石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【小夏の生い立ち】第9話 ザ・パートナーシップへの道(27歳-28歳)

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わんわん わんわん わんわんの日だ!!

 

2011年4月6日、東日本大震災の少し後に母が他界しました。

私にとっての東日本大震災は母の最期の記憶。

(当時の様子はこちら→私の3・11 - 石島小夏のカラフルノート♪

そして、母を見送る時、私の両脇には親友と恋人(今の夫)がいました。

(当時の様子はこちら→私の原点へ還る…! - 石島小夏のカラフルノート♪

 

さて、今気づきましたが、夫との出会いを書き忘れていましたね…苦笑

世界を広げていた大学時代、私にとっての就職活動は飲み友達を増やす場でした。

共通の友人がいた夫とはそんな飲み会で出会い、彼のクラスメイト男子5人と大学バラバラな女の子5人の男女仲良し10人組が生まれたのです。

 

21歳で出会い、半年くらいの活動休止期間を挟みつつ、2011年には付き合って5周年を迎えていました。

私の就職活動も、彼の就職活動も、お互いの家族のごちゃごちゃも、仕事のことも、共に乗り越えてきました。

 

 

母を見送り、栃木から東京へ戻ったその日から、一人暮らしの私が“独り”にならないように、彼は毎日毎日、私の家に来てくれました。

どんなに仕事が忙しくて、朝に近い時間になっても必ず一度は顔を見せてくれました。

彼が遅くなる日は、私の友人たちも遊びに来てくれたり、電話に付き合ってくれたり、しました。

お陰で、私は前を向いて進むことができたのです。

 

そして、

 

この人となら一生一緒に共にできる。

私もこの人をずーっと支えて生きたい。

 

そう確信しました。

 

二人の中で自然と結婚という決断が浮かび上がってきたのです。

そして、気付いてしまったのです。

2011年11月11日が“わんわん わんわん わんわん の日だ!!”という事に…!

 

実は付き合い始めた当初、仲良しグループの仲間たちが夫のことを「大きいわんわん」と呼んでいたのです。

mixiに「大きいわんわん」とのノロケ日記を書いたりしていたなぁ…笑

そんなこんなで、私たちにとって「わんわん=11」は思い入れの強い数字だったのです。

 

心を決めたら動きだす…!

 

私たちは2011年11月11日に籍を入れる事にしました。

ところが、そこからが大変だったのです…。。。

 

外資コンサルティング会社で働く夫。

当時は、挑戦の時期だった事もあり、死ぬほど激務でした。

睡眠時間2-3時間は当たり前で、週末も仕事をしつつどうにか寝溜めする。

 

そんな日々の中、彼がきちんとお母様とお話する時間がなかなか取れなかったのです。

そして、夫に時間が無いからと、結婚式に関するやりとりを私が代わりにやってしまった代償はとても大きかった。

(当時の様子はこちら→ 「結婚式が黒歴史」という幸せ - 石島小夏のカラフルノート♪

 

 

私がすんなり夫の姓を選択しなかった事もあり、色々と複雑になってしまったのですよね…。

きっと素直に夫の姓を選択していたらもう少し楽だったのかもしれません…!

 でも!!妻が夫の姓を選ぶという風習にそのまま乗ろうとは思えなかったのです。

 

 

そういえば、小さい頃、町の図書館の貸し出し上位者が張り出されていたのを見て、

 

二人の貸し出し数は同じなのに、なんで弟の名前が先に書かれるの?

年齢順でも名前の順でも私が先なのに!!

男の子だからって理由だけで、弟の名前が先に書かれるのはおかしい!!

 

とチビ小夏は疑問を口にしていたのですよね。

三つ子の魂百まで…我ながらずーっと軸は変わっていないのですね。

 

 

夫ははじめ「そんな選択肢があるの…?」と、きょとん!!

もちろん、自分の姓に対する愛着も強かった。

でも、人違うことがやるのが大好きな人でもあったのです。

 

「常識が!!」、「一般的に!!」と周りに言われるにつれ、

 

自分の頭で考えて行動しようとすると、世間では非常識と言われるのだな。

 

と、反骨精神を燃やしたようです。

 

結局、

 

私が彼の姓を選ぶより、夫が私の姓を選ぶ方が響きが綺麗by私。

世の中で選ぶ人が少ない方を選ぶ生き方がロックであるby夫。

 

そんな理由で夫が妻の姓を選ぶことになりました。

 

現在、夫は二つの姓を使うことを楽しんでいるようです。

その後、夫のサークルには妻の姓を選んでいる人がたくさん増えました…!

 

 

結婚式に関しては、夫のあまりの激務っぷりに、

 

結婚披露宴はやらなくていいよね?

独りで準備することになるのは目に見えてるもん!!

神社で式挙げて両家の家族&祖父母くらいで食事すればいいでしょ?

友人向けのパーティーは私がやりたいから勝手に開催しようかなー。

 

と、提案する現実的な花嫁小夏。

 

ところが、

 

親族集めた披露宴やりたい!!

僕もちゃんと準備するから…!!

