石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

【夫と夕飯を食べるまで】第7話:母の悲鳴!18-21時は母子密室にしないで…

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ゆるしたことは忘れてしまうのに
ゆるせなかったことは
いつまでも心に残って
時々刺さるように
じくじくと痛む
 
ゆるそう
弱い相手も
弱い自分も
 
(坂之上洋子さん、結婚のずっと前 より)
結婚のずっと前

結婚のずっと前

 

 

夫が育休から、職場復帰したのは12月。

娘が生まれて3ヶ月半の時でした。

 

当時は夫が、昇級して職場での役割が変わったり、

4ヶ月のブランクがあったり、

帰りが遅くなる日(でも基本は24時以内)もあったので、 

一緒に夕食ができたのは、週に2-3回くらい。

 

 

当時のライフスタイルはこんな感じ。

 

 

朝、夫が沐浴と洗濯をして家を出る。

 

昼間、私が料理や掃除をしたり、

マドレボニータさんの産後クラスへ行ったり、

保育園見学ツアーしたり、

育休中の友人たちと遊んだり(超重要!!)する。

 

夜、夫が帰ってきて洗濯物を畳む。

 

昼間は良いのですよ、昼間は。。。

でも、夜が辛い!!

 

なんでしょう、夜、母子二人でいると途方もなく不安…。

娘の泣き声にピリピリしてしまう自分がいる。

 

そんな母の心を察してか?単に夜だから疲れているのか?

娘のギャン泣き回数も増える…。

(回数記録してないので、増えた気がしていただけかも知れませんが。)

 

とにもかくにも、夜の18時〜21時の3時間を乗り切るのが本当に辛い。

ギャン泣きする娘と同じ場にいたくなくて、押入れに引きこもったこともあります。

が、そうすると、もちろん、もっと泣く。。。

 

産前産後の母体って動物に近づいていくので、

外敵に襲われやすい夜は、本能的に緊張するのかも知れません。

だから、どうしても群れの中へ行きたい…!

(科学的根拠とか調べていないので、私の想像ですけどね。)

 

加えて、産後3ヶ月を過ぎて、新生児期の頃の辛さは無くなったものの、

週5で昼間に予定を入れると熱を出す、そんな体調でした。

 

 

これはもう夫に、何度も繰り返し、切実に訴えました。

 

夜の18時〜21時は家にいる時間を増やして欲しい。

 

この時期、私の中ではものすごく葛藤がありました。

産後、多くのお母さんたちと接したことは、自分の支えの場でもあり、

自分の弱さを突きつけられる場でもあったのです。

 

多くのお母さんたちは、夜一人でどうにかやり過ごしている。

人によっては、「シングルマザー家庭だと割り切っている」という方までいらっしゃる。

うちの夫ほど、家事育児を担っている夫は、どうやら多くはないらしい。

(産後に出会ったママ友は、夫をうまく巻き込んでいる方もたくさんいらっしゃいましたが◎)

 

それなのに…!!

弱音を吐いている自分は、何なのだろう。。。

どうして、こんなに弱いのか。。。

 

 

世間がどうであれ、我が家は一緒に夕食を食べたい!

 

という強い意志が、揺らいでしまい、

世間が気になるようになってしまった。

自分がどこへ向かって行ったらいいのか、

わからなくなってしまった。

 

 

そこで、夫とともに家庭内ワークショップを繰り広げました

付箋にとにかく、自分のやりたいこと、在りたい様、目指す姿などを、

どんどん書き出していく…!!

その数、一人100枚以上。

 

それを壁いっぱいに貼って、お互いの想いを確認しあったのです。

 

 

世間の目は気になるけれど、

私はやっぱり18-21時の間、母子密室になるのは嫌だった。

虐待は自分と紙一重のところにある気がして、

それを避けることは、夫婦の優先順位の一番でした。

 

こどもが生まれる時期は、働き盛りの時。

でも、40歳を過ぎても、50歳を過ぎてもバリバリ働いている方はいらっしゃる。

仕事はいつでもできるけど、小さな命と向き合えるのは今しかない。

数年もすれば、子どもは私たちの手を身心共に離れていく。

 

