石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

ファシリテーターの芸風と店長時代に学んだこと

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コーチもファシリテーターも何なら、親業であっても!

自分の色=芸風って大切ですよね。

 

相手の持ち味を“引き出す”のが、

コーチ&ファシリテーターそして親(というか夫婦でも!)の役割だと、

私は考えているのですが、

だからと言って自分の持ち味=芸風を消しちゃうと、

やっぱり何も出てこないのですよね。

 

そんなことを、 ミミクリデザインの安斎さんという方が

書かれていたこちらの記事を拝見してしみじみ感じました。

note.com

 

私は自分の芸風を認めて、

「小夏色を出しても良い」と、

自分自身にOKを出すことができるようになるまで、

結構な時間がかかりました。

 

 

コーチ&ファシリテーターの先人たちの中には、

相手の鏡となる、壁となる、透明な存在になる

という芸風の方々がいらっしゃって、

存在感強めな私は透明になれる方がとても素敵に見えました。

 

相手の持ち味を引き出すためには、

自分の色はなるべく抑えなきゃ!

と、考えていた時期もありました。

 

 

でも、それ以上に 自分の芸風を抑えていた原因は、

飲食店の店長時代の経験にあります。

 

当時の私が必死で目指していたのは、

「自分がその場にいなくてもお客様が通ってくださる店を作ること」

でした。

 

店長=マネージャーとして、

自分がいなくても現場が回る状況を生み出すことは、

死ぬほど重要で、自分がいないと回らないのであれば、

それは「マネージャーとしての仕事」ができていないということにもなる。

 

と、ドラッガー先生もよくおっしゃっていました。

(お会いしたことないですけど笑)

 

当時、働いていた会社は、ベンチャー企業でもありました。

 

ビジネスとして大きく発展=グロースさせるには、

個人に依存しない仕組みを作ることも必要不可欠。

私が別店舗に異動したら、前にいたお店の売り上げが、

ガクンと落ちてしまうようではダメなのです。

 

ところが、自分が異動した時に前にいたお店の売上が落ちたので、

「あー、私はちゃんとお店を作れなかったのだ」と、

当時は、自分を責めて落ち込みまくりました。

 

まだまだ、20代前半の小娘だった私。

ビジネス書とか一生懸命読んで、真面目に取り組んでいたからこそ、

その通りに結果が出せない自分が悔しかったのですよね。。。

 

そして、お店という世界での経験も浅かった。 

だから見えていなかったものがたくさんあります。

 

30代も半ばを越え、接客販売・店舗運営に10年ほど従事した今ならわかります。

 

そんなに、すぐに結果は出ない!!

ついでに、やっぱり店長の色は店に出る!!

さらには、自分に合った市場がある!!

 

 

当時だって自分が休みの日にもちゃんとお店の現場は回っていたし、

後に自分の背中を見て育ってくれたスタッフがいるという話も聞きました。

 

自分が休みの日に来てくださるお客様へ私がしていたフォローとか、

スタッフへのお客様のお好みに関する引き継ぎとか、

そういう小さいことまで見て拾ってくれていたスタッフもいました。

 

見えていなかっただけで、自分にできていたこともあったのです。

 

当時の私に欠けていたのは、芸風を引き継ぐ時間と意識でしょうか。

自分がその場にいなくても、芸風は受け継がれるのです。

 

20代後半は、一販売員として様々な店長の元で働いて、

そんなことに気付くことができました。

 

影響力のある店長は、お店を去った後でも、その人の芸風を店に残していく。

残されたメンバーや新しい店長は、そこに自分たちの芸風を乗せていく。

そうやって、お店は徐々に新しい芸風を育んでいく。

 

そのためには、時間が必要です。

しっかりと自分の芸風を根付かせる時間。

そこから新たな芸風を育んでいく時間。

 

店長時代の私には、自分の芸風を根付かせる

意識と時間が足りていなかった。

 

そして、20代前半の私には自分に合った市場、

すなわち、自分の売り方もわかっていなかったのです。

 

 

なんと、私は自分を全面に出した方が売れるらしい笑

 

だから、仕組みを作って他店舗展開していくより、

個人商店として自分のところへ来てくださるお客様&

自分が行商へ出て行く先を増やしていくビジネス展開の方が向いている。

 

 

そして、私の芸風の大きな軸は、

 

場に必要な話題や目の前のお客様との共通点を、

自分の経験を踏まえてお伝えすることで、

場に集った方々の経験を引き出していく。 

 

というもの。

 

「自分語り」というナルシスト?な武器に加えて、

「観察力」&「認識力」を使いながら、

目の前のお客様、クライアントさん、参加者の皆様を、

一個人として、場に巻き込んでいく。

 

共感・傾聴型か率先・主導型かと聞かれたら、率先・主導型。

 

なのですが、「私についてこいー!!」と引っ張っていくより、

 私が率先して自分を曝け出すことで、

お客様の経験や想いを引き出していく感じです。

 

飲食店でクワガタやカメラの話で盛り上がったり、

ビジネスの場で故郷や家族の話を引き出したり、

 

人の原風景に近い部分をシェアしていく場を、

生み出すのが芸風なのでしょう。

 

 

飲食店でお酒や食べ物の話するより、

プライベートな話する方が売れちゃうの笑

  

これ、実はずっとコンプレックスだったんですよね。

自分の働く分野に関する専門性が足りないような気がして、

自分のキャラや経験で物を売るのは凄く苦しかった。

 

でもこのコンプレックスも物を売らなくなったら解消されました。

物の機能や歴史を正確に伝えるのは私の芸風ではないのです。

 

そして、自分に課題があったらとにかく本を読んで、

本の中に書いてあることを実生活で試して検証して…

を繰り返して生きてきた私。

 

 

自分と向き合う自己啓発だったり、自己認識、セルフコーチング、

他者と向き合うコミュニケーションだったり、人材育成、

それから自分の性格・気質をどうやって社会・仕事に生かしていくか、

 

そういった部分の知識や経験は、

自分で実験して、本を読んで、

さらにはクライアントさんが変化している様にも立ち合うことで、

コツコツ身に付けてきました。

(今も修行中ですし、一生、実験を続けますけど!!)

 

学術的な専門性というよりは、

日常生活でどう活かしていくか?

という部分を自分の経験を踏まえてお伝えしていく。

 

そして、見えていないだけで、

できている部分がある

 

これを他者として、客観的にお伝えするのが、

私のコーチ、ファシリテーター、親(妻)としての役割であり芸風なのだと、

今の私は認めてあげることが、できてきております。

 

ファシリテーターに限らず、人と関わる上で、

自分の芸風を抑え込まないって、やっぱりとても大切。 

 

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