 

と、頑張る新郎夫。

 

あなたが、睡眠時間削らないでできるなら…。

 

と、渋々納得する花嫁小夏。

 

忘れもしない、つな八新宿店での会話により親族のみの結婚式&披露宴を11月に行うことになりました。

そう!!言い出しっぺは夫だったのですよ。

 

でも、でも…やっぱり激務は変わらず、準備はほぼ私がやることになるのです。

どんなに遅くなっても夫が帰ってきたら目が覚めてしまい、私まで寝不足気味だし、夫の身体も心配で無理はして欲しくない。

 

正直、当時は彼の仕事や会社を憎んでいました。

彼を悪者にはしたくないけど、どこか吐け口が欲しくての八つ当たり。。。

働いている会社を悪く言われるのは、彼にとってもしんどかった事でしょう…ごめんなさい!!

 

逆に、彼の趣味であるギターには超寛容だったのですよね。

仕事以外の大切な息抜きの時間。

中学生から続けていて、信頼できる仲間にも囲まれている◎

だから、結婚式1か月前に自分主催のライブイベントを2発もやるという暴挙を許してしまったのです。

 

ただでさえ、激務なのにバンドイベント主催業務&バンド練習やりながら、どうやって結婚式準備をしていたのか…?

フルタイム勤務で、家事をほとんど担って、母を思い出しては夜な夜な泣いていた私には、しんど過ぎて…もはや記憶がありません。

あまりにもイライラして夫を責めまくり、そんな私では夫を幸せにすることができないから結婚を辞めよう!とまで思い詰めていたことは憶えています。

 

危険を感じたので、最後は友人に手伝ってもらって、外の空気を入れたんだよなぁ。。。

親族みんなが集まっての結婚式が思いの外、あったかくて幸せだったのが救いでした。

 

 

そして、当時、大嫌いだった夫の会社ですが、上司に「お祝い」という名の飲みにお誘い頂きます。

普段、家族に一ミリも優しくないくせに、お祝いの時だけこぞって集まる空気感も嫌いでした。

もはや、直接文句言ってやれ!!くらいの気持ちで飲み会へ。

人生で一番ブラック小夏だった時期ですねー。。。

 

会ってみたら彼の上司も同僚さんも良い人たちでした。

話もわかってくれるし、夫を信頼してもくれている。

当時の上司はまだ30代だったので、マネジメント仕切れずに激務なのも仕方ないなーと、ブラック小夏はそのままお伝えしました。

 

「30そこそこじゃマネジメントできなくても仕方ないですよね。」

 

そしたら、

 

「いや!僕ならできる!!って、思いたいじゃない。」

 

と、言ってくださったので、

 

「じゃぁ、お願いします。

今の働き方が続いたら間違い無く離婚か転職しますんで。

短時間で成果を出す働き方に時代はシフトするはずで、彼ならそれができると私は信じてます。」

 

みたいな事(お酒が入っていたのでなんとなくな記憶ですが)をお伝えしました。

やり手の上司さんだったので、ありがたい事に?、「夫くんの妻は上司さんを論破したらしい!」的な噂が広まり、奥さん強いキャラが定着してしまいました。

でもお陰様で、夫の働き方改革(当時はそんな言葉なんてなかった!)への道が勝手にスタートしたのです。

 

そして、転んでもただでは起きないこなっちゃん

 

翌年、友人知人向けに結婚パーティーをやった時にはこの頃の反省を活かし、夫が主導権を握りたくなるライブパーティーをやることにしました。

パーティー準備のために、ようやく夫の24時帰宅が定着したのが2012年の頃。

 

それでもまだこの頃の夫の帰宅時間は24時…!!

 働き方改革&パートナーシップの道はコツコツ、こつこつ…今も続いています。

 

【年末年始ブログ特集“小夏の生い立ち”全11話】

明日は第8話を公開予定です。

第1話 陶芸の町で育まれた長女気質 (0-3歳)

第2話 涙を堪えて村社会デビュー☆(4-6歳)

第3話 集団社会と保健室(7-9歳)

第4話 ロン毛の父が嫌だった!!(10-12歳)

第5話 アートな幼馴染達と自分を比べて…(13-15歳)

第6話 強く!聡く!美(うるわ)しく!一匹狼女の群れの中で♪(16-18歳)*前編*

第6話 強く!聡く!美(うるわ)しく!一匹狼女の群れの中で♪(16-18歳)*後編* 

第7話 好奇心旺盛で寂しがり屋の小娘、家を出る(19-22歳)*前編*

第7話 好奇心旺盛で寂しがり屋の小娘、家を出る(19-22歳)*後編*

第8話 メラメラと青い炎が燃えている…!(23歳-26歳)

第9話 ザ・パートナーシップへの道(27歳-28歳)←★今日ここ★

第10話 家族に必要なことはみんなお店が教えてくれた(29-30歳)

第11話 私のカラフル魂を娘が呼び覚した!(31-33歳) 

 

*タイトルは予告なく変更する場合がございます。

 

年明け最初のカラフルノート講座は書き初めです♪

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