個人セッション業への想い
ひとは多彩な生き物。
いろんな色の糸を紡いで、織りなし、自分の世界を育んでいく。
でも、糸が絡まって“ぐちゃぐちゃ”になってしまう時がある。
いろんな色が混ざると、曇ったグレーの“もやもや”ができていく(ことがある)…。
絡まった糸は本来、自然にほどけていく。
ひとには、そういう力が内に秘められていると私は思う。
でも、第三者の手が入ることで、糸口が見つかったり、
綺麗にほぐせたり、ほぐれるまでの時間が短くなることもある。
糸がからまないような工夫を事前にすることも、できるかもしれない。
コーチング、カウンセリング、コンサルティング(時にはティーチングも)を通して、
目の前の人が心に秘めている“本音”を引き出し、つないで、組み合わせることで、
その人が“一歩、前へ進む”お手伝いを私はしたい。
今年は「個人セッション」事業を自分の中で育んでいきます。
だって、やっぱり多様性を受け入れて、お互い助け合うような優しい社会を作りたいから◎
個人が自立して、でも、人に身を委ねられるようになれば、小さく小さく社会は変わっていくと信じているから。
“講師”として、「やり方」を多くのひとに発信する。
ビジネス(社会活動)として「多くのひとが救われる方法」を生み出す。
大きな舞台で活躍されている方々が周りに本当にたくさんいらっしゃり、私はとっても、とーっても憧れていた。
なんとなく、「ビジネス(社会活動)として大きくしないと!」みたいな気持ちに囚われてしまっていた時もある。
でも、ビジネスを大きくした友人と飲んでいた時に、
それはもう、こなっちゃんがやりたいのは、何を言おうとコーチだね。
別に、スケールさせ(大きくし)なくてもいいんでしょ。
って、言われて、「大きくしないでいいんだ」って身体が軽くなったのです♪
「そうだよね、私、そんなにスケールとか求めていないんだった!」と(笑)
ひとそれぞれに丁度良いやり方は違う。
ひとは変わって行く生き物だから、同じ人でも時によって心地よい言葉は違う。
だから、目の前のひとに全力で集中して、その人の本音を引き出したい!!
ひとり、ひとりに丁寧に向き合いたいから個人セッション(コーチ業)なんですよね。
でもコーチ業って、なんだか「すごくちゃんとした人」がやるイメージが強かった。
自分自身が七転び八起きの試行錯誤を繰り返している途中だし、そんな私がやっていいんだろうか…?と不安でした。
一方で、子育てとかは夫くんと娘ちゃんのお陰であんまり悩んだことはなくて、だから「悩む人の気持ちがわからないんじゃないかなー」とか思ったりもした。
でもね、一生「ちゃんとする日」はこないのですよ(笑)
たぶん、ずっと試行錯誤を続けていくし、それが私は好きだし、楽しい!!
子育てにあまり悩まないのは、30年近く自分の人生に悩んできて、それを「えいや!!」と吹っ切ってしまった&子育てを通して吹っ切っているからでもある。
じゃぁ、「今の私がやってもいいじゃん!!」って思えたのです。
そして、最後に個人から「お金を受け取ること」への抵抗感を和らげてくれたのは、産後ドゥーラの同期たちだった。
私が「やってきたこと」、「できること」へ喜んでお金を払ってくださる人たちがいる。
個人セッションを依頼してくれたり、講座を依頼してくれたり、する方がいて、それを活かして“次の行動”へ進んでいかれる。
目には見えないけど、“何か”がそこには確かにあった。
あ、「価値を生み出せているのかも知れない」そう、信じることができた。
やりたいんだし、「やって欲しい」って言ってくださる方もいるんだし、やってみよー★