【夫と夕飯を食べるまで】第3話:我が家の価値観外へ出る!夫の上司を論破した夜w
結婚前後、孤独で追い詰められていた私。
当時は夫の仕事が大嫌いでした。
憎むべきは「長時間労働」だったのですが、
仕事を憎んでしまった私、未熟でした…。
これね、実は精神的に追い詰められていた以外にも
自分の中に大きな理由がありました。
全力で仕事に打ち込んで稼いでいる夫が羨ましかったのです。
私自身は、ベンチャー企業勤務時代に体調を崩したこともあり、
当時は、少しゆっくりとした働き方をしていました。
夫を含め学生時代の友人たちは、男女問わず結構ガツガツ働いている人が多く、
“みんなと同じ”ように長時間労働していない自分に、
引け目を感じていた部分があったのですね。
だからねー、ちょっと夫に嫉妬していたのでしょう。
ここに関しては、「夫と夕飯が食べられるようになる」だけでは満たされないこと。
コツコツ自分と向き合って、自分らしい働き方ができるようになった現在、
ようやくこの嫉妬心は、無くなりました。
ある意味、時間をかけて対等なパートナーになった感じ◎
今回の特集は「夫と夕飯を食べるまで」の話なので、
自己探求について深くは触れませんが、
相手に求めているだけでは、結局、私は苦しいままだったと感じています。
今でも、夫から仕事の相談を受けるときは、
自分の不満で八つ当たりをしていないか?
夫自身の人生にプラスとなる視点を持っているのか?
注意深く自分の心を観察しております。
自分のことは自分で面倒見ないと共倒れしてしまいますからね◎
ただ、当初は、本気で精神的に追い込まれておりまして…、
仕事中にいきなり涙が出てきて、慌ててトイレで泣いて、化粧直しして仕事に戻ったり…、
いつも通り生活しているつもりでも、気付いたら5kgも体重が痩せていたり…、
自分が思っている以上に、自分の心を削っていたようです。
すみません、正直余裕なかったです。
だから、夫の仕事や会社に対して、敵意むき出しでした…苦笑
普段、家族を省みる余裕なんて与えてくれない会社のくせに、
昇級とか結婚とかイベントごとになると、家族(恋人)からのコメント求められたり、
お祝いの会食がセッティングされたり…どういうこっちゃ!!
そんな時間あるなら帰ってこーい!!
そんな風に受け止めてしまっていました。
チームメンバーから夫への祝福の気持ちでさえ、素直に受け止められなかった当時の私。
そんな状態でも夫の上司さんのお誘いを受け、「結婚祝いの会食」に出向きました。
これには大きな理由があります。
「ワーキングカップルの人生戦略」という本の中で、小室淑恵さんが、
「夫婦共に双方の会社の方々と顔の見える関係になることが大切」
といった趣旨のことを書いていらしたから。
確か、ホームパーティーなどをオススメされていたのです。
(記憶による引用なので、正確なところが知りたい方は本を読んでくださいね。)
2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略
- 作者: 小室淑恵,駒崎弘樹
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頂いたチャンスは逃しません!!笑
先方から誘って頂いたなんて飛んで火に入る夏の虫♪
夫の会社の方々に「私が家族揃って夕食を食べたいという“強い意志”を持つ妻」だということが伝わったらいいなーと思って、お誘いに応じました。
このあたり、ガチで戦略的で可愛げのない妻だな。。。
その日の様子はこちらのブログに書いてあるので引用します。
会ってみたら彼の上司も同僚さんも良い人たちでした。
話もわかってくれるし、夫を信頼してもくれている。
当時の上司はまだ30代だったので、マネジメント仕切れずに激務なのも仕方ないなーと、ブラック小夏はそのままお伝えしました。
「30そこそこじゃマネジメントできなくても仕方ないですよね。」
そしたら、
「いや!僕ならできる!!って、思いたいじゃない。」
と、言ってくださったので、
「じゃぁ、お願いします。
今の働き方が続いたら間違い無く離婚か転職しますんで。
短時間で成果を出す働き方に時代はシフトするはずで、彼ならそれができると私は信じてます。」
