石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

育児の中にある「自分にしかできない」こと…?

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いやだぁー!!ダディーがいいー!!

おかぁさん、あっち いけー!!

 

娘ちゃん4歳5か月。

朝、夫が家にいないと「ダディがいいー」と泣きじゃくる。。。

彼女の場合、朝は夫、夜は私にべったりモードになるのだ。

 

インフルエンザにかかって家で娘を看病していたら、毎朝泣かれて大変でした。

本調子じゃないせいか、朝は夫、夜は私現象が、とーっても顕著に出ておりました。

 

正直、「ダディーがいいー!」と泣き叫ぶ娘と二人になるのは骨が折れる。

いや、このまま私たち、二人にしないで。。。と私まで泣きたい。

 

 

一方、夜は夜で今度は母にベッタリで離れない。

折角、夫が帰ってきたんだから、ダディにくっついてくれればいいのに…!!

「お母さんじゃなきゃ嫌!」って羽交い締めにされるのは、一瞬可愛いけど、やっぱり嫌。。。

 

こんなとき「自分にしかできない」ことがとても嫌になる…。

「自分にしかできない」ことは極力減らして自由になりたい!!

 

一方で、「自分にしかできない」ということが大切な時もあるし、これがすごく大事なタイプの人もいますよね。

 

ちょっと前に、こちらの記事を読んで、

見出しに「父親の出番は2歳から」と書いてあるのに違和感を覚えた私。

 

news.yahoo.co.jp

 

100歩譲って、“父親”の出番が2歳からだとしても!!
“夫”の出番はこどもが2歳になるまでの方が大きいんじゃないかなー。

だって母がめっちゃしんどいの2歳くらいまでですよ??
そこ、どれだけ夫が関わってくれるかで、母の心の安らぎ方が変わる。

 

(これは勝手な妄想ですが庄司さんはその2歳になるまでもちゃんと家族に関わって、“夫”の役割を果たしていたから、父親の「出番」が生まれた部分もあるんじゃないかなぁ。

仕事の人間関係より夫婦仲の方が簡単ってなかなか言えない!!

夫はそう思っていても、妻はそう感じていない場合も多いですし…苦笑)

 

「そのうち出番はくる!(から、最初はサポートでもいいから関わり続けよう)」ということをおっしゃっているのに、「父親の出番は2歳から」と見出しにしちゃうと、途端に違和感が増す不思議…。

 

うんぬんかんぬん…!!

 

と、FBでクダを巻いて?いたら、某そこそこ激務と言われる会社で、

育児にかなりコミット(家事は結婚前から得意だった)している後輩くんから、

素敵なメッセージを頂きました…!

 

お父さんの出番は2歳からっていう記事、個人的にはとても理解できます。

妻→夫の目線では2歳までのほうが出番大きいというのもよくわかります。一方で、子(息子?)→父の目線だと2歳からのほうが出番なんだろうな、と。

もちろん家庭差ありまくりという前提で。

 

見出しで真意が伝わりにくいのはその通りですね。あくまでも面白くなってくるのが2歳からだよ、と。

僕も0-1歳時は授乳以外なんでもやったしミルクも作って飲ませたけど、それは機能としての育児であって、お母さんがいるならお母さんのほうがベター。あくまで次善策としての父、というのは終始ありました。だから、妻の役に立ってる実感はあるけど、別にそんなに楽しくはなかったんですよね。

でも、2歳の後半くらいから、これは男の子だからなのかもしれないけど、言葉が話せるようになったり、例の記事にも出てるようなカラダ使った遊びを好むようになったりしてからは、母の代替じゃなくて父を求める、ということが出てきました。

そういう意味で、できることがないっていうわけじゃなくて、自分にしかできない育児みたいなのが感じられるのが2歳からって言いたかったんじゃないのかな、あの記事は。と思った次第です。

 

(33歳 男性 メッセージを許可を得て転載)

 

「家庭差ありまくりという前提で」と丁寧な前置きの元、

父の視点を伝えてくださいました。

私だけで独り占めするのはもったいないので、

許可を得てこちらのブログで共有させて頂きます◎

 

やはり「自分にしかできない」というのがポイントになるのですね。

確かに、うちの夫も「自分にしかできない」が結構、大切なタイプ。

 

家庭差ありまくりという話でいくと…、 

我が家の場合は産前産後4ヶ月ほど育休を取ってくれていたこともあり、

オムツ替えと沐浴は夫の役割でした。

 

その甲斐あってか、お風呂とトイレは長いこと、夫と一緒の方がご機嫌◎

 朝の保育園送りも夫が担当なので、未だに朝はダディ。 

 

自分が求められる“父の出番”が赤ちゃんの頃からあったから、

育児を(大変ながらも)楽しんでくれているのかも知れません。

 

 

我が家の場合、夫も育休を取得しましたが、妻のみが育休を取得した場合、

赤ちゃんにとって四六時中一緒にいるのはお母さん。 

ぶっちゃけ、接触時間が長い方に懐くのは、もはや不可抗力なのでは…?

