石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【夫と夕飯を食べるまで】第6話: 育休への道!やっぱり根回し大事だよ。

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何か良いことをしても
相手からみたら
ありがた迷惑かもしれない
だから何かをするときには
これは(自分がしたいからしてるんだ)って
ちゃんと自分で
腑に落ちてないといけない
決してありがとうを期待して
何かをしちゃいけない

(坂之上洋子さん 結婚のずっと前 より)

結婚のずっと前

結婚のずっと前

 

 

夫の育休取得。

これは、妊娠する前から実現したいことの一つでした。

 

“子育て”って、葛藤も含めてきっと尊い時間。

こどもとの時間を私だけが、独り占めしたくない。

産後からこどもと触れ合うことで、親業プロジェクトを一緒に始めたい!!

(現実問題、母が他界している私は、夫が大切な戦力という話もあります。)

 

とはいえ、当時の夫の働き方では、どう考えてもこどもと過ごす時間は私の方が多くなってしまう。

仕事をしながら、産後の家事育児にコミットするのは夫婦共に負担が大きすぎることは、結婚準備で経験済み。。。

折角、制度があるんだから、使ったらいい◎

 

そんなことを妊娠前から言っていた私。

当初は夫も、「なんかいってるなー」くらいに聞き流していたようです。

 

 

だがしかし!!

実現したいことのためには準備をするのである。

育休中は、収入が下がる上、育児給付金が振り込まれるのにはタイムラグがあります。

 

すなわち、育休とるにはお金が必要。

里帰り出産をして、夫と数ヶ月、実家のある栃木県益子町に帰る計画を立てていた私。

つまり、東京の家の家賃が高いと超勿体無い。。。

 

そんなこんなで妊娠する前に引っ越をして、育休資金を貯めることにしました。

結婚当初は「他人と住むんだから、部屋が2つ必要!」と思っていたのに、

私も夫もリビング族で、一部屋ほとんど使っていなかった我が家。

 

更新が切れるタイミングで、一部屋減らして家賃を30%カットを実現しました。

 

私が行動することで、夫にも本気度が伝わっていったようです。

 

 

そんなこんなで、妊娠した時には自然と育休の話へ。

 

夫は一人っ子だということもあり、

育児へのイメージがあまり持てなかったようでした。

だから、育休への興味も最初は薄めだったのです。

 

ところが、何度か一緒に検診へ行くうちに、

エコーで赤ちゃんが育っていく様に感動した模様。

 

一緒に親になるための工夫についてはこちらのブログをどうぞ。↓↓

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

お腹の赤ちゃんの成長と共に、夫自身が「育休取りたい」と感じてくれたようです。

これ、とても大切なこと。

労働時間の短縮もそうでしたが、実行する本人が「やりたい」と腑に落ちていないといけない。

 

だから、私は夫に新たな選択肢を(おもいっきりプレゼンしながら)伝えるだけ。

私の意志も大切だけど、夫の意志に沿わないことはしたくない。

 

まー、実際はあの手この手で魅力を伝えまくって、

夫が「“うっかり”やりたくなる」ように導いたわけですが…(笑)

なんだかんだ、夫が幸せそうなのでヨシとしましょう。

 

あと、これ、実は夫が超頑固だから、できたこと。

本気でやりたくないことは絶対にやらないし、

やりたいことは、何としてでも死守する。

 

そんな夫の性格を知っていたから、

“最後は自分の意志で決めてくれる”と信じて

プレゼンできたのです。

 

 

さてさて、本人がやる気になったところで、次の問題は会社です。

 

夫の会社はプロジェクト単位で仕事を回すので、

激務な代わりに長期の休みは比較的取りやすい。

実際、同じ会社に勤めている私の男友達も長期の育休を習得していました。

娘が生まれた2014年の時点で、男性の育休取得に関しては前例はあったのです。

 

ところが、娘が生まれる年は夫にとって、昇級のタイミングでもありました。

ここに関しては、前例が無かったので、

夫の会社の昇級システムを踏まえて、慎重に事を運ぶことにしました。

 

 

夫のそれまでの頑張りも知っているし、元々は私の希望である育休を取得することで、

彼のキャリアを潰したくはなかった。(大人になりました!笑)

また、育休取得でキャッシュが目減りしますから、昇級(=昇給)もできることなら逃したくない…!

(どちらかを取らなければならない場合は、育休を取るつもりでしたが、

両方得る可能性を拡げておくに越したことはありません。)

 

 

当時、すでに家族愛キャラを確立していた夫。

育休の前例がある会社ゆえに、周囲に「育休取りそう」とだと思われて、

評価に影響があるのは避けたい。

 

だから、評価が決定する時期まで私が妊娠していることは伏せておくことにしました。

人事評価なんてイメージとタイミングで簡単に揺らぎますからね。

 

 

一方で、夫を引き立ててくださっている上司さんを騙すような真似もしたくない。

育休後も同じチームに戻る予定ですし、チームの方の心象を悪くしたくもありません。

だから、上司さん&チームの方と夕食をご一緒しながら、身近な方には夫婦できちんと妊娠報告をしました。

 

妊娠の報告と出産予定日をお伝えして、

育休を考えていることをお話した私たち。

 

「ちなみに、御社では育休取ると昇級に影響あったりますか?」

 

しれっと、“私の口から”聞いてみました。(笑)

 

“いやいや、大丈夫でしょう。”

 

しっかりと言質を取ることができたので、安心して育休取得ができたわけです。

 

 

この辺り、夫の仕事と育休とのバランスは結構、真剣に考えました。

 

本当は半年間くらい育休を取って欲しかったのですが、

昇級する月に会社にいないのは忍びないので出産後3ヶ月の育休に。

出産後も育児は長く続くので、会社との関係性も大切にしたかったのです。

 

その代わり、出産前に有給や在宅勤務を組み合わせて、

一緒に栃木入りしてもらうことで、産前産後合わせて4ヶ月間休むことになりました。

 

産前産後を合わせて4ヶ月間、仕事を休んで家族と過ごしたことが、

その後の夫の働き方を大きく変えていきました。

 

【ブログ特集】朝まで働く激務な夫が仕事を変えずに、家族と夕食を食べられるようになった話

第1話:激務の実態!結婚したら、孤独だった…!

第2話:夫の意志確認!本当に長時間労働をしたいのか…? 

第3話:我が家の価値観外へ出る!夫の上司を論破した夜w

第5話:小さな1歩!週に3回は夫婦でご飯を◎

第6話: 育休への道!やっぱり根回し大事だよ。(←今日ココ!)

 第7話:母の悲鳴!18-21時は母子密室にしないで…

第8話:働き方改革!?ようやく会社が追い風を

 

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2019年1月5日(土)9:00-11:30
2019年1月6日(日)9:00-11:30

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