石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

アナグラアメリ最終回…!

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「アナグラアメリ」のためにマーガレットを、

暁のヨナ」のために花とゆめを、

ちはやふる」のためにBELOVEを、

 

大人買いしている35歳一児の母です笑

 

 

アナグラアメリはね、「○巻無料」というトラップにはまりまして、

ついついコミック大人買いした上に、

続きが気になってマーガレット買っちゃったという。。。

 

漫画業界にどんだけ貢いでるのだろう私…???

 

ホストクラブより安くときめきを買うことができて、

時に深い学びを得られる漫画は尊い…!!(超言い訳)

 

 

で、最近の恋愛系少女漫画の中でお気に入りだったのがアナグラアメリ

アナグラアメリ 1 (マーガレットコミックス)

アナグラアメリ 1 (マーガレットコミックス)

 

 

この漫画がマーガレット本誌で本日、最終回を迎えたわけなのです。

賛否両論ありそうですが、個人的にはすごい秀逸な終わり方でした。

 

あくまでもヒーローはヒーローだった…!!

高校生であそこまで大人な対応されちゃ敵いませんな。。。

(ネタバレするので詳しくは書きません。)

 

うん、これは娘に読ませたい漫画である◎

 

 

このアナグラアメリ、前半は

恋とかしたくなくてアナグラに引きこもっている主人公が

イケメンに甘やかされまくるという王道ホスト漫画。

 

ホスト漫画っていうのは私が勝手に名付けただけで、

別にホストは出てくるわけではありません。

 

なんかお金持ってて優しくてとりあえず色々パーフェクトじゃね??

っていうイケメンが主人公を甘やかしまくる漫画って、

ホストクラブ的な効果があるのかなーと個人的には感じております。

 

現実的には、もーちょい自立して生きていきたいし、

そんなパーフェクトな男性いねーよ!!とか思うし、

男性に貢がれまくっててジェンダー的にどうなのさ…?

とか考えてしまうこともあるんですけどね。

 

時々、そーいうの読んで自分を疑似甘やかし、したくなるのだな笑

 

 

 

でもやっぱり!!

漫画の醍醐味はやっぱり人間のゴチャゴチャした複雑な感情が

表現されている部分だと感じております。

 

漫画は人生の教科書であり、

様々な人間模様を経験させてくれる少女漫画は

とても素晴らしい!!

 

各作家さんたちの感情の切り取り方に美しさを感じて悶絶するために、

漫画読んでいると言っても過言ではない!!

 

 

で、アナグラアメリ

最初は、一瞬癒されるけど、続きは読まなくていいかなーと思っていたのです。

甘やかされすぎててつまらん…みたいな笑

 

が!!当て馬(イケメンのライバル男子)くんが出てきたあたりとか、

主人公の友達の恋愛模様とかに、苦しい描写も混ざり始めて、

感情の動きが出てきて、めっちゃ良かったです。

 

前半の非現実的な少女の夢を、後半の現実的な心の描写でぶち壊していく感じ。

これがたまらなかった私は、ちょっと歪んでいるのかもしれません笑

でも、少女漫画でこれやるって凄いことだなーと感動してしまったのです。

 

最初に恋に落ちた相手と一生を添い遂げるとか、

少女漫画にはよくあるけれど、現実にはそう多くない出来事。

ちゃんと別れと出会いを経験して成長できる漫画はやっぱり好きだ!! 

 

 

 

そうなんだよ!!

付き合っている人がいても、他の人を好きになっちゃうこともあるんだよ。

他に好きな人ができなくても、これ以上、一緒にいられないと思うこともあるんだよ。

別れても、よりを戻すこともあるんだよ。

長い時間付き合っていた相手には、愛がなくなっても情が残ることもあるんだよ。

 

って、今回の最終回(というか、この漫画の後半の流れ)に超納得できるのは、

35歳になったからかも知れません。。。苦笑

恋に恋する中高生の私が読んだら、絶対、この終わり方、モヤモヤするんだろうなぁ…。

 

たくさん間違って、たくさん泣いて、人は磨かれていくのである。

っていうのは、恋に限らず、自分でちゃんと人と関わったから感じること。

 

恋愛って、一人じゃできないから、自分と向き合うだけでなく、

相手ともたくさん向き合わなきゃいけない。

 

しかも結婚しても終わりじゃないし!!笑

 

すれ違ったり、喧嘩したり、一生続けながら、関係を深めていく。

恋愛も結婚も家族も、傷だらけになるから面白い♪

あぁ、やっぱり私、恋愛が好きなんじゃなくて、人間が好き過ぎる…!!

 

漫画も恋愛もカラフルノート(仕事)も、

私にとっては、人間の心の内側を垣間見る手段。

 

人の心の動きに触れる。

そんな瞬間がたまらなく好きなのである。

 

 

と、今日はなんだか漫画愛?について語ってみたのでした。

漫画、テレビ、ゲーム、映画…娯楽が持つ力ってすごいですね。

 

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