と、個人的には感じております。

 

そういう意味で、2歳まではお母さんに敵わないのではなく、

父母問わず、単に接触時間が長い方に懐くだけなのかなーと。

(妊娠中も含めると10ヶ月くらい母の方が一緒にいる時間長くなるとか、

色々考え方ありそうですけど。)

 

 

泣きじゃくる子どもを抱えるって正直、大変。

それも、自分以外の人を求めて泣かれるともう辛い。

4歳児に「ダディーがいいー!」と全力で拒絶されるのですら、

母4年目の私でもしんどいです。。。

 

赤ちゃんは言葉の通じない生き物で、

何で泣いているのかわからないし、

放っておいたら死んじゃうし…

 

加えて、夫は産後の私のイライラうぎゃー!にも付き合わされ、

家事育児を担い自分も疲労困憊…。

まじ、これ修行です。

 

記事で取り上げられている庄司さんも、

メッセージをくれた後輩くんも、

2年もこの修行を耐えたのですね…すごい!!

 

 

と、人様なら敬意を払えるのに、自分の夫だと

うっかり「できてないところ」に目がいってしまうことが

多々ある未熟な私。。。

 

当時は、夫に「小夏は僕に対しては、減点主義になる!」

なんて言われたりもしました。

こちらもてんやわんやで余裕がないのですが、夫だって同じ。

だから、ありがとうノートを作って、

こまめに「ありがとう」を言う仕組みを取り入れたり色々工夫しておりました。

 

産後はどーしてもホルモンバランスも崩れて余裕がなくなるのは事実。

でも、夫は夫で全力を尽くしている…!!

そこに敬意をしっかりと払いたいなぁ…と過ぎた過去を思い返して感じたのでした。

 

うちの娘は「抱っこ」するか「授乳」すれば落ち着く子だったのですが、

私には使えるカードが2枚あったのですよね。

「自分にしかできない」授乳が嫌になるときもあったけど、

“自分が求められる”ことで乗り越えられることもあったはず。

 

もしかしたら、当時の私はカードが1枚少ない夫に

同じ戦いを求めていたのかも知れません。

まぁ、一方で産後の身体はボロボロで満身創痍なので、

体力という大きなカードは夫が持っていたのだけど。

 

このあたり、平等とか対等とか、存在しないものなのだろうなーと感じております。

色々、難しいこと考えずに、お互い素直な気持ちをぶつけ合って、

夫婦喧嘩しながらわちゃわちゃ乗り切れたらラッキーくらいなイメージ。

 

そんなこんなで、

 

「授乳以外で、私にしかできない、敵わないな〜って思うことあった?」

 

と、夫に聞いてみたら、

 

「魔法を使うときは敵わないなーって思うよ。」

 

と、返ってきました。

 

石島家用語で“魔法を使う”とは、

娘の感性を読み取って提案したり、

新たな遊びを楽しんだり、

そういった私と娘とのコミュニケーション。

 

そこは、ある意味、私の本業。

母というより、コーチ&コンサル業の顔が活きる分野。

 

私が永遠にこどもだからということもあり、

彼女の文脈を読むことが夫より得意なようです。

(娘は私とは別の人間なので、自分の読みを過信してはいけないと、注意もしています。)

 

これ、むしろ2歳過ぎてからの話!!

 

我が家では母の出番も2歳からだったようです。。。笑

やっぱり適材適所ってありますよね。

 

それは決して、父だから、母だからという枠に囚われず、

 

石島小夏個人に何ができるのか?

夫個人に何ができるのか?

 

そういう個人に基づいた適材適所。

 

 

母だから〜すべき

父だから〜すべき

 

そういった考えに囚われると苦しくなってしまう。

 

家の中なら誰もみてないので(笑)、

家族と対話を重ねながら、

 

自分に何ができるのか?

 

考える練習をしてみたらいいんじゃないかな。

 

 

そんな風に私は考えております。

家庭の中で役割ではなく、自分に立ち戻れたら無敵です(^^)

 

 

で!!後輩くんから素敵なメッセージを頂き、

こういった話は やっぱり男女が本音で語るのが一番だよね!

と、感じたので、オンライン座談会を開くことにしました。

 

NPO法人tadaima!の三木さんとLet's 家事シェア研究所主催で、

2/1(金)22時〜オンラインであわNighit★
下記、FBページからお申込みください。↓↓

オトコとオンナが本音で語る!「父の出番は2歳から」の裏側〜お酒片手にぷしゅっとあわNight★〜

 

前回の様子はこちら。

ohuchigoto.hatenablog.com

 

 

自分に何ができるのか?丁寧に見出したいな…!という時には、

カラフルノート®︎のコーチング&コンサルティングへどうぞ。

夫婦でペアセッションも承っております。↓↓

conatwo.strikingly.com

 

2月の週末のセッションご予約可能日(現在)は下記の通りです。

2月2日(土)13:30-15:00 

2月2日(土)16:00-17:30 

2月3日(日)8:00-9:30 【オンラインのみ】

2月16日(土)10:00-11:30

2月17日(日)8:00-9:30 【オンラインのみ】

2月23日(土)10:00-11:30

2月23日(土)13:00-14:30

2月23日(土)15:30-17:00

 

*現時点での予約状況です、ご希望日を第3候補までご連絡ください。

*平日は10:00-17:00の間でご希望日を第3候補までご連絡ください。

*【オンラインのみ】という記載がある日時は対面セッションはお受けできません。その他は対面、オンラインともにお受けします。

 

お申し込みはこちらのフォームから。↓↓↓

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