最初の3年は投資期間、しっかり娘と向き合おう。

そこから、5年~10年はきっと少しずつ手が離れていくだろう。

そんな風に共通認識を得ることができたのです。

 

  

そして、大きな変化は私が復職した2015年の5月。

当時は、家を出るまで毎朝喧嘩してました…ひどい。

でも、保育園まで15分の道を一緒に歩きながら仲直りして議論を収束させる毎日。

 

そんな日々の中、お互いのスケジュールを書き出したのです。

その日のことを、1年近く経った後に、まるで自分が提案したことのように最初で最後のブログへ書く夫(笑)↓↓

withorwithoutmusic.hatenablog.com

 

夫婦のスケジュールを書き出し、理想と現実を比較しながら擦り合せる。

そうすることで、家族時間に対する夫の主体性が上がりました。

 

でも、復職したての1年間は、私、ほとんど記憶がありません。。。

当時は会社員でしたし、保育園入園直後は母子ともに体調も崩しまくる。

満足に仕事もできない状態で休みまくる日々…。

 

当時、夫は可能な限り、18時台に会社を出るように心掛けてくれていました。

でも、相変わらず、最終報告前などは明け方になることもしばしば…。

私がエネルギー切れになると、Facetimeを使って夫に電話をかけていたようです。

 

夫くんの勤務時間が延びると私が体調を崩す現象にそろそろ名前をつけたい…()
そして、「だでぃ いないよ」と玄関を指差して泣きじゃくる娘ちゃん。
泣き声、頭痛いんだよー、「泣くなー!!」と叫びそうじゃ。

これは必殺夫へFaceTimeかなー、みらいのこども!笑

(2016年3月4日のFacebook投稿より)

 

これね、余裕がなかったからの行動でしたが、意外な効果がありました。

娘の泣き顔が、画面上に現れると、家庭中で起きていることが、

はっきりと伝わるのです。

想像じゃなくて、目の前に広がる現実になる感じ。

 

家庭の中で夫を切実に必要としている。

その声が、本気で伝わるのです。

 

とはいえ、夫も管理職へと役割が移行していく時期。

そんなに簡単に仕事は減らせません。

 

 

当時夫は、

 

帰れる日は19時前後に帰宅

→10時過ぎに外のカフェに出て行き仕事

→(時として)深夜2-3時に帰宅

 

というスタイルで仕事をすることで18-21時の時間家に居られるよう工夫してくれていました。

 

在宅勤務を使い、家で仕事をしているものの業務量はそれなりにあったのです。

そして、1DKだった我が家では、夜中作業することができなかったのです。

 

毎週完徹していた数年前に比べれば、睡眠時間は増えていたものの

やっぱり激務になることはあって、明け方まで帰らない日もありました。

そうなると「いびき」という症状が夫に現れる。

 

激務なハイテンションで打ち上げや飲み会へ行くと、

さらに「いびき」が大きくなる。

すると、私と娘ちゃんが夜中に起きるという残念な現象が…。

 

産後、2-3年は体力も戻らず、飲み会頻度も減っていた私。

当時、夫の飲み会への嫌悪感はとても大きかったようです。

 

 

リアルタイムで書いてた文章、すごいことになっている…苦笑 

 

一度家に帰った後、私たちが寝た後飲みに行く予定だったのですが、「帰りが遅くなったから飲みには行けないねー。私は今日こそ安眠したいから家を出たり、入ったりしないで欲しいの」(訳:飲み会はまさか行かないでくれるよね?もう私、限界でしんどいんだけど?)とお願いしたつもりだったのが、うまく伝わらず、あろうことか彼は飲みに行ってしまったのでした…さぁ、悲劇のはじまり、はじまり!!笑

案の定、深夜1:00に咳き込んで泣きじゃくる娘ちゃん。
最近、娘は夜中起きると私の頭を枕にしておっぱいに手を突っ込んで11.6kgの重みを全力で母にのしかけてくるんですよ。
「いやもう今日は無理ー、夫くん寝かしつけよろしくー!」と横を見ると布団は空!!