みたいな事(お酒が入っていたのでなんとなくな記憶ですが)をお伝えしました。
やり手の上司さんだったので、ありがたい事に?、「夫くんの妻は上司さんを論破したらしい!」的な噂が広まり、奥さん強いキャラが定着してしまいました。
でもお陰様で、夫の働き方改革(当時はそんな言葉なんてなかった!)への道が勝手にスタートしたのです。(【小夏の生い立ち】第9話ザ・パートナーシップへの道 より)
あぁぁ…黒歴史。。。
こんな不躾な妻を受け入れてくださった上司さん、本当にありがとうございます。
「若気の至り」×「酔っ払い」×「追い詰められた状態」の勢いの強さたるや…計り知れません。
と、言いつつも…こんな会話ができたのは、
上司さんの懐が深いなとお会いして感じたから。(受け止めて頂けると判断。)
それから、夫が会社やチームに必要とされている人材だと私が信じていたから。(交渉の余地はあると判断。)
夫のスキルや職務経歴を考えると、転職先も数多ありそうだと本気で考えていたから。(受け止められなかったら行く先はあると判断。)
そのあたりはセーフティーネット?を張りつつ、リスクを取って発言した感じです。
勢いに身を任せつつも、意外と慎重なのです。
そして、ありがたいことにこの日、
妻が本気で労働時間短縮を考えている
妻と離婚してまで夫は働かないだろう
あの妻は論破できない(上司さんを論破したらしい)
と言ったことが、夫のチームのメンバーに割と本気で伝わったことが、
結果として、その後の働き方を変える際の大きな土台となったように感じています。
会食のお誘いを頂いたり、上司さんはじめチームメンバーの方が良い方たちだったり、と、運が良かった部分も大きいです。
でも、この辺、私は抜かりないので(笑)、
友人知人や職場の方々をお招きした結婚披露宴パーティーで、
皆様にお配りした冊子にもこんなことを書いていました。
「家族揃って、健康な時間におうちで夕ご飯が食べられるような家庭にしたい」
まぁ、この冊子を夫の会社の方の何人がちゃんと読んだかはわかりません。
読んだとして、この文章に目を留めた方がいたかもわかりません。
でも、私が自分の主張を直接できるチャンスは逃さない…!
それくらい当時の私の意志は強固だったようです。
本日の話を要約すると、こんな感じでしょうか。
1,自分の面倒は自分で見る努力をする
2,意志を直接伝える機会は逃さない
3,言葉にすると動き出す…!
今振り返ると、こうして土台を築いていたからこそ、次回お話する24時帰宅が実現したのだなぁ。
もちろん、当時はここまで全てシナリオを描いていたわけではありません。
自然発生した流れに、勢いよくのったイメージです。
【ブログ特集】朝まで働く激務な夫が仕事を変えずに、家族と夕食を食べられるようになった話
第3話:我が家の価値観外へ出る!夫の上司を論破した夜w(←今日ココ!)
第4話:24時帰宅を実現!使えるものは何でも使う♪
第5話:小さな1歩!週に3回は夫婦でご飯を◎
第6話: 育休への道!やっぱり根回し大事だよ。
第7話:母の悲鳴!18-21時は母子密室にしないで…
第8話:働き方改革!?ようやく会社が追い風を
2019年こそ、家族としっかり向き合いたい方、
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2018年を振り返り、2019年を描くことで、
新しい年にフォーカスすることを、
ぐぐぐーっと見出していく時間です。
グループセッションの良いところは様々な視点を交換できること。
前回のセッションでも、各自来年にフォーカスすることに対して、他の参加者さんがどんどんアイディアを出す創造的な場となっていました。
2018年12月26日(水)10:00-12:30
2018年12月26日(水)14:00-16:30
2018年12月28日(金)10:00-12:30
2018年12月28日(金)14:00-16:30
2019年1月2日(水)14:00-16:30
2019年1月5日(土)9:00-11:30
2019年1月6日(日)9:00-11:30
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