石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

チームも発達していく!

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娘ちゃん、2歳8ヶ月。 

 

ダブルはね わたしの こころを たすけては くれないのよ

だから だでぃ が たすけて くれたの

 

ダブルは むすめちゃんの おともだち なの

シンガポール から ほっかいどうに いっちゃったの

ダブルは きげん が わるい ときが あるのよ

 

 

私が、チームワークについて夫くんに一生懸命話をしているのを見ていて、自分もお話を聴いてもらいたくなったようです。

「ダブル」という女の子のお友達がいるとのこと。

なんだか赤毛のアンみたいだなぁ…!

 

 

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今週末のワークショップ作りのために、チームワークについて勉強しております。

パートナーシップを掘り下げていくと、チームワークを避けては通れません!!

夫婦や家族は“最強のチーム”と言うからには、「チームとはなんぞや??」と言う問いへの答えを自分なりに育んでおきたい◎

 

 

経験則からきている「チーム」の定義は自分の中にもあるのですが、根拠をしっかり掴みたかったので、研究をベースにした本を手に取ってみました。

ビジネス視点のチームワークやマネジメントに関する本はたくさん読んだけど、心理学ベースの基礎研究のようなものは恥ずかしながら読んだことなかったなぁ…。

 

 

 こちらの本は分厚い学術書ではないのですが、さくさく読めて良かったです。

 10年近く前に書かれた本なので、最新ではないのですが、チームの枠組みを捉えるのにピッタリでした。

 

 

 

読みながら、“小夏のおと♪”を描いてみました!!

描きながら読むと頭に残りますね。

 

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興味深かったのは、チームにも発達段階があるということ。

(チーム研究では当たり前の話なのかも知れません。)

 

メンバー全員がリーダーシップを取って活動していく、理想のチームになるには時間がかかるのです!!

って、書くと「当たり前」のように感じますよね。

 

 

でも、私はそこの認識が甘かったのです。

だから、最初から夫くんにもリーダーシップを求めてしまっていました。

 

私たちが家族になったばかりの頃は、リーダーのコーチング(メンバー自身の心の中から、自律的なやる気と行動を引き出して、成長を後押しする働きかけ)が軸となる幼年期や青年期に当たる時期。

いきなり、夫くんにリーダーシップを求めてもうまくいかないのは、仕方ない…。

この時期は、マネジメントが強く生きる時期なので、リーダーやマネージャーという存在が必要になるんですね。

 

途中で、マネジメントやリーダーシップの特性は私の方にありそうだ(代わりに、夫くんにはめちゃくちゃ実行力があります!!)と、方向転換したのは良かったです。

まぁ、それまで散々夫婦喧嘩を繰り返しましたけどね><。

理想のチームの形を追い求め過ぎて、自分たちの現状に合わないやり方を試してしまっていたんだなぁ。。。

 

 

これ、チームワークに限らず、私はよくやっていました。

“素敵だなー”と感じる方の行動だったり、“これだ!!”と思える解決策だったり、「理想の姿」が見えると、いきなりそこへ辿り着こうとしてしまう。

でも、結局、私は私の身の丈に合う事しかできないのです。

 

だから、小さく工夫を積み重ねていく。

小さな実践を繰り返していく。

でも、理想を諦めない!!

 

 

そうやって試行錯誤をていたから、時間はかかったけど我が家は適切な人材配置ができていったんじゃないかなぁ…。

運良く、我が家の場合は夫くんへのコーチングは本人に求められて提供していましたしね(笑)

あと、幼年期にチームの土台となるビジョンや存在意義の共有をしていたのも大きかったと信じています。

 

チーム石島家はやっとこ青年期から壮年期が見えてきたあたりでしょうか。

ちなみに、理想のチームとなった壮年期の状態になった後、再活性化する変革のタイミングを見逃すと価値観が固定化して老年期となってしまうようです。。。

チームって本当に人間らしい存在なんですね。

 

余談ですが、2008年の出版時点で、

 

チームワークとチームの創造性の関係性について直接実証的に検討した研究はほとんどありません。

(中略)

オカダとサイモン(1997)は、近年、ノーベル賞の多くが複数の研究者で構成されるチームに与えられるようになってきいて、中でも二人で構成するチームが多数を占めていることを指摘しました。

二者間の場合、互いの役割分担に関する認知共有をはじめとして、コミュニケーションが円滑に、かつ充実した形で成立しやすいと論じています。

(中略)

優れたチームワークは、チームの創造的パフォーマンスを促進する可能性を高く持っているのかも知れません。

この点については、これからの研究に期待したいと思います。

 

と、ありました。

この10年でこの辺の研究は進んできている気がするので、もっと深めてみたいと思います。

 

今、読んでいるこちらの本が、まさにその部分に触れている感じ。

1ページ、1ページに書かれた一言、一言に唸りながら読みすすめております。

さくさくではなく、じっくり読みたい一冊…!!

POWERS OF TWO 二人で一人の天才

POWERS OF TWO 二人で一人の天才

 

 

我が家を通して、パートナーシップと創造性の関係性について直接実証的に検討した研究も続けよっと♪