石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

8月6日に想うこと

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日本に原爆が落とされて良かった。
私の祖父母は日本軍に酷い目に遭わされた。
戦争が終わらなければ、酷い状況が続いてた。
原爆で戦争が終わって本当に良かった。

 

 

高校生の時、関わっていた国際交流キャンプでは毎年、原爆の体験記を聴くことが一大イベントでした。
故山岡さんが、「アメリカは憎んでいません。戦争を憎んでいます」と熱意を持って伝えてくださった後に、アジア(確か香港だった気がする)からの参加者が発表してくれた言葉。

 

 

その時はグループワークで他のアジアから来た参加者の方々も自国で伝えられている日本軍のアジア侵略について教えてくださいました。
日本人参加者の中には「そう言ったことを知らなかった…。恥ずかしい。」と涙をする方も…!

 

そんなことをこちらのブログを拝読して思い出しました。

youshofanclub.com

 


そういえば、小学生の頃、ひめゆりの塔で手記を読んだ時は衝撃だったなぁ…。
日本軍に捕まるより、アメリカ軍に捕まった方が「人間らしい」対応を受けたという話が強く印象に残っています。

もちろん、紳士的な日本人だって中にはいたと思うし、史実は何がどこまで本当なのかわからない部分もあるのだと思います。

だけど、そう言った印象を与えていることは心に留めておきたい。

 

 

そんなことを感じた8月6日。
キャンプ仲間達が中心となってアジアで初開催しているワールドピースゲーム。
その創設者であるジョンハンターさんの講演を家族で聴きに行ってきました。

 

ジョンハンターさんが出演しているTEDの動画はこちらです。

www.ted.com

 

これを見て2014年にアメリカへ飛び立っていったお二人の行動力…!!

私がキャンプに夢中になっていた頃からは、いつの間にか15年以上が経ち、キャンプの団体はもう解散してしまったけれど、卒業生がいろんな場で活躍している。

18-19歳の頃、キャンプのコアスタッフをしてた頃、自問自答して(密かに苦しんで)いた「この小さなキャンプに何の意味があるんだろう?」という問いかけの答えの一つを、昨日は目にしました。

 

 

“empty space”

 

…余白。

キャンプの中で、解決策や意味なんて見出そうとしなくてよかったのだなぁ。 

20歳前後の頃の私には目に見える“結果”や“意味”が欲しかった。

でも、そこに“empty space”があれば、自分自身も参加者の皆さんも自然と答えに辿り着いていく。

小さいけど、キャンプは確かにそう言った場だった、と時を経て確信することができました。

 

 

ふぅ!!人の変化や成長って本当に面白い!!

私も娘ちゃんにたくさんの“empty space”を用意したいなぁ。

そして、7−8年後、彼女がワールドピースゲームに参加できますように!!

そんな願いを込めてささやかながら、応援を続けていきます。