石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

誰がどうやって育んでいるのか?

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娘ちゃん2歳7ヶ月。

 

むすめちゃん ぼくじょう いったのー

うしさん みかんのかわ たべてたね〜

ひつじさん たべたのー

こんどは ぶたさん が いいなぁ

 

今日は八王子にある磯沼ミルクファームさんへ。

京王線山田駅から徒歩5分くらいのところに素敵な牧場が…!

 

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「八王子生まれの羊を食べる会」に参加して来ました♪♪

実は昨年の春くらいから、友人に声をかけて頂いて、こちらの牧場で育つ羊さんのオーナーになっていたのです。

 

東京で放牧された羊さん。

人が食べられるような野菜や、地ビール「COEDO」の酵母などを食べて育っているグルメな羊さんを、新鮮な状態で頂く幸せ◎

 

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娘ちゃんも夢中でもぐもぐ!!

羊さんや「有難豚(ありがとん)」のオーナー制度を手掛けていらっしゃる高橋希望(たかはしのぞみ)さんのお話もお伺いする事ができました。

 

私の実家は宮城県で養豚場をやっています。

東日本大震災の時、私たちも津波の被害を受けました。

 

数日後に、「きっともう駄目だろう」と牧場に戻ったら、そこに豚たちがいたんです。

あのエサを入れる大きなケースがうちの牧場にもあってですね、それが倒れていたんですが、津波で濡れずに無事だったんです。

豚たちは鼻が効きますから、そこの中に入っていって、美味しくご飯を食べていたんです。

豚たちにとっては、ごはん食べ放題のパラダイスだったんですね。

 

私たち、人間は「この先どうなるんだろう…」と、不安で暗くなっていたんですが、豚は喜んでごはんを食べていた。

その姿を見て、「豚たちを見ろ!私たちも負けてはいられない」と、励まされたんです。

 

その後、牧場もすぐには再開できないので、こちらの牧場で有難豚という宮城県生まれの豚を育てさせて頂いたんです。

そしたら、15頭も赤ちゃんが生まれまして、普通は豚の赤ちゃんは一度に10頭くらいしか生まないんですが…本当にすごい!!

 

私たちが食べている豚や羊がこうやって育っているって知って欲しい。

そして、こうして育った豚や羊をどうやって食べるのか?

誰と食べるのか?

そういところまで、味わって欲しいと思ってオーナー制度に取り組んでいます。

 

(記憶に基づく記述なので、ご本人の話との多少のズレはご容赦くださいませ!!)

 

うんうん、食べ物だけじゃなく、私たちの身の回りにあるもの全て、誰かが育んでいるものなんですよね。

どんな人がどうやって作っているのか??

やっぱり、私は人の想いが込められているものをありがたく頂きたいのです。

 

 

実は、我が家の電気もこちらの磯沼ミルクファームさんで作られているのです。

みんな電力さんで、一般社団法人八王子協同エネルギー “はちエネ” の「かあさん牛のヨーグルト工房発電所」を応援しております。

 

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こちらがそのソーラーパネル!!

娘ちゃんと「ここでおうちの電気を作っているんだよ〜」と、一緒に見学しました。

 

 

そして家に帰ってから、本橋成一さんの「屠場」という写真集を娘ちゃんと眺めたのです。

こうやって、命を頂いているということはしっかりと伝えていきたい◎

 

屠場

屠場