カラフルノートin English
“Googleの研究で、心理的安全性が生産性を上げるという事が明らかになっていますが、
このカラフルノートは心理的安全性を高めてくれるとてもパワフルな手法だと信じています。
驚くことに、今までセッションを受けたほぼ全員が、この時間に満足しているのです。 (楽天技術研究所 所長 森正弥さん)”
(英語でのご説明だったので、要約&意訳です。)
先週、法人向け相互理解セッションを楽天技術研究所さんにて、英語で行いました。
冒頭の言葉はセッション前に、所長の森さんがカラフルノートをご紹介くださったもの。
Googleさんの研究において、心理的安全性が生産性を上げるということが明らかにされております。
心理的安全性(Psychological safety)…不安や恥ずかしさを感じることなくリスクある行動を取ることができるか
(bizhintさんの下記記事より抜粋)
自分の心を素直に表現出来る関係性
目立ちたくない。
人の目が気になって行動できない。
こう感じると、人はリスクある行動を避ける傾向にあります。
そんな想いは、相手との信頼関係が不安定だから起きるもの。
家族に、何でもかんでもズバズバ言える(イライラ八つ当たりできる)のは、
そこに心理的安心性があるから。
相手への信頼を育むためには対話が不可欠。
人格を温かく受け止めた上で、相手に対して伝えたいことは伝える。
ですが、組織でも家族でも言葉だけで対話していくのはとても難しい作業。
ところが!!
カラフルノートは言葉を飛び越えるのです。
絵でも文字でも点でも線でも、なんでもいい。
なんにも考えず、おもいつくまま、ただ描くだけ。
一見、ものすごく単純な作業ですが、
次のようなステップを踏みながら心の壁を外していきます。
(*時間や人数、目的によって3,4,5のステップや組み合わせは変化します。)
1,まずは『今』感じていることを、描いてみる (現状把握)
2,利き手とは逆の手を使い『考えずに描く』ということを体験する(瞑想→オープンマインド状態を生み出す 常識や他者の目から飛び出す体験をする)
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3,右手に戻り、チームメンバーのイメージを描く(相互理解の促進、他者から見た自分を客観的に見ることで自己認識を深める)
4,その上で自分自身の世界を描いて共有する(自分のコアバリューやビジョンを表現してシェアすることで、互いの理解を深める)
5,自身のコアバリューやビジョンを体現するための行動を宣言して共有する(具体的な行動へ繋げる)
どうしてもペンを持ってノートに書く=考えるという癖が私たちにはついています。
だから、カラフルなペンを使って、白黒のノートから離れる。
そして、無地の真っ白なスペースに自由に描いていくのです。
とはいえ、いきなり素直に描くのは難しい。
だから、利き手とは逆の手を使って、考えずに描く時間をとります。
利き手と同じように描こうとするのではなく、ただ手が動きやすい方向を確認しながら、無心で描く。
できあがるのは、こどもの落書きなような表現。
これがまた、芸術的だったりもするのです。
(数式で同僚を表現するあたり、さすが技術職の方々…!!)
相互理解セッションではお互いが描いたノートをシェアすることで、
・自分の表現を相手に伝える
・相手の表現をそのまま受け取る
・お互いの相違点や共通点を共有すること
が、できます。
ご感想①
自分を客観的に見つめてみるよい機会になりました。他の人は私のことをこういう風にポジティブに感じて下さっているんだ、という新しい気づきを得ました。
あと、今まであまり交流がなく、気が付かなかった他の参加者の方の人間らしさや個性も見えてきて、相互理解の助けになりました。
今までは話しかけ辛いとおもっていても、実はみなさん人間らしい一面があって、気さくな方だったんだ、もっと積極的に交流していいんだ、と思えたことは、今後のコミュニケーションのあり方を考えなおしてみるよいきっかけになりました。
ご感想②
「互いに個性を尊重し合うことで、真の多様性が育まれる」、そのことを改めて認識することが出来たトレーニングでした。私が普段 職場では、見せることがない面も、知らず知らずのうちに参加者の方々が何となく知っていることを初めて認識し、かつ、本日のトレーニングを通じ、参加者の方々の個性を再認識することが出来たと共に、新たな発見もありました。また、「人というのは、多面体である」と思いました。
(楽天技術研究所でのセッションのご感想)
そう!職場のメンバーにだって人間らしい面があるのです。
役職に囚われない、その人そものを受け止め合う。
そういったところから心理的安心性が育まれていくと私は信じております。
カラフルノートの法人向けセッション、近々HPを整えますが、
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