【カラフルノートforビジネス】多国籍企業で相互理解セッション♪
二回目の今回は、社歴の長いメンバと皆をサポートしていく役割のメンバが中心で比較的お互いをよく知っているメンバでは有りましたが、
それでも新鮮な発見が多々あり、
より豊かな生産性の高いコミュニケーションを今後はとっていけると期待が高まりました!!(楽天技術研究所 所長 森正弥さん)
昨日、楽天技術研究所さんにて、カラフルノートを用いた相互理解セッションを行いました。
前回のマネジメント層へのセッションに引き続き2回目の今回は半分英語でセッション…!!
社員の皆様にサポート頂きながら拙い英語で頑張ってみました◎
カラフルノートの法人向け相互理解セッションでは、
普段の仕事の関係を離れて、お互いを対等なただ一人の人として見る時間
が、生まれます。
上司とか部下の関係性や日々の仕事の話は全くしません。
相互理解に対して必要なものは?と、問いかけることもしません。
相手の背景を思いやりましょう!と講義することもありません。
では、 何をしているのか??
ノートにカラーペンで「何も考えないで」、「自由に」、「思いつくまま」描くことでご自身の心の内を表現して頂きます。
何も考えずに書くので、そこに意味はなくても良いのです。
でも、描いた後にこんなことをシェアして頂いています。
描きながら、どんなことを感じたか?
描いたものに、どんな意味があるように感じるか?
どんなことを考えて、これを描いたか?
描かれるものに、個人の背景が表れるのがカラフルノートの特色。
多国籍な場ですと、お国柄によっても作風が変わってきたりして、とても興味深いです。
今回、フランス人、スリランカ人、日本人が表現されたものを並べると、色使いなどに特色があって、それぞれの文化的な背景に想いを寄せました。
「正直に言うとね、何も考えずに書いていたんだ。
だから、後付けなんだけど、身体の部位ごとに存在する魂(みたいなもの、チャクラ的な感じ? 英語だったこともあり私の力ではイメージしか受け取れず、正確な日本語にできないです…すみません。)と、これはDeNAかな!!(スリランカ人男性)」
こういった説明をお伺いしているだけで、彼の背景や心の奥底にマインドフルネスの思想が脈々と流れていることが、初対面の私にも伝わってきます。
実際、彼は強い信念でマインドフルな世界に周囲の方を巻き込んでいらっしゃるそうです。
そして、表現されたノート(絵)は時として、言葉より多くを語ります。
セッションでは、自分だけでなく、メンバー、一人一人のイメージを描いていく時間があります。
そして、描いたノートを丁寧にシェアしていきます。
Aさんの世界は、こういうもので、でもシュッとここに向かっている強いものがある。(日本人男性)
これ(言葉)だけでは、何のことかわかりませんよね??笑
でも、彼が表現したノート(ビジュアル)を見た瞬間、その場にいた全員がその意図を受け取ったのです。
一瞬、静まった空気とみなさんの表情がとても印象的でした。
ちなみにこの方は、パワーポイントのセンスが抜群だそうです。
言葉少なくとも、相手に意図を伝えるパワフルな方法をご自身の中でしっかりお持ちなのですね。
グループで描くと不思議とシンクロが生まれる瞬間があります。
色使いが似ている
描くモチーフが似ている
描いたものは全く違うのに、描いたものの意図は同じ
似たような感性や、同じような心の動きが起きるとき、ノートの中にそれが表現されるのです。
今回 、「とても近い感性をお持ちなのだな」と感じたお二人(BさんとCさん)がいらっしゃいました。
すると、「Bさんはコミュニケーション能力が高くて、いつも僕(Cさん)のことを助けてくれるのです」とのお話が…!
Bさんのコミュニケーション能力が 高いのはもちろんですが、思考や発想が近いからこその言語化サポートなのかも知れません。
このように、カラフルノートの相互理解セッションでは、自分で描いたノートを説明することを通して、
自分の内面と向き合う
相手の内面を想像する
描かれたノートから互いの個性を受け止め合う
という、3つのことをしています。
自分と相手の同じ部分、違う部分がノートにはっきりと浮かび上がるので、嘘がつけないのです。
そして、自分の手で描き、目で確認するから、共通点も相違点も素直に受け取ることもできます。
自分が描くノートと他者が描くノートの違いで自分を知る。
他者が自分に描いてくれたノートを見て自分を知る。
自己認識と相互理解は、本当に表裏一体…!
実は、楽天技術研究所 所長である森さんは日々、殺人的なスケージュールをこなしています。
それは一緒にセッションをされている方々から、発せられる言葉をお伺いしていても明らか。
それでも、
「私もみんなのことをよく知りたいので、基本時間は作ります」
と、おっしゃる森さん。
だからこそ、リーダーを前にしても緊張することなくみなさん、素直にノートを描かれているだなぁ…と感じました。
日々、時間に追われるお忙しい会社だからこそ、こういった時間がより必要になるのですね。
カラフルノートの法人向けセッション、近々HPを整えますが、
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