石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

「損得勘定」や「計算高さ」をきちんと育む…!

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みなさんは、「損得勘定」や「計算高い」という言葉を聞いてどんな感情を抱きますか?

 

二十歳前後の頃、私は自分の「計算高さ」が嫌いでした。

“損得勘定”や“計算高さ”とか“スキル”とか、全部、嘘っぽい印象を持っていたのです。

 

学生時代、飲食店や家電量販店で接客販売業をしていた私。

 

「お客様に喜んで頂ける」という成功体験を重ねていくと、

 

こういった方にはこんなサービスが喜ばれる

こういう言葉を使うと、この人は嬉しいだろうなぁ

あ、〇〇が好きな人なら、この商品は刺さるはず

このお客様は、名刺を渡せばリピートしてくれるはず

 

そういった経験則ができるようになってきます。

 

ついでに接客販売業やら営業やらに関する本も何冊か読んで、自分の行動の効果を体系的にも学んでしまう真面目な私(笑)

自分の中にスキルがたまっていくと、計算通りに物事を進めてしまう自分がいる

それが、とーっても気持ち悪かったのです。

 

 

「こういう反応が返ってくるだろうな」と思いながら行動して、

思い通りの反応が返ってくると、人を騙しているような気持ちになる…。

純粋な気持ちで接客している(ように見えた)バイト仲間が、眩しく見えたものです。

 

 

でもね、10年間、接客販売業をやってきた今ならわかります。

その「計算高さ」は、とても素直で純粋なものでした。

そして、仕事をする上で大切なことでもあったのです。

 

お店に来てくださった人が私に求めていた役割は、

 

相手が喜ぶ商品やサービスをご提案&ご提供すること

心地よい時間を過ごせること

 

そういった“結果”が大事。

コミュニケーションは結果が全てなので、それが天然(偶然の産物)であろうが、計算であろうが、結果が出れば良いのです。

 

加えて、店に立っている以上はお給料を頂いているプロフェッショナル。

安定して結果を出すには、計算高さも重要になってきます。

 

(あ、ここでの結果は売上という意味ではなく、相手に喜んでもらえるということを指しております。まぁ、喜んで頂けると結果として売上に繋がるのですが◎)

 

 

なんで計算通り物事が進んだのか?

それは、そこに執着や自己犠牲がなかったから。

邪心が入っていない素直な「計算高さ」は、相手をちゃんと幸せにしてくれるのです。

 

逆に、「相手を思い通りにしよう」というコントロール欲が出ると計算通りに物事は進みません。

どんどん、悪い方向へ進んでいってしまう。。。

 

 

ちなみに、私が「純粋な接客していて眩しい」と感じたバイト仲間も実は計算していたということが、後に判明しました(笑)

当時は二人とも、計算通りに物事が進めてしまう自分が嫌…!と嘆きあっていたのです…!!

 

でも二人ともスキルを重視していたわけではなく、自らの経験から「お客様に喜んで頂ける!」と感じたことを計算して導き出し、行動していたのですよね。

相手のために、結果が出る一番の方法を選んでいた。

そんな自分たちを純粋じゃない…と感じていたけれど、しっかり仕事をしていただけ。

社会人となり、お店に出る日々を重ねる中で、先人の背中を見て純粋な計算高さを学びました。

 

 

きちんと「計算高さ」を育むと、自分の素直な行動が生み出す効果をぐぐぐーっと促進できるのですよね。

 

あくまで「初回」は自分が自然に動いた“天然”(偶然の産物)だったりします。

自然発生的に起きたことを促進していくために、計算を使うイメージ。

まずは自分の素直な心から生まれた行動であるということが大切◎

 

 

そういえば!気付いたら私もバイト仲間の友人も二人とも自分で事業をやっております。

素直に純粋に計算高さを使えるように、なったということなのかも知れません。

 

 

自分の中の「嫌いな部分」が実は本来の自分を呼び覚ます「強み」であることは多いのですよね。

深く自分と向き合って、強みを発揮したいい方はカラフルノートの個人セッションへどうぞー。

conatwo.strikingly.com

(計算高く自分のサービスのリンクも貼ってみました!!笑)