石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

世界は綺麗なだけじゃないけれど

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私は、紙とペンを

多くの人の日常に潜むであろう狂気を柔らげることに

使っていきたい。

 

暗いニュースはあまり深追いしないようにしています。

1〜2日、気持ちが持ってかれて帰ってこれなくなってしまうから。。。

ふとした瞬間に涙が溢れそうになる…(実際に溢れ出てくる。)

 

でも、世界は綺麗なだけじゃない。

だから、時々、目にする。

これが私の精一杯。

 

こういった問題に一つ一つ向き合って活動している方々を心の底から尊敬しております。

ブログなどの広告で虐待の漫画を目にするだけで、ぐわっ…ときてしまう。

一個一個の事象に大きく反応してしまって、自分のことすらままならなくなる自分に劣等感を覚えることもあります。

 

 

本人が紙に描いた言葉は大きな力を持つ。

一生懸命、描かれた小さな決意。

涙が止まりません…。

 

 

笑顔で目の前にいてくれる娘の中にも

こんな気持ちになることがあるのかも知れない。

親になってから、自分の中の狂気をたくさん目にしてきました。

 

泣き叫ぶ声に、うるさい!と言ってしまうことも、

大きな声を聞いていられなくて、扉を閉めてしまうことも、

私自身が経験している。

 

自分の中にも潜んでいるであろう親の権力と支配。

つい感情的になって、娘の前にも顔を出してしまうことがある。

なくすことはできないけれど、忘れないようにしたい。

 

 

こういった事件の話を聞くたびに、私の心が大きく動くのは、

自分の中の狂気にも気付かされるから。

誤解を恐れずに言えば、加害者側の立場が他人事ではないのです。

 

幸いにも私には同時期に子どもを産んだ友人がたくさんいた。

結婚前から夫とお互いの価値観を共有して、対話を重ねてきた。

自分の気持ちをケアすることが、家族を守ることだと信じることができた。

 

そして、私にはノートとペンがある。

気持ちがやさぐれている時は、ノートに話を聞いてもらっている。

カラフルノートが予防や投資の価値を、いつも我が家に教えてくれている。

 

そうやって紙一重で守ってきている。

「育てられないなら産むな」なんて言わないで欲しい。

育てている(ように見える)人にだってギリギリな時もあるのです。

 

 

 

私はやっぱり紙とペンを、

多くの人の日常に潜むであろう狂気を柔らげることに、

使いたい。

 

世界は綺麗なだけじゃないけれど、

自分の中には明るい色もあるのだと信じて前を向く…!

 

自分もそうなりたいし、

一緒にそうなってくれる人を、

じわじわ増やしているのである。