石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

もし、私がゾウムシになったら…?

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私:もし、私がゾウムシになったらどうする?

 

夫くん:ぞ、ゾウムシ??対話ができないねー、僕もゾウムシになるしかないな。

 

娘ちゃん4歳0ヶ月:えー!!むすめちゃんは、ゾウムシになりたくないー。

でも、ダディもおかあさんもいなくなったら、むすめちゃん、ひとりじゃ ほいくえん いけないじゃん…どうするの…えーん。。。

 

と、想像して泣き出す娘ちゃん。

感性豊かに育っておりますなぁ…!

 

この質問はこちらの本を読んで夫くんにしてみたもの。

幸福な質問

幸福な質問

 

 

娘ちゃんが、

 

「ひとりじゃ、ほいくえん いけないから いや!!

 

と、言ってくれた事がとても嬉しい。

 

私が居なくても生きていける人になって欲しい。

これは夫と結婚した時に、夫に対して私が育んでいきたいと感じたこと。

娘ちゃんが生まれた時、やはり同じように感じたのです。

 

だから、生後0ヶ月の時から、娘にはとにかく多くの人と触れ合う機会を作ってきました。

保育園もその一つ。

 

私たちが二人が“ゾウムシになる=小さくなっていなくなる” と、想像した娘ちゃん。

二人がいなくなって困るのは、保育園に行けないこと…!!

誰かが保育園に連れて行ってくれたら、きっと娘ちゃんは生きていける◎

 

なんだかそう信じることができて、ホッとしたのです。

まだ生まれて4年しか経っていないけれど、彼女の世界が家族以外にもある。

それが、とても心強い。

 

そして、もう一つ聞いてみた 

 

世界一周の旅に出るって言ったら、どうする?

 

という問いに、

 

“行っておいでー。僕も途中で合流するけどね”

 

と、答えた夫くん。

 

あぁ!!だから、私はこの人と一緒に生きているのだなぁ。 

私が居なくて涙を流されても困るし、

全てを投げ出して、最初から着いてこられても嫌だもん…!

でも、やっぱり家族みんなで旅に出たいよね!

 

この絶妙な距離感が一致するから12年も共に過ごせたのだなーと感じたのでした。

 

 

ちなみに、夫がゾウムシになったら、

 

え?虫ってことは、2−3年で死ぬよね?

でも、頭脳はそのままなら、「奇跡のゾウムシ!」とか言って、

計算問題とか解かせて、Youtubeとかで、まずは荒稼ぎしようかな。

それから、1年間、家族で世界一周の旅に出るでしょー。

で、最後は母娘で生きて行く準備をする!!

 

と、現実的?に答えたのは私です。

 

Youtubeで荒稼ぎ、結構、私がやる業務量多そうだし、

ゾウムシになったら家事は戦力外だから物理的にはシングルマザーだなぁ…、

とか、本気で考えちゃいました。

 

でも、万が一を想像するのは結構大切、

というか最悪の事態を想像しておくと現実が楽になる!!

なんだかんだ生きていくしかないよなーと覚悟を決めたのでした。

 

 

いや、僕が死んだら、本当に二人で世界一周の旅とか行っちゃいそうだよね。

 

と、妙に納得する夫くん。

 

万が一の時には、後先考えずに娘ちゃんと世界一周の旅に出ちゃうのもありかも知れないなぁ。

でも、そんなことを考えてたら、寂しくて泣けてきた私。

二人がゾウムシになっちゃって、心細くなった娘ちゃんの気持ちがわかりました。

 

 

むすめちゃん、ゾウムシはイヤだけど、ダンゴムシにならなってもいいよー!

 

と、言いだすダンゴムシ推しの娘ちゃん。

 

そっかぁ、そしたらダンゴムシとゾウムシの家族になって、みんなで虫さんの世界で暮らそっか◎

 

と、丸く収まる我が家の夜は、今日も平和です。

 

おーなり由子さんの幸福の質問、よければ皆さんもやってみてくださいね。

他にもいろんな質問がありますよ。