石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

がむしゃらにやらない価値

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仕事を辞めるときに決めたことがあります。

10年くらいは種を蒔くつもりで、ゆるゆる働く

焦って自分を急かさない。

 

いや、個人事業主としてはなんと生ぬるい!!ってお話だと思います。

私自身もベンチャー企業に勤めていたことがありますし、今でも経営者や個人事業主の諸先輩方、友人・知人からもたくさんお話を伺ったり、側でお仕事を見させて頂いたりしています。

だから、がむしゃらにやるというのは一つの解だと感じています。

 

でもね、それだけが解ではない。

私に取って「仕事を辞める」ということは「枠組みを外れる」ことを選んだということ。

だから、起業に対しても枠組みから外れてもいいんじゃないかなーと感じています。

 

 

私はこどもと過ごす時間もやっぱり確保したい。

特に最初の3年間は肌を離さないで、気力体力の続く限り抱っこしていたい。

こっちは初期投資期間というか、がむしゃらにやる(=時間をかける)期間が「今」だと考えているのです。

で、あわよくば2-3人のこどもと一緒に育ちたいなーと考えているので、10年くらいは仕事は、少しゆるめにしたい。

 

 

でもね、やっぱりゆるくやるって抵抗があるんですよ!!

世の中にはがむしゃらに仕事も子育ても頑張っていらっしゃる方々が数多いらっしゃる。

自分で事業をされる方も、みなさんがむしゃらに突き進んでいらっしゃる。

 

そういった方々に囲まれて、「別の選択をする」ことはとっても怖い。

自分が怠けているんじゃないか…と、妙な罪悪感を覚えるし、どーしても不安になる。

 

あぁ、そわそわする…!

 

 

けどね、最近、ブログを読んでくださっている方やドゥーラの同期の方々から、いろんな言葉を頂いて、やっぱりこれでいいんだなぁって思えるようになりました。

 

私はゆるゆる働いているから、立ち止まって考えることができる。

家族との関係や娘ちゃんへの接し方も冷静に振り返ることができるし、色んなことを試すことができる。

そして、それをブログにまとめて人に伝えることもできる。

 

同期内でのグループを作ったり、名簿作ったり、打ち上げや勉強会を企画したりもできる。

そして、そこに対して対価を払いたい(コーディネート料取ってー)と提案してくださる同期の皆様がいる。

 

お陰様で、これはこれで一つの価値なのかも知れないなーと考えられるようになってきました。

私はがむしゃらにやろうとして、とにかく動いていると、すぐにいっぱいイッパイになってしまて、相手を思いやる力がどんどん低下していってしまう…。

そして、仕事の精度も、できることも、落ちていく。。。

 

 

自分を一番いい状態に持っていくこと。

これもプロ意識なのかも知れない。

だから、がむしゃらに働かない。

 

 

そして「人と接すること」を生業とする以上、自身の心に余裕がある状態でいることが、一番の資本になる。

これは本当に大切なんだなぁ、とじわじわ感じております。 

 

 

もちろん、「やらなくていいやー」という訳ではなく、ある程度は期間を決めて前に進む。

ちょっとずつでいいから、歩みを止めない。

「やり続ける」覚悟を持ってゆるゆるやるのです♪♪