見えない（見えにくい）からって何もやっていないわけじゃない
炊事洗濯掃除＆子守だけが家事育児ではないし、
外に出て働くだけが仕事でもないのだよな。
最近、しみじみこんなことを感じております。
なんというか、見えないものってやっぱり認められにくいですよね。。。
我が家は夫が思いっきり外で働きながら、
家で家事育児もがっつりやっているので、
お褒めの言葉を頂くことがとても多いです。
でもさー、うちの夫、ずるいと思うんですよね。
見えるところでばっかり活躍してるんだもん！！
（夫は舞台の上に立つ気質ですし、
そこは活かして生きて欲しいと、
コーチ業目線で後押しもしているのですが。）
私は炊事洗濯掃除＆子守を一人でやるのは苦手だけど、
それ以外の表に出ない家事を結構やってもいるのだ。
見えない（見えにくい）からって何もやっていないわけじゃないのです。
これね、見えない（見えにくい）部分を担っている人って、
自信を失いがちなのだと感じております。
私もしょっちゅう自信が無くなる。。。
何もやってないと言い（言われ）ながら、
実は結構やっていることがあるはずなのに、
自信をなくすと、どんどん行動できなくなっちゃう。
それは、勿体無い！！
大丈夫、私たちにだってやっていることはある◎
ちなみに、実家で父が担っていた家事育児は、
我が家ではほとんど私の担当だったりします。
（車の運転は夫の方が上手だけど。）
父が主に担っていたのは、
・庭の手入れ（草むしりや草刈りから、植木購入などなど）
・保険やローン関係のリサーチ＆見直し
・インターネット回線や家電などの導入＆見直し
・ホームセンターや電気屋に売っているもの全般の買出し
・自治会（町内会的なもの）、こども会、スポーツ少年団（小学校の部活は地域で運営されていた）の仕事全般
・週末のお出かけ（週末は父と遊びに出かけた記憶が多い）
・自転車のメンテナンス
・日曜大工
・大掃除のワックスがけ、障子貼り
・写真アルバム作成、ビデオ編集
・遠出する時の車の運転
・旅行の企画運営
などなど。
大学生くらいまで私はずっと家事育児を担っているのは母だと思っていたけど、
こうやって見ると父がやっていたことも結構多いんですよね。
私は二人の背中を見て育ったのですね。
こんな感じで、男性が担っている家事も結構あったりするけど、
男性自身に家事をしているという自覚がないこともあるようです。
それも勿体無い。。。
一方、うちの父は自営業（陶芸家）で、家の敷地内で仕事をしていたので、
母は家に来たお客さまにお茶を出したり、お礼状を書いたり、
父のお弟子さんのお昼ご飯（まかない）を毎日用意したり、
他にもいろいろと父の仕事のサポートもしていました。
自分が自営業になってより強く感じますが、母のサポートは仕事です。
もっと母の見えない仕事を小さい頃から認めてあげたかったなぁ。
もしかしたら、母も
「お父さんばっかり認められてずるい！」
って思っていたかも知れない。
いや、そんなこと言ったら、
「小夏ちゃんと一緒にしないで！」
って怒られるかな…笑
結局、隣の芝は青い！！のですよ。
他の人はたくさんやっているように見えちゃうの。
これは自分自身に対しても、パートナーに対しても言える事。
確かに、うちの夫は素晴らしい。
仕事しながら家事やって子どもと遊んで、私のこと構ってくれて、
大好きだし、尊敬しているし、愛している。
だがしかし！！
旅行の計画とか、不動産探しとか、家電導入とか
住宅ローンとか保険とか資産運用とか、家具の組み立てとか、
さくさくテキパキこなしている友人の夫が羨ましく見えることもあるのです。
見えるところで活躍しているからって万能なわけじゃない。
私も万能じゃないし、夫も万能じゃない。
だから、一緒に暮らしているのだよなー◎
「やっていない」部分に目を向けるより、
「やっている」部分に目を向けた方が、
自信もやる気も生まれるし、自分にも相手にも優しくなれる。
自分にも相手にも「減点主義＝できてない部分を責める」のではなく、
「加点主義＝できている部分を認め合う」ことができたらいいですよね。
私も夫と暮らして８年が経ち、大分、加点主義になってきたかな？笑
夫婦が互いに認め合っていると、
こどももいろいろ認めてくれるようになって、ありがたい！！
（昨日、部屋を超キレイにしたら娘にめっちゃ感謝されました♪）
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