みんなのため…?
みんなのために頑張っているのに…!
自分を押し殺して頑張って、みんなのため、周りのために耐え忍ぶ。
だけど、周りはわかってくれない!認めてくれない…。
いつまで我慢し続ければ良いの…??
しとしと冷たい雨が続くせいなのか…
こんな声がちょこちょこ聞こえてくる今日この頃。
私も、そんな想いが心をかすめた事があります。
でもね、それはみんなのためじゃなかったのです。
黒い自分に気付きたくなかっただけ。
いい子じゃない、剥き出しの自分を見たくなかった。
例えば、大学生のころの私。
当時、男子高校生だった弟がけっこうやんちゃしておりました。
大人になった今、弟を持つ姉たちで集まると、「あるあるー!!なんか高校生男子って荒れるよね〜」みたいな話で盛り上がる(過ぎたことなので笑い話になる♪)のですが、当時は超真剣!!に悩みました。
あろうことか、自分にまったく悩みがないのにも関わらず、家族のことで勝手に苦しみ、周囲にいた友人や恋人を傷付けていました…。
母がイライラしてたのは更年期障害とか、すでにガン細胞に侵されていたけど気付いていなくてモヤモヤが外に出ていたから、とか母の問題だったのでしょう。
前述の通り、高校生の男の子なんてやんちゃな時期もありますよね。
学校サボったって死ぬわけじゃない!!
私が気にする事なんて何もなかったのです。
それなのに、長女気質の真面目な小夏ちゃんは、なぜか自分を責める…!!
私が大学入学とともに上京して、家を出てから弟も母も話し相手がいなくなったから荒れたんじゃないかなー…
とか、なんともおこがましいことを考えて勝手に落ち込んでおりました。。。
いやぁ、今思うとよくそこまで、図々しい深読みをできたもんだと感じますが、当時は本気でした。
思い詰め過ぎて泣きたいのに涙も出ずに、朦朧とした日々を過ごしてうっかり単位を落としそうになったり…
心の隙間を恋愛で埋めようとして、好意を寄せてくださった人を傷つけたり…
あぁ、もう思い出したくない黒歴史オンパレードです><。
そんな状態を私はどうやって抜け出したのでしょうか??
“ノートに描き出して自分の力で道を切り開いた”と言えれば格好いいのですが、人の力を借りました。
小夏さんはどうしたいんですか?
それって、いい子でいたいだけですよね。
自分の存在が家族にとって重要だって思ってもらいたいだけじゃないんですか。
当時のバイト先で出会った方が、ズバズバと痛いところを突いてきて、無理やり自分と向き合わせてくださったのです。
カラオケボックスだったのか、飲み屋の個室だったのか、もう思い出せませんが、人に見られない個室で、向き合いたくなかったものを表に出されてようやく私は泣けたのです。
うぎゃー、うわーん!!
子どものように泣いたら、ちょっとスッキリしました◎
その方は、私を信じて、しっかりと本質を突いてくださったのですよね。
結局、私は自分が可愛かったし、自分を認めて欲しかっただけ。
それなら、自分の好きなことを思いっきり楽しんで幸せになってしまえば良かったのに、家族のことに首を突っ込んでいたかった。
家を出ても、「私も家族の一員だよ」って一緒に悩んでいたかった。
そして、そんな黒い自分に気付きたくなかったのです。
いい子じゃない、剥き出しの自分を見たくなかった。
スッキリしたところで、ノートに気持ちを書き書き。
遠慮せずに、無理していた部分を手放すことにしました。
まずは、当時、お付き合いしていた方と別れることを決めました。
(いや、本当にごめんなさい…これ以来、弱っている時に恋はしないと決めましたよ!!)
それから、ちょっとずつノートを描いて、少しずつ気持ちを晴らしていきました。
もちろん、この一件だけで私の真面目ちゃんな長女気質が消えたわけではなく、ここから10年くらいかけて一枚一枚、積み重ねていたものを剥いできました。
当時のノートはまだまだカラフルでもなかったし、答えを探してもいたので、なんだか真っ黒ですけどね。
最近は、どす黒い自分に向き合うのも苦じゃなくなってきました!!
今度はどんな自分が出てくるんだろう??と、楽しみになっております◎
これは、やっぱりカラフルノートのお陰かも知れません♪
恐る恐るでも、自分と向き合ってみたい方。
カラフルノートを描いてみませんか?
出てくる自分はなかなか可愛いやつだったりしますよ◎
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