石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

90分で終える

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しっかり90分以内で終えること。

 

私がお子さま連れのワークショップを開催している時に、気をつけていることです。

ワークショップって自分が開催するものも、人が開催しているものも時間がオーバーすることが、しばしば。。。

 

時間厳守は心がけているのですが、目の前の参加者の方々の熱の入り具合を見ていると、「時間の許す限りそのまま続けて欲しい」と感じてしまったり。。。

その熱が入るまでの時間も加味して、熱中時間をうまく采配するのもファシリテーターの腕の見せ所なのでしょう。

でも、自分が参加した時に「もっと皆さんと時間を共にしたい」と感じることがあるし、その想いを受け止めてもらえたら嬉しい。

時間感覚はひとそれぞれなので、この辺りも正解はないのかも知れません。

 

あ、ビジネス向け研修だと時間厳守なことも多いかな。

みなさん、次のお仕事がありますもんね。

場の空気によって、やっぱり変わるのだよなぁ。

 

 

ただ、何度もお子さま連れワークショップをやっていて感じたことがあります。

3歳くらいまでのお子さまは、親が自分以外のもの熱中している場にいるのは90分が限界だなぁ…ということ。

いくら、おもちゃがあったり、他の方が遊んでくださったり、していても!!やっぱり同じ場で親が何か他のことに集中しているのは落ち着かないのだと思います。

 

だから、90分を過ぎるといろんなお子さまのご機嫌が斜めになってくる。。。

そうなると、親は親で集中できないし、騒ぐお子さまにイライラしたり、逆にお子さまに向き合えない自分に自己嫌悪してしまったり、お互い幸せじゃない空気になってしまう。

願わくば、お子さまは信頼のできる方にお預け頂くのが一番だと感じていますが、そう簡単にもいかないご事情もお察ししたい!!

 

しかもお子さま連れの場合は、途中退出もあるし、一時中断もある。

こちらの思惑通りにプログラムが進まないのが当たり前!笑

だから最近は、「時間があったらやろう」、「時間があったら話そう」というカットしてもOK♪なコンテンツを予め用意しています。

 

 

不慣れな頃は、それでもプログラムを全部ご提供せねば!!と、頑張ってしまうこともありました。

その場の空気で判断して、最後の振り返り(皆様に感想をいただく時間)をカットして会を終えてしまうこともありました。

そんなことを繰り返しているうちに、なんとなく時間感覚が掴めてきました。

そして、一番大事なことを盛り込めれば、あとは(いい意味で)なるようになる!!と、思い切って手放せるようになってきました。

 

 

お子さま連れでもそうでなくても、長引いてしまうと情報が多すぎて疲れますしね。

足りないくらいが丁度良い。

それは、ご自身の中に新しいものを生み出す余白を残すということでもある。

 

今のところ、この90分という時間が私にもお子さまたちにも丁度良いと感じています。

でも、時間感覚って歳とともに変わっていくものだから、未来の私は違うことを言っているかも知れないなー。