石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

「良い夫」にイライラしていた私の黒歴史

f:id:ohuchigoto:20181027135824p:image

 

イライラやっている姿にイライラするの!!

手段を目的化しないで欲しい!!

 

先日、こちらの記事を読んで昔の私の雄叫び(笑)を思い出しました◎

dual.nikkei.co.jp

 

妻さんの状態が、まるで昔の私のようだったのです。

家事も育児も積極的に関わっていた夫。

それでも、なぜか満たされずに要求がエスカレートしていく私…。

そんな自分が嫌で、更に自己嫌悪して、夫へ八つ当たりを繰り広げる。。。

 

小夏が言うから、やる。

とにかく、早く帰って来ればいいんでしょ。

家事を終えれば文句ないんでしょ。

 

そんな空気を感じると、私はどうしようもなくイライラしたのです。

当時は自分がどうしてここまでイライラしているのかわからなかった。

 

だから満たされていない心の穴を埋めようと、夫への要求が増えていったのです。

 それは、決して夫が受け入れてくれるから調子に乗ったわけではないのです。

変な話ですが、要求すればするほど、要求が叶えられれば叶えられるほど苦しくなりました。

 

振り返ってみると、このイライラの原因は、

 

「夫が幸せそうに見えないこと」

「やらされている感」

「手段が目的化していること」

 

 

あたり。

 

こんな風に、すぐに言葉にして伝えることができれば苦労しないのですけどね。

当時、我が家では互いの想いを言語化するために夫婦喧嘩していました(苦笑)

(喧嘩せずに、本音を言い合えるようになった私たち、成長したなぁ…!)

 

折角なので言い争いをする中で、観察した自分の感情をまとめてみました◎

 

「夫が幸せそうに見えないこと」

これ、実は一番大事!!

私は夫が家庭に関わることは、夫が幸せになる方法だと超本気で信じています。

だから、家庭に巻き込んでいる。

 

夫が幸せじゃないのなら、手が届かない家事は全てアウトソーシングしたほうがいい。

でも、家の中に夫の役割がなくなったら、私も娘ちゃんも夫への興味関心が薄れてしまう気がしていました。

 

家族で一緒に家事=家の事をやるという行為そのものが、共同プロジェクトであり、家族の仲を深める役割を果たしている。(我が家では、夫と仕事の話もしまくるのですが、それも「チーム我が家」の共同プロジェクトの一部。)

私と娘ちゃん二人で、外の力を借りながらプロジェクトを進めることもできるけど、夫は、それで寂しくないのだろうか??

 

夫の幸せを願って、家庭に巻き込んだはずなのに、目の前の夫は幸せそうじゃない。

夫が幸せに家事をするにはどうしたら良いのだろう??

そんなことを、割と本気で考えました。

 

 

「やらされている感」

「やらされている感」が見えると、自分が相手を強制しているようで居心地が悪い。

そして、家族に関わることの中に夫の意志がない気がして、とても寂しくて辛かった。

前述の「幸せそうに見えない」というのは、この「やらされている感」からきていたのでしょう。

 

ちゃんと夫にも自己主張をして欲しかったし、やりたくないことは「やりたくない」とちゃんと言って欲しかった。

その上で、家事や育児に関わらないと、夫は幸せになれない。

 

でも、夫が私の顔色を伺うのは、私の主張やイライラが強いから。

つまり、私が変われば夫も幸せに家事ができるのかも知れない。

相手に無理を求めないよう心掛けたり、イライラしてもすぐに謝ることはできる。

 

イライラしたらまずは自分の本音を探る。

そして、イライラしている自分の不甲斐なさ、自己嫌悪、全部夫に曝け出して、八つ当たりしたことを、素直に謝りました

その中には、「私も仕事したい!あなたは会社で成果出していてずるい!」みたいな夫への嫉妬や自分の個人的なキャリアへの不満も混ざっていました。

でも、そう言った自分の黒い部分も全部曝け出しました。

 

すると、うっかり夫も本音をちょっとずつ出し始めました。

 

当時、心に掲げたのは「泣いたカラスがすぐ笑う」という言葉。

イライラしちゃうのは抑えられなかったけど、吐き出したら笑顔に戻って謝る。

そして自分のイライラした背景を説明する(笑)

 

そうやって、張り詰めた空気を引きづらない練習を重ねました。

まぁ、すぐには変われませんでしたが、夫にも私の変わろう!という意志は伝わったようで、「一緒に変わろう」という共通認識はできたかな。

 

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

「手段が目的化していること」

前述の「やらされている感」の原因の一つは、「手段が目的化していること」にありました。

 

「家事」や「早く家に帰る」というのは、“家族や自分を幸せにする”はずの『手段』に過ぎない。

それなのに、いつの間にか“家族や自分を幸せにする”という部分が抜け落ちて、「家事」や「早く家に帰る」という『手段』さえ達成すればいんでしょ、という空気になっている。

 

実際、夫を家庭に巻き込むために「社会に新しい流れを創ろう!」とけしかけたの私です。

だから、夫も「仕事の成果を落とさず家族も大切にする」 というロールモデルになろうとしたのでしょう。

家庭に意志を向けるための「きっかけ」としての働きは充分に果たしてくれたので、「社会に新しい流れを創ろう!」という手段は悪くなかったのです。

  

でも、「家族と自分が幸せになることが大事!」という部分が抜け落ちてしまうとピリピリとした空気が家庭に流れてしまう…。

すると、私も娘ちゃんも機嫌が悪くなる。。。。

だから、ピリピリとした空気を感じたらこまめに伝えて、「大事なのは何なのか?」を、確認していました。

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

いや、しかし振り返ってみると私、容赦ないですね。

ズバズバ心に直球投げる私を、よく受け止めたなぁ…うちの夫。

 

向き合ったら、良い方向へ行くってわかってたからね。(夫談)

 

流石、12年以上、私に向き合ってくれていただけあります。

信頼と実績というやつでしょうか…笑

 

 

我が家の夫婦喧嘩記録が気になる奇特な方は、こちらもどうぞー↓↓

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

自分に向き合って、良い方向へ進みたい方は、

石島小夏のコーチング&コンサルティングへどうぞー。

ズバッと直球投げますよん!!↓↓

conatwo.strikingly.com