【小夏とノートと人間関係】第4話 家庭内ワークショップで培った夫婦関係♪
理詰めと論理的思考は違う…!
結婚前後のもやもやを通して、私はそう気付くことができました。
それは、私にとって、人生で一番しんどかった時期。
母の他界から半年後の入籍。
夫ではなく妻の姓を選択したことで、生まれた軋轢。
一緒に暮らし始めたことで初めてわかる夫の長時間労働。
当時は、挑戦の時期だった事もあり、死ぬほど激務でした。
睡眠時間2-3時間は当たり前で、週末も仕事をしつつどうにか寝溜めする。
そんな日々の中、彼がきちんとお母様とお話する時間がなかなか取れなかったのです。
そして、夫に時間が無いからと、結婚式に関するやりとりを私が代わりにやってしまった代償はとても大きかった。
(当時の様子はこちら→ 「結婚式が黒歴史」という幸せ - 石島小夏のカラフルノート♪)
私がすんなり夫の姓を選択しなかった事もあり、色々と複雑になってしまったのですよね…。
きっと素直に夫の姓を選択していたらもう少し楽だったのかもしれません…!
でも!!妻が夫の姓を選ぶという風習にそのまま乗ろうとは思えなかったのです。
(「小夏の生い立ち」第9話より抜粋)
気持ちに余裕の無かった私は、どんどん理詰めになっていく…。
「長時間労働なんてもう古いよ?」
「そもそもその仕事、する意味あるの??」
素直に、「早く帰ってきてくれたら嬉しい」と感情を表に出せなかったのです。
感情を伝えるのではなく、ちゃんとした理由が必要な気がしてしまった。
でも、相手を責めている自分に自己嫌悪が生まれる…。
なんだか、イライラしてしまう私を救ってくれたのも紙とペンでした。
夫をドン詰めしてしまう自分が嫌だったのです。
毎週のように泣き叫んでいた当時の私…。
でも、このままではいけない…!!と、強く感じていました。
現状を把握したくて、私は家事をマインドマップで書き表したのです。
お互いの感じる負担感も数字化して、一応、分担は出していたのです。
これは、とっても論理的な方法ですよね。
でも、分担について後々、数字化することはしませんでした。
私たちに必要だったのは、お互いの負担感や家事の総量を共有すること。
そこから数字で、分担していくことは、相手を責めることにつながる(時がある)。
だんだん理詰めワールドに入ってく…!!と、直感的に気付いたのかもしれません。
ゆるっと分担して、何か「軋轢があったら対話する」くらいが我が家にはちょうど良かったのです。
この時、気づいたのです。
相手を思いやって説明するための論理的思考
相手を思い通りにしようする理詰め
ここには大きな違いがある…!!
そして、このころから、我が家にワークショップが取り入れられるようになったのです。
もともと、年末年始にお互い1年の振り返りと翌年の抱負は学生時代から共にしていました。
それが、ノートやポストイット、そしてカラーペンを使ってお互い描き合う形に進化しました。
特に、出産後は、年末年始・GW・お盆に意識的にワークショップ!!
このお陰で、夫婦喧嘩の頻度もどんどん減ってきております。(我が家比)
GWブログ特集『小夏とノートと人間関係と…!』
第1話 交換ノートで乗り切った思春期
第2話 人生を変えた!?ポストイット&カラーペンとの出会い
第3話 ロジックツリーでは親子を紐解けない…!?
第4話 家庭内ワークショップで培った夫婦関係♪←★今日ここ★
第5話 “整理するノート”から“表現するノート”へ
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