お墓参り◎
朋 遠方より来たるあり
また 楽しからずや
昨日は母の命日でした。
私の母は益子の父の元へ居るので、この日は毎年、実家に帰るようにしています。
ですが、今年は父が台湾遠征で家を空けているので、母の一部が祖父母と共に眠る多磨霊園へ行ってみることにしました。
祖父母と母の一部を納骨をしたのが娘を妊娠中の春。
4年振りの墓前。
ここに刻まれた言葉を見た瞬間、涙がボロボロこぼれました。
祖父母と母と親戚たちと集った母の実家の情景がぶわ〜っと浮かんできたのです。
皆で集う事が大好きだった母の実家。
“墓前にもみんなが集まったら楽しかろう”
確かそんな想いを込めて叔父が刻んだ言葉。
お墓参りでは、実家でお線香をあげるのとはまた別の感情が湧くのですね。
お墓の前に立って、初めて気付きました。
小さい頃からお墓参りの風習があまりない(数回行った記憶はあります)家だったこともあり、ちゃんとお墓参りする癖がついていない私。
母が益子の父の元へ残っていることも重なり、なかなかお墓まで足がのびていませんでした。
最近、仏教の世界へに触れて故人を偲ぶ風習の本当の意味を少しずつ気付かされています。
うん。お墓参り、とても大事なものなのですね。
母方の実家は無宗教で葬儀をあげるので、フリースタイル。
家族が手紙を読み上げたり、親族がギターを献奏したり、お線香の代わりに献花をしたり、とお経を読む形ではありませんでした。
お経の意味に想いを馳せることなく、形式だけなぞるより、故人への想いを強く表現できる葬儀の方が好きです。
形式にこだわる必要ない。
でも、様々は風習がある事で、故人に想いを馳せる仕組みとなってもいる。
それはとても大切なことなのだと思うのです。
そういえば、母は式中に流す曲まで指定していたなぁ…。
河村隆一さんの愛燦燦。
当時、もし結婚していたら間違いなく夫がギターの弾き語り役をやらされていたんだろうなぁ〜笑
私自身も悲しい葬儀は嫌だから、ドレスコードは黒以外でカラフル♪なライブパーティーにしたいなー!とか、勝手に思っています。