石島小夏のカラフルノート

カラフルノートで“思考”を可視化して、自分と向き合う&相手に伝える…!

ドゥーラの料理と私の手抜き♪笑

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神楽坂石島亭♪ 本日のお料理は

 

・青菜の白和え

・ひじきと人参&こんにゃくのそぼろ煮

・里芋と桜海老のお焼き(一部は焼かずにお団子)

・根菜の煮物

・土鍋炊きごはん

・ワカメと豆腐のお味噌汁

・さつまいもの黒ごま&きな粉がけ(おやつ)

 

(所要時間90分)

 

 

産後ドゥーラ養成講座実習編、最終日は「産後の献立と食材」について、管理栄養士の岡本正子先生にお話をお伺いした後に、調理実習を行いました。

で、終了後、「ご飯、おかず3品以上、汁物を60分を目安に作成」という宿題が出されました、取り敢えず家にあるもので挑戦!!

まずは自分の力量を見たかったので、レシピは一切参考にせず、「何ができるかな〜」と作りながら考えていたら、配分を見誤り大幅に時間オーバー…。

 

お豆腐みたら白和えが食べたくなって作っちゃったけど、ドゥーラの訪問先で作るには適さなそうだなぁ…作ってすぐ食べたいものだし。

なんとなく、ご家族のために油を使った料理も一品くらいあった方がいいかな〜と思ってお焼きにしたんだけど、大人しく「青菜と里芋と桜海老の炒め物」にしておけば良かったな〜写真に撮ったら緑が少なくて寂しい…

と、反省点も盛りだくさん…(苦笑)

 

まぁ、反省点がたくさんあるのは良い腕試しになったということでしょう◎

次回は70分以内を目指して頑張ろー!!

 

 

さて、産後ドゥーラのお料理は基本的には産後のお母さんの体を癒し、美味しい母乳を作ることを目指します。

そして、そのまま離乳食としても取り分けて使えるようなもの。 

だから、出汁をしっかりとった和食が中心。

砂糖やみりんは一切使わず、油もあまり使いません。

そして、産後身体が回復した後は、お母さん自体が自分で作っていけるよう「難しくないもの」を。

 

 

でもね、やっぱり「ちゃんとしたもの」を作っているんですよね。

現役共働き家庭の端くれとしては、少しでも手間を減らしたい!! 

折角、専門家とお料理をしているので、ちょこちょこ「手抜き技が栄養やアク抜きなどの観点から問題がないか?」などをお伺いしてみました。

 

 

①汁物などの冷蔵保存は鍋に移して火にかけるのでなく、電子レンジで温めるのでも再加熱として問題ない(食中毒の心配はないか?)

 

→電子レンジでも殺菌効果があるようです。

 

常備菜は食中毒を避けるために再加熱が必要なのですが、鍋に移して再加熱するのは洗い物も増えるし手間ですよね?(我が家はホーローなのでそのまま火にかけますが…。)

電子レンジでも「火を通す」ことになるようです◎

 

 

②煮物を作る時、だし汁で煮るのではなく具材と水、料理酒の中に昆布を直接入れて煮てもいいか?

 

→先生には「私はしないわね。」と言われてしまいましたが、「重ね煮とかもあるし、昆布を切って入れる人もいるし、本人が気にならないならいいんじゃないからしら。」とのこと。

 

私は実家の広いキッチンなら大きな鍋で一気に出汁を取るんですが、自宅の狭いキッチンで大きな鍋で出汁を取るのは面倒だと思ってしまうんですよね。。。

なんだろう?大きな鍋を洗ったり、出汁を別の鍋に移したり、そういうことを狭い場所でやるのが苦手なのかなぁ。

 

だから、煮物を作る時は昆布と具材、水、日本酒を最初から一緒に煮てしまいます。

特にお魚や骨つきの肉などと一緒に煮る時は、昆布だけで十分美味しいし、家族も我が家のお客様も「美味しい!」と食べてくださるので、それでいいのかなーと。

あと、これは「顆粒のほんだし」の代わりに「昆布」をポンと入れるだけなので、本当に簡単メニューなのです。

 

 

③ほうれん草は大きな鍋で湯がかないとアクが残って危険なのか?

 

→「アクにはいろいろな考えがあって、野菜のアクはむしろ食べましょう!という専門家もいる。料理によってはアク抜きをした方が綺麗にできる時もあるし、状況によりけり。 ただ、「湯がく」ことには「農薬を落とす」効果がある。」とのこと。

 

前述の通り、大鍋でお湯を沸かすのが苦手なので、少量の水で蒸し炒めでもアリかしら?と、手抜きおひたしを作っていた私(笑)

でもアクとか大丈夫なのかなー?と、ちょっと不安だったのです。

どうやら、無農薬なら蒸したり、炒めたりでもいいけど、農薬を落としたければちゃんと湯がいた方がいいようです。

 

応用編として、一口コンロしかなかった一人暮らし時代はレンジでパスタ容器でおひたしを作っていました。

火口がないときは、電子レンジも大切な火力ですからねー。

でも、無農薬じゃないとダメなのか…それもアンバランスですね(笑)

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

 

 

ただ、産前産後の「電子レンジ調理」は、電磁波の事もあるから避けたほうがいいと先生は、おっしゃっていました。

 

 

先輩ドゥーラさんも、今までの先生方も「まず、自分が丁寧に暮らすこと」を説いてくださいます。

それは産後ドゥーラにとって、とても大切なことで、私も目指していきたい。

だから、自分が訪問先で作る料理は手を抜かずに出汁からしっかりと作るつもりです。 

 

 

 でもね、普段はできている方でも「産後はできないこと」がたくさんあってもいいと思うんです。

私は、あんまり「丁寧にやって頂く」と「できない自分」が強調されて「ごめんなさい><。」と責められているような気持ちになってしまう。

だから、「大変な時はあっためるだけでいいんですよー」とか、「電子レンジでもおひたし作れちゃうんですよ!」とか、そういう逃げ場を用意していたいのです。

 

 

それに、お伺いした家庭の方が昔の夫くんのように、「家にあるパンを焼くのが面倒でコンビニ弁当を買いにいく」、「実家から送られてきたお惣菜を解凍するのが面倒で冷凍庫にひたすら溜まっていく(私が、夫くんの家に行くたびに解凍してました。。。汗)」 とういう方かも知れませんしね(笑)

これは極端な例ですが、せっかく丁寧に作って差し上げても、食べてもらえず冷蔵庫の肥やしになっていたら意味ないので、各家庭にあった提案ができるようになりたいのです。

 

 

 

一般社団法人ドゥーラ協会 主催、産後ドゥーラ養成講座受講記録はこちら◎

産後ドゥーラ養成講座初日☆ - 石島小夏のおうちごと♪

産後ドゥーラ養成講座初日レポート① - 石島小夏のおうちごと♪

産後ドゥーラ養成講座初日レポート② - 石島小夏のおうちごと♪

産後ドゥーラ養成講座2日目レポート①北米の家庭支援に学ぶ支援者のあり方 - 石島小夏のおうちごと♪

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