石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

順境で育つ…?逆境で育つ…?

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『大学を出るまで、こどもは一人では生きていけませんから、そこまでは親が面倒を見る必要がある。』

(記憶から引き出しているので細かい表現は曖昧です)

 

昨日は三冨さん、後藤さんと共にゆるゆると半年に1回くらいのペースで続けている子育て勉強会。

先月、三冨さんの息子さん(大学4年生)にお話をお伺いした時、こんな事をおっしゃっていました。

それが、どーしても心に引っかかったのです。

 

その日は、ワンオペ耐久期間中で、機嫌の悪い娘と共にお話をお伺いしていました。

他の方は気に留めてる様子もなかったので、自分の状態のせいで引っかかっているだけかな…?と、その瞬間は違和感を流していたのですよね。

でも、どうも反発している自分がいる…!笑

 

 

「親が子の面倒を見る必要がある」って、私は思ったことがないのです。

(もちろん面倒を見てくれた親に感謝もしていますし、娘の命は守りたいと感じていますよ…!)

 

どちらかというと小さい頃から、こどもでも自立せねば!と、ずーっと感じていた。

家事を母がやっている様を「本当は私がやるべき仕事なのにごめんなさい」と眺めていた。

でも、母より先に動けない自分を責めてもいた。

 

 

だからね、“親が面倒を見る必要がある”って素直に口に出せちゃう様が羨ましかったのですね。

これは、学生時代、周囲の友人たちへ抱いた感情でもあります。

 

その時、私を救ってくれたのは、松下幸之助さんの方の言葉。

 

逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。
素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。
逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
それはそのときのその人に与えられた1つの運命である。
ただその境涯に素直に生きるがよい。

 

 

道をひらく

道をひらく

 

 

大学時代、私は好奇心のままに色んな人に会い動き回り、同世代の素敵な方々に囲まれて楽しい日々を送っていました。

一方、活動費を捻出するのにバイトを週9くらい入れていて、時間は本当に無かった…。

 

親に卒業旅行のお金を借りたり、洋服を買ってもらったり、資格勉強のダブルスクール代を出してもらっている友人たちが羨ましくないと言ったら嘘になる。。。

そんな弱い自分を奮い立たせるために、“自立してるべし!”、“逆境を乗り越えている自分が偉い”と感じたことが無かったとは言えません。

 

でも、そんな黒い気持ちが自分の中にあるのも苦しかったのです。

そもそも自分の状態が逆境と言えるほど苦しいものとも思えなかったですしね。

もっと苦しい人がこの世にはいる…!と、なぜか見えない人と比べてしまう悪癖。。。

 

 

だから、「順境も逆境もどちらも素直に謙虚に受け止めればよし」という言葉がすーっと心に沁みました。

 

どちらでも良いのだ…!

 

そう感じることが、どれだけ心を救ったことか◎

 

 

娘を育てる時、私の心は時々、揺らぐ…!

それは、子育ての悩みではない。

私自身の自分育ての悩み。

 

願わくは順境のまま、すくすくと育って欲しい…!と思う自分がいる。

ところが、逆境を乗り越えて磨かれて欲しい…!と思う自分もいる。

でも、どちらでも良いのだよな。

 

 

順境でも逆境でも素直に謙虚に受け止める。

そんな力を家庭で育む!!

そのためには、私がどちらも素直に謙虚に受け止めていくしかないのである。

 

そんな事を改めて、感じたのでした。

そのために、今日もノートに気持ちを描いて自分と対話するのです。

 

 

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