【小夏とノートと人間関係】第1話 交換ノートで乗り切った思春期
〇〇が結婚してさぁ、お相手がいい人なんだよー。
そーいえば、〇〇の子どもとうちの子が幼稚園で同じクラスだよー!!
GWで益子に帰省して、幼馴染と一緒に朝のお散歩をしたら小中学校の同級生たちの近況を色々と聞くことができました。
私にとって小学校の同級生は全員幼馴染みたいなものだったりします。
私の小学校は男子15人、女子7人の22人で1クラス。
そして、小学校の同期生は全員、同じ中学校へ進学。
この22人は小中9年間一緒で親同士や兄弟たちも顔見知りという、幼馴染みたいな人たち。(うち幼稚園から一緒の子が19人も!笑)
人間関係においては、良くも悪くも選択肢のない世界。
そういった中でも、容赦なく渦巻くのが友人関係のゴタゴタや実らない初恋へのモヤモヤ…。
思春期特有の甘酸っぱくも苦しい想いを受け止めてくれたのは交換ノートと手紙のやり取りでした。
小学校の頃は、たった7人しかいない女子なのに、その中で仲間外れを作ってみたり…そういう空気が苦手でした。。。
順番に仲間外れにされていく感じ、どーしても気持ち悪かったのですよね。
そんな中で友人と始めた交換ノート。
彼女は幼稚園から高校まで一緒だった唯一の友人でもあります。
交換ノートの始まりは覚えていませんが、中学卒業まで少なくとも5年以上は続きました。
金銭感覚が似ていた?こともあり、「りぼん」も二人で交互に買って交換していました。
ある意味、シェアリングエコノミーの発想でしょうか?笑
小学生的には大きかった毎月400円の出費を、二人で買うことで半額に抑えたのです。
最初は共通の話題でもある「りぼん」の漫画を真似して書いて交換し合っていました。
それから、他の子とうまくいっていないことも彼女が指摘してくれたり、私から相談してみたり…。
中学校に入ってからはクラスが分かれてしまったのですが、逆にクラスでうまくいっていないことを彼女には相談できました。
中学1年生の後半、最初は話せていたクラスの女の子と上手に付き合えなくなってしまった私。
真面目過ぎてノリが悪かったり、我を通そうとしたりする部分が、きっと噛み合わなくなってしまった要因。
そんな自分を払拭したくて、冗談を言おうとしても、加減がわからなく相手に不快な想いをさせてしまったり…。
休み時間に一緒にトイレに行く友達がいなくて、一人でトイレへ行く様を他のクラスの子に見られるのがとーっても嫌だったことを覚えています。
きっと、誰も私のことなんて見ていなかった。
でも、自分の中ではすごく嫌だったのです。
大きないじめを受けていたわけじゃありません。
でも、クラスの子との周りにうっすらと壁がある状態。
息苦しくて学校に行くのが辛かった。
その間もずーっと彼女とのノートは続いていました。
「もしかして、今、嫌われてるの?」とノート上でストレートに聞いてくる彼女。
不思議と彼女には、素直に言葉を綴ることができたのです。
いつの間にか、
自分を偽っても嫌われるなら、いっそ曝け出してしまえ!!
と、割り切って、彼女以外にも本音を口に出せるようになっていました。
不思議なもので、こうやって割り切ってしまうと、自分の気持ちを話せる友人が彼女以外にも出てきました。
本音を曝け出すこと、ってとても大切ですね。
今、振り返ると交換ノートのお陰で風向きが変わったのです。
その時の状況や自分の気持ちを書き出すことで、自分自身の方向性を見出すことができました。
そして、クラスは違えど自分の気持ちを聞いてくれる存在がいることが支えとなりました。
交換ノートで運良くメタ認知ができて、無自覚にセルフコーチングしていたのですね。
加えて友人の存在がBeingの価値を最大限発揮してくれていた。
意識していたわけではありませんが、ノートを使って自分と向き合っていったのはこの経験が原点。
まさか、友人も今の私の仕事があの時の交換ノートから生まれてるなんて思いもしないんだろうなぁ(笑)
振り返ってみて、私も驚いているくらいですもん…!!
そうそう!!このノートには恋話もたくさん書いていました♪笑
うまくいっていることも、いっていないことも、そのまま書き出す。
私の発信スタイルもここで培われたのかも知れません◎
GWブログ特集『小夏とノートと人間関係と…!』
第1話 交換ノートで乗り切った思春期←★今日ここ★
第2話 人生を変えた!?ポストイット&カラーペンとの出会い
第3話 マインドマップとロジックツリーで親子を紐解く…!?
第4話 家庭内ワークショップで培った夫婦関係♪
第5話 “整理するノート”から“表現するノート”へ
石島小夏とノートを描きたい方は、カラフルノートのセッションへどうぞー!!
詳細・お申し込みはこちらから↓