石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【夫と夕飯を食べるまで】第1話:激務の実態!結婚したら、孤独だった…!

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人を好きになると(孤独)になる
好きになればなるほど(不安)になる
こんなに近くなりたいのに
近くなろうとすればするほど
人は
最終的に(ひとり)なのだと身につまされる
そんなことを
ひりひりと感じることができるのが
恋愛なんだ
だから、あせんなくていいよ
(坂之上洋子さん、「結婚のずっと前」より) 
結婚のずっと前

結婚のずっと前

 

 

結婚したからといって幸せになれるわけではない。

むしろ、自分で自分を幸せにできるようになってきたから、

「結婚しても大丈夫だな」、と結婚を決め時の私は感じていました。

  

でもねー、まさかここまで孤独だとは思わなかった!!

2011年の9月、一緒に暮らし始めて1週間後に夫の大阪出張&インドネシア出張が決まり、2ヶ月弱の週末婚生活が始まった。

この時は、別々に暮らしていたから、生活自体は一人暮らしと変わらずに楽だったのです。

本当の孤独さを知るのは、夫と毎日暮らし始めてから…。

 

 

そして、結婚準備をほぼ一人で進めていたのがしんどかった。

自分が言い出したことじゃないことを、一人でやるって本気で辛い。。。

 

いかんせん、私は合理主義なので、激務な夫と盛大な結婚披露宴をやる気はなく、

「両親と祖父母を呼んで、神社でひっそりと式を挙げ、会食すれば良い」くらいに思っていたのだ。

これなら一人でもそこまで負荷なく準備できるし、神社で着物で式をやりたいという花嫁のささやかな夢も叶えられる。

 

友人知人向けには、結婚式ではなくフラットなお披露目パーティーを「自分の出来る範囲で開けばいいよねー」、みたいなある意味個人で完結する考え方。

今の私を知る人には、「一人で出来る範囲でやればいい」という当時の私の思考は信じられないかも知れない。

それくらい、夫の働き方で「二人で準備する」というのは、絶望的だと感じていたのです。

 

だがしかし!!

「親戚集めて披露宴やりたい!僕も頑張るから」と言いだす夫。

「いやいや、精神論とか、いらないから!!睡眠時間をこれ以上削らずにできるの??」と聞き返す私。

当時の夫はマジで朝まで働いていたので、余計な負担は本気でかけたくなかった。

 

 

でね、夫の熱意?に負けて、親戚を集めて披露宴をやることになったのです。

もちろん、夫の精神論が通用するわけもなく…

私がほぼ一人で準備を進める構図が生まれたのでした。

(打ち合わせやら衣装合わせなどは休みの日に一緒に来てもらったので、ほぼ一人は言い過ぎですが、スケジューリングや進捗管理、アポ、動画作成などなど全部一人でやったよ。。。)

 

 

 

当時の私は、勝手にいろんなものを一人で背負い込んで、心を削りまくっていました。

 

夫は英語での仕事に初めて挑戦していたから、仕事における心身の負荷も大きかった。

我が家は、夫の姓ではなく、妻の姓を選択している(婿養子ではない)のだけれど、そのことを彼の家族のご理解頂くにも時間が必要だった。

夫の時間を、彼のお母さんと取り合ってしまうのも辛かった。

結婚式が11月なのに、10月、11月となぜか夫がバンドイベントを主催してて、さらには12月は夫の会社の忘年会でそこでもバンドやるとかで、週末バンド練習へ行かれるのも辛かった。

 

いや、最後のバンドとか、今考えたら夫が調整すれば良い事案なんだけど、

彼にとってのバンド時間(ギターを弾く時間)ってとても大切で、

激務だからこそ、その時間は必要だと、当時の私は受け入れてしまったのだよな。

 

当時の状態はこちらのブログにも書いてあります、結婚式が黒歴史!笑

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

もうね、一緒に暮らす前に自分のエネルギー使い果たしてしまっていた感じ…。

そんな心理状態で、ようやく家に帰ってきた夫とのふたり暮らしが始まります。

これがまた、死ぬほど孤独だったのです。

 

2時3時4時5時…と週の後半へ向かうごとに、朝へ近づく夫の帰宅時間。

完全徹夜した翌日は流石に18時くらいに帰宅していたけれど、

一緒に暮らしていて、気が狂いそうになるには充分な激務っぷり。

 

別々に暮らしていた時も、激務っぷりは把握していたつもりで、

一緒にいる時間を増やしたくて結婚を決めた部分もあったのに、

ふたり暮らしで、夫の激務の実態を更に色濃く掴んでしまい孤独が強まる。。。

 

夫が帰宅するたびに目が覚めるから、私の生活リズムも崩れる。

激務なことがわかっているのに、「家事や結婚準備も夫と一緒にやりたい」と感じてしまう自分への自己嫌悪もありました。

 

なんで帰ってこれないの?

どうしてそんなに激務なの?

学生のレポートみたいな働き方(クライアント報告前夜に毎週完全徹夜)変えられないの?

あなたは何がしたいの?

 

ギャーギャー泣き叫びながら夫を詰める日々。

よく産後女性の精神状態は異常だと言われますが、

ホルモンバランス崩れなくても異常な精神状態にはなるのですよね…泣

 

 

いや、タイミングも悪かったのでしょう。

一緒に暮らし始めたのは、母が他界してから半年も経っていない頃。

私が人生で一番哀しみに浸っている時期でもあった。

 

 

そして、当時の私は自分がワガママだと思っていた。

「仕事」と「バンド」と「お義母さん」を相手に、夫の時間を奪い合う自分。

そんな自分が、とても嫌だった。

 

なんにもやってくれない。

全然帰ってこない。

 

そうやって、夫を詰めている自分が死ぬほど嫌いだった。

何のために、夫を責めているのか?

どうして、日々、言い争いになってしまうのか?

 

 

なんで苦しいのか?

どうしたら、私は幸せになれるのか?

 

ひたすらノートに書き出す日々。

そこで、見出したのは、

 

やっぱり私は夫とご飯を食べたい!

世間的には帰りが遅いのが普通でも、

私はその道を選びたいとは思えない。

 

自分な素直な気持ちを、はっきりと確認したのです。

 

 

ちなみに、結婚式が黒歴史とか言っていますが、

結果的に親族を集めた披露宴はやって良かったです。

 

私自身が多くの方に支えられて生きてきたことを感じましたし、

母の生前を知る皆様に花嫁姿を見せることで、母に届くような、

そんな気持ちにもなりました。

 

 そして何より、夫に

 

「もう精神論は聞かない!!

頑張りたかったら、先に睡眠時間を確保して、

できるということを示してからにしてね。」

 

と、堂々と言えるようになりました(笑)

 

 

転んでもタダじゃ起きないのです。

あれだけ苦しい思いをしたんですもの、ちゃんと学ばないと♪

さて、ここから少しずつ夫の一人働き方改革が始まります。

 

【ブログ特集】朝まで働く激務な夫が仕事を変えずに、家族と夕食を食べられるようになった話

第1話:激務の実態!結婚したら、孤独だった…!(←今日ココ!)

第2話:夫の意志確認!本当に長時間労働をしたいのか…? 

第3話:我が家の価値観外へ出る!夫の上司を論破した夜w

第4話:24時帰宅を実現!使えるものは何でも使う♪

第5話:小さな1歩!週に3回は夫婦でご飯を◎

第6話: 育休への道!やっぱり根回し大事だよ。

第7話:母の悲鳴!18-21時は母子密室にしないで…

第8話:働き方改革!?ようやく会社が追い風を

 

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