有償の仕事にも「ありがとう」を!
娘ちゃん2歳4ヶ月。
みんなと いっしょで おなかいたいのー
きょうは みんな いなかったのー
保育園で胃腸炎が流行っていて、クラスの多くのお友達がお休みしています...。
私と娘ちゃんは今日、飛行機で北海道へ帰省するのでちょっとドキドキ><。
どうか、飛行機の中で発症することだけはありませんように…!!
プロの仕事、本当にありがたいなぁ。
帰宅直前に保育園の外で、お友達が嘔吐した時に先生方の対応を拝見していて強く感じました。
さささーっと集まって、除菌スプレーやらバケツやら布やらホースに水やら持ち寄って素早く対処。
嘔吐してしまって、びっくりしているお友達の事もしっかり抱きしめてあやしている。
「娘ちゃんに(私にも)感染しませんように…」と、遠巻きに眺めている自分が申し訳なくなりました。
みなさん嫌そうな顔をするでもなく、本当にテキパキと動いていらっしゃる。
あぁ、いつもこうやってお仕事してくださっているんだなぁ、と改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
それが「有償の仕事」でも、やっぱりすごいなぁ、と思う。
お金を払ってサービスを受け取っていても、「ありがとう」の気持ちはきちんとお伝えしたい。
娘ちゃんと日々、笑顔で過ごしてくださるだけでもありがたい。
しかも、きっちり個人個人と向き合ってお仕事してくださっている。
保育士さん達の連携、本当に素敵だなぁ、と日々感心しております◎
昨日は、一足早く年内最終日だったので、「タオルやシーツを持ち帰るのを忘れないようにしないと!!」と思っていたら、すでに保育園バックの中に入れてくださっている!!
金曜日・祝前日前のオペレーションを個別対応してくださることに感動しました。
先日は娘ちゃんをお迎えに行った時に副園長先生が娘を見ていてくださったのですが、「明日、お楽しみ会で娘ちゃんにも楽しいことがあると思うので、なるべく●時に登園できるようにお願いしますね」と一言。
我が家の夫くんが日々遅れがち(苦笑)なので、担任の先生からお言付けされたのか、いつも朝のお出迎えをしてくださる副園長先生が個人的に気付いて行ってくださったのか、いずれにせよ日々の生活をきちんと見てくださっていることが伝わってきます。
会社員時代、ずっと接客販売業に携わっていたので、「いつもと違うオペレーションをする」ということも、「誰が対応しても同じ事をお伝えできるように情報共有する」ことも、とっても大切だけど簡単にできることじゃないと、感じています。
その精度を上げるために、私たちは日々、工夫をしていた。
それでも、どんなにできる人でも抜け落ちることもあるし、失敗してしまうこともある。
毎日同じ時間に働いていても情報共有は難しいのに、シフト勤務だと「いなかった時間に何があったか」知る努力や工夫をしなくてはいけない。
そして、「自分が居なくても問題なく対応出来るよう」伝える努力や工夫をしなくてはいけない。
「当たり前」のように提供されるサービスの中には日々の努力や工夫が詰まっている。
それは決して「当たり前」のものではなくて、「有る」のが「難しい」=「有り難い」ものだと思う。
だから、自分がサービスを受けるときは、そういった日々の努力や工夫に対して「有り難う(ありがとう)」ときちんと伝えたい。
そして、「有る」のが「難しい」ことなんだから、たまに失敗した場面に遭遇しても「いつもありがとう、次はよろしくね」と、言える余裕を持ちたい。
相手は人間なのだから、機械のように正確には動けない。
もしかしたら、その人はこどもの訃報を受けた直後かも知れない。
って、極端な例えですが、「我を失うほど哀しいことが起きている」かも知れない。
そうでなくても体調が悪いとか、なんかうっかりしている日(ありませんか?笑)なのかも知れない。
でもできる日もあるし、できる日の方が多いのがプロの仕事ですよね。
どんなにプロでも完璧な人はいない。
プロになる途中でたくさん失敗して精度を上げていく。
それが例え「有償の仕事」・「プロの仕事」であっても、きちんと提供されたサービスには「ありがとう」を伝えたい。
そして、何かミスをされても「次につながる成長の場」として投資の気持ちで「待つ」姿勢を持ちたいものです。