 

「いやいやいや!!私、今日こそは寝たいんですけど!!」と、速攻メールして帰ってきてもらったけど、激務&アルコールのせいで今度は夫がいびきをかく→私、寝付けない、という魔のループ。
夫くんの仕事時間が長くなると私の体調が悪くなるカラクリはこれなんですよね〜。

夫は仕事とかで負荷がかかるといびきをかくんです。
眠りについた後にいびきで起きるほど繊細ではない私ですが、いびきがうるさいと寝付けないのです。
で、夜中、娘ちゃんに起こされた後に夫くんがいびきをかいてると寝れない…しんどい。

 

飲みに行くな、とは言わない。
でも仕事忙しい時は更に飲みにまで行かないで欲しい!!
せめて、私の体調が悪い時くらい飲みに行かなくても良くないか??

いや、わかりますよ。
彼はあんまり飲みに行くタイプじゃないからたまに飲み会行くのにウキウキするのは。
でも、それなら仕事時間を減らすとか調整せーい!!
なんてことを、ギャーギャーわめき散らすワタクシ…^^;

同時に私の体力が無いのが原因なのでそう思ってしまう自分に超自己嫌悪…
でもね、娘の発熱ならまだしも自分の体調不良で仕事休むのめっちゃ悔しくて嫌なんですよ。
うちの会社の方々はめちゃくちゃめちゃくちゃあたたかく見守ってくださっていて、もう感謝してもしきれないくらい。
体力は1日じゃ手に入らないけど、私にできる最大限で早く回復したいの。
そこ、夫くんにも協力してもらいたいってのは私のわがままなのかなー??とか悩み始めてぐーるぐる〜

彼は彼で、私が気持ち良く朝を迎えられるよう彼なりに精一杯やってくれてたのもわかるの。
洗い物したり、部屋片付けたりね。
でも体調悪い時は、体力無い自分を嘆いても仕方ないってわかってても、それでも割り切れない気持ちと戦ったりとかして、無駄に心も削ってるので側にいて欲しかったんだよーみゅー()。

とか、叫びつつ仕事へ行くため外に出て駅に向かって歩いていたら、気持ちもひと落ち着き◎
そして、一連の流れを書いて発散!!ぷしゅー笑

深夜の家の出入り&いびき問題は今の小さい部屋では解決できないので、引越しというカードを切ろうと思います。
物理的に解決できるものは解決しないとね♪♪

(2016年3月5日のFacebook投稿より)

 

そんなこんなで、2016年4月我が家は引越しをすることにしました。

さぁ、毎日一緒に夕飯が食べられるようになるまで、あと少し◎

 

子育て家族の飲み会問題に関しては、ちょこちょこ記事を書いています。↓↓

・子育て家族の飲み会問題 カテゴリーの記事一覧 - 石島小夏のカラフルノート

 

我が家の夫婦喧嘩記録はこちら。↓↓

・石島家の夫婦喧嘩記録 カテゴリーの記事一覧 - 石島小夏のカラフルノート

 

【ブログ特集】朝まで働く激務な夫が仕事を変えずに、家族と夕食を食べられるようになった話

第1話:激務の実態!結婚したら、孤独だった…!

第2話:夫の意志確認!本当に長時間労働をしたいのか…? 

第3話:我が家の価値観外へ出る!夫の上司を論破した夜w

第5話:小さな1歩!週に3回は夫婦でご飯を◎

第6話: 育休への道!やっぱり根回し大事だよ。

第7話:母の悲鳴!18-21時は母子密室にしないで…(←今日ココ!)

第8話:働き方改革!?ようやく会社が追い風を

 

2019年こそ、家族としっかり向き合いたい方、

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2018年を振り返り、2019年を描くことで、
新しい年にフォーカスすることを、
ぐぐぐーっと見出していく時間です。

グループセッションの良いところは様々な視点を交換できること。
前回のセッションでも、各自来年にフォーカスすることに対して、他の参加者さんがどんどんアイディアを出す創造的な場となっていました。

2019年1月2日(水)14:00-16:30
2019年1月5日(土)9:00-11:30
2019年1月6日(日)9:00-11:30

定員:各回5名

持ち物:ノートとペンはご自身でご用意ください。
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