない。

 

クラスの友人たちとうまくいかず、しんどかった中学一年生の時。

三者面談で、先生にこう言われ、「あ、本当に先生って成績以外は何にもみてないんだな」と感じたことを覚えています。

 

母にも

 

あなたは友達から好かれる良い子だから大丈夫よ。

 

と、言われて学校生活が上手くいっていないことを家族にも言い出せない。。。

この時、母の言う通り「友達から好かれる良い子にならなきゃ!」って思ってしまったのです。

そういった葛藤の数々を表現できないのが思春期。

 

家では、

 

うぎゃー!!ギャーギャー!!

 

と、泣き叫び、

 

ドンドンドン!!

 

と、大きな音を立てて階段を登り自分の部屋に引きこもる。

そんな自分に自己嫌悪な日々。

 

なんの拍子だったか、母に

 

そんなに良い子でいたいの??

 

って、言われたのはキツかったです。

だって、母が「良い子だ」って言ったんじゃん!!

私、それを目指してたんだよー!!みたいな。

 

 

学校の成績以外は「良い」とは言えない日々。

でも、私にとっては学校の成績なんて重要じゃない。

授業聞いてれば話はわかるし、勉強なんてやれば誰でもできるものだと思っていました。

(勉強にも向き不向きがあると気付くのはまだ先のことです。)

 

それよりも…!

 

音楽とか、

絵とか、

運動とか、

 

才能がないとできない(と、中学生小夏は感じていた)ものができる方が魅力的。

 

成績ばっかり重視して「ゴールは受験の合格だ」なんて言う先生には反吐が出る。

正直、行きたい高校なんて無いのに、何を目指せば良いのだろう??

別に好きで優等生やっているわけでもないのに、母からは「そんなに良い子でいたいの?」なんて言われるし。。。

 

同じことを繰り返す授業は暇だし、それなのに教室にいなくてはいけない。

要点だけ聞いて、残りの暇な時間は、マンガ読んだり、教科書の端に落書きしたり、寝たり寝たり寝たり…つ、つまらない!!

 

中学校も部活動全員参加という校則で、放課後も休日もやりたくない部活で埋まっている。

休みの日は、ぼーっとしてしまって時間があっという間に過ぎていく。。。

もっと、「好きなことする時間が欲しいなー。学校行きたくないなー。」と密かに感じていました。

 

 

そんな私とは対極にケロリと学校を休んでいたのは幼馴染たち。

中学2年生になって彼女たちが入学してきた時、私は「やっと二人と一緒の学校に通える!!」と、とーっても嬉しかったのを覚えています。

でも、3人揃って同じ学校へ通った時期はほんのわずかでした。

 

幼馴染の一人は中学校に幻滅してあっさり戦線離脱。

制服を燃やして、中学校を辞めてしまいました。

(正確には義務教育なので卒業はしたはずです。)

 

彼女とご両親のすごい所は、家庭教師をつけて勉強は続けたところ。

そして、東京の高校を受験して見事合格。

彼女のお母さんのご実家が東京だったこともありますが、すごい行動力!!

 

 

もう一人の幼馴染は「自分の行きたい時だけ学校へ行く」というスタンス。

 

みんな同じ服着て同じ机に座って同じ話聞くなんて気持ち悪い。

 

と、彼女が言っていたことを、しっかりと覚えています。

それでもちゃんと友達もたくさんいて、とっても眩しかったなー。

彼女みたいになりたい!!ってずっと思っていました。

 

ところが、彼女は親の都合で転校することに…。

幼馴染が転校するとか、親の事情とか私にとっては漫画の中の出来事。

 

あ、現実の世界でもいろんなことが起きるんだ。

 

と、彼女の転校はとても衝撃的でした。

 

 

そんな二人に憧れて、彼女たちと自分を比べていた当時の私。

二人にはなく、自分が持っているものに気付きます。

 

私は二人のような思い切った行動はできないし、芸術的なセンスもない。

私ができるのは、普通に学校に通って、勉強すること。

特別な物を持ってないなら、普通を極めよう!! 

 

素晴らしき発想の転換!!笑

 

 

そうそう!うちの親も、

 

学校休みたいなら、休みなさい。

ただし、自分で先生に電話しなさいね。

 

 という姿勢だったのですが、しっかり学校に通っていたのはそんなことを決意したからですね。

普通に生きることしかできないから、普通を極めよう!!

 

 

ちなみに、大人になってから、

 

何でも一生懸命に立ち向かうこなっちゃんに憧れていた

 

 と、幼馴染に言われました。

 

当時は私が一方的に尊敬して憧れているんだと感じていました。

隣の芝は青いのですよね。

人は自分にないものを持っている人がキラキラ輝いて見える…!

 

 

そうそう灰色の中学生活と言いつつ、相変わらず学校行事は好きでした。

学年が変わり、中二中三がお祭り学級だったので、友人関係も少し良くなります。

 

素のままでいても、自分を偽り作っても嫌われるなら、素のままでいる方が楽…!!

 

と、吹っ切れたことも大きかったです。

中一の時は、みんなと仲良くなりたくて、途中から自分を偽っていました。

そー言う偽りの姿って、相手には悪印象なんですよね。(と、気付くのはまだまだ先ですが。)

 

 

それから、英語の授業は楽しかったなぁ。

ご近所さんがアメリカ人だったり、父にデンマーク留学経験があったりして、外国人が遊びに来てくださることが多かった我が家。

中学3年生の時には、家にオーストラリアから陶芸を学びに来たお弟子さんがやって来たりして、英語を覚えれば覚えるほど会話の幅が広がるのも嬉しかった…!!

 

海外に憧れて「留学したい」と母に伝えてみましたが、「高校生までは親元にいなさい」と言われ、断念。
英語は好きだし、海外だったら、飛び級とかあるからつまらない授業聞かなくて済むし、手を上げて議論する土壌もある…!と単純に考えていました。
高校生までは親元にと言われて、高校受験は一校だけ受けることにしました。
落ちたら海外放浪する気だったのです。(受かっちゃいましたけど。)

 

 

高校で「国際交流キャンプ」に参加したのは海外へのわくわく♪した気持ちを広げたかったらから。 

中学生活で「普通を極める!!」と決心した小夏ちゃん。

 高校に入って外の世界に出ると、今度は「普通じゃない」って言われます…!!

 (現在は、この世に普通の人なんて存在しないと感じています。)

 

 

【年末年始ブログ特集“小夏の生い立ち”全11話】

明日は第6話を公開予定です。

 第1話 陶芸の町で育まれた長女気質 (0-3歳)
第2話 涙を堪えて村社会デビュー☆(4-6歳)
第3話 集団社会と保健室(7-9歳)
第4話 ロン毛の父が嫌だった!!(10-12歳)
第5話 アートな幼馴染達と自分を比べて…(13-15歳)←★今日ここ★  
第6話 強く!聡く!美(うるわ)しく!一匹狼女の群れの中で♪(16-18歳)
第7話 好奇心旺盛で寂しがり屋の小娘、家を出る(19-21歳)
第8話 メラメラと青い炎が燃えている…!(22歳-24歳)
第9話 ザ・パートナーシップへの道(25歳-27歳)
第10話 人生に必要なことはみんなお店が教えてくれた(28-30歳)
第11話 私のカラフル魂を娘が呼び覚した!(31-33歳)
 

 *タイトルは予告なく変更する場合がございます。